【プレスリリース】市民を対象としたオンライン・グループインタ...

【プレスリリース】市民を対象としたオンライン・グループインタビューを実施 「仙台市の未来」についての市民の“本音”を公開

〜92%が「東北のまちは、住民自身で作るものだと思う」と回答〜

報道関係各位
                                                          
一般社団法人IMPACT Foundation Japan(本社:宮城県仙台市/代表理事:竹川 隆司、以下インパクトジャパン)と、クオン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:武田 隆、以下クオン)は共同で、2020年8月に取りまとめられた「仙台市基本計画中間案」について、市民を対象としたオンライン・グループインタビューを実施。その結果を仙台市が後援するコミュニティサイト「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」で公開いたしました。(https://sp.beach.jp/KOKOROIKIRUHITO/lp/sendai-voice2020/index.html

仙台市ホームページによると、2020年8月に取りまとめられた「仙台市基本計画中間案」に関して、仙台市では、パブリックコメントや中間案説明会、市民参画イベントを実施。寄せられた市民の意見と、それらに対する仙台市の考え方についてまとめられた内容が、2021年3月に仙台市ホームページで公開されました。

インパクトジャパン代表理事 竹川隆司が仙台市総合計画審議会委員を務めていたことから、インパクトジャパンとクオンは、仙台市主催で実施するパブリックコメントや説明会、参画イベントとは別の形で、よりさまざまな意見を寄せてもらえる方法を検討し、この度、コロナ禍の制約された環境を考慮して、オンライン・グループインタビューを実施しました。

仙台市⺠のみならず、将来の仙台市⺠(移住希望者)にまで対象を広げ実施した結果、コロナ禍の制約された環境にもかかわらず、さまざまな「インサイト」を得ることができました。また、東北で活躍する社会起業家6名に、寄せられた意見に対してコメントをもらうことで、生活者と自治体と社会起業家が「仙台市の未来」を軸につながり、インパクトジャパンとクオンが共同で運営し、仙台市が後援する「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」の新たな活用可能性が確認できました。
仙台市基本計画中間案(仙台市ホームページより)
https://www.city.sendai.jp/sesakukoho/gaiyo/shichoshitsu/kaiken/2020/08/25chukanan2.html
コミュニティサイトで、仙台市民の本音を聞きました!
https://sp.beach.jp/KOKOROIKIRUHITO/lp/sendai-voice2020/index.html

■オンライン・グループインタビュー概要
オンライン・グループインタビューとは、インターネット上に設置したクローズドな「部屋」に参加者を集め(1部屋あたり10名程度)、複数回にわたりオンラインでインタビューを行う手法。匿名かつオンラインのため、参加者はお互いに社会的な⽴場を気にすることなく、いつでもどこからでも参加が可能となる。そのため、お互いの顔や反応が見える対⾯でのインタビューでは語られないような本⾳や、他の参加者の投稿を読むことで徐々に深まっていく思考の中から本質を探り出していくことができる。近年、⼤企業による⽣活者に向けたマーケティング⼿法として活⽤が広がっているが、今回はその知⾒とノウハウを活⽤し、⽇本で初めて市⺠を対象とした形で実施。

実施期間:2020年9月11日(金)〜10月11日(日)
対象:「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」にてコミュニティ参加者から公募を行い、コミュニティ事務局にて選考したメンバーで実施(30〜60代の男女26名 ※内、仙台市民14名、仙台への移住希望者12名)

■オンライン・グループインタビュー結果(一部抜粋)
・地域協働プロジェクトについてご意見をお聞かせください
「一年半ほど前にこちらの地区へ引っ越してきましたが、地域コミュニティへの参加は全くありません。でも外国人の夫や子どものためにも、地域との関わりがほしいと思っています。」(30代・女性)

「若者のアイデアを生かすためにも若者が仙台に住み続けよう、と思わせる施策がまず必要な気がします。」(40代・男性)

・杜と水の都プロジェクトについてご意見をお聞かせください
「仙台では匂当台公園には噴水がありますが、その他では定禅寺通等も水があるイメージがありません。そういった、人通りの多い所に小さくてもいいので噴水があると、杜と水の都が実現すると思います。」(40代・女性)

「川も海も近いのに、利用する方法がわからないのはもったいない。広瀬川を利用するための導入路とか、安全に海岸を散策できる散策路とか。整備したうえで、知ってもらえるツールを用意すべき。」(60代・女性)

■東北 ココロイキルヒト コミュニティ概要
2020年2月にオープンした「東北でなにかをしたい。やってみたい。」そんな思いを持つすべての人を応援するコミュニティサイト。東北に限らず、日本全国から14,000名を超えるユーザーが参加しています(2021年6月28日現在)。
https://www.beach.jp/community/KOKOROIKIRUHITO/index

■インパクトジャパン代表理事 竹川隆司コメント
とても広い年齢層から、それぞれに大変深みのある「生の声」をたくさん聞き出すことができて、私自身も総合計画審議会の委員として大変参考にさせていただきました。特に、公聴会等のリアルな場であると周りの目もありなかなか言いにくい、実体験に基づいた意見が聞けたり、仙台市の外から移住をお考えの方々(いわば「潜在市民」)から見た仙台市のイメージなどを聞けたりと、本当の「生の声」を集める手段として、今後の可能性を大いに感じました。

■「東北 ココロイキルヒト コミュニティ」プロジェクトリーダー クオン高橋元気コメント
市民の方から地域に関する想いが集まり、とても興味深い内容になりました。オンラインで行うことで参加のハードルが下がり、これまでは意見を言わずにいた方々からも意見を寄せていただくことができたと感じます。オンライン・グループインタビューによって、今まで以上に多様な意見を行政に届けることができ、行政と生活者をよりつなげることができるのではと考えています。この取り組みを、仙台から東北全体へ、そして他の地域へも広げていきたいと思います。

■一般社団法人IMPACT Foundation Japan
https://intilaq.jp/

■クオン株式会社
https://www.q-o-n.com/

< 本件に関するお問い合わせ先 >

クオン株式会社コーポレートブランドデザイン部/広報担当:近藤
TEL:03-3457-9023(営業時間:平日9〜18時)/Mail:pr@q-o-n.com

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