朝鮮人強制労働の歴史を伝えてきた「笹の墓標展示館」の再建を目...

朝鮮人強制労働の歴史を伝えてきた「笹の墓標展示館」の 再建を目的にクラウドファンディングを開始

笹の墓標展示館再生実行委員会(所在地:北海道朱鞠内、共同代表:殿平 善彦・田中 富士夫)は、展示館の再建を目的に2021年6月1日より「笹の墓標展示館再建」のクラウドファンディングを開始しました。


詳細URL: https://camp-fire.jp/projects/view/371104


旧光顕寺・笹の墓標展示館


【プロジェクト開始の背景】

「旧光顕寺・笹の墓標展示館」がある北海道幌加内町朱鞠内は朱鞠内湖と雨竜川の最上流にある道立自然公園ですが、戦時下のダム工事と鉄道工事で多くの日本人・朝鮮人の強制労働の現場でもありました。犠牲者の多くは共同墓地裏に埋葬され、戦後長く忘却の中にありました。1976年の空知民衆史講座の調査に始まり、1997年からは日、韓、在日、アイヌの青年たちの手で犠牲者の遺骨発掘と遺族への返還の活動が取り組まれてきました。1934年に創建された光顕寺は犠牲者の遺体が一晩おかれた寺院であり、遺骨発掘では参加者が集う建物でもありました。1995年には「笹の墓標展示館」と名付けられて、強制労働などの歴史展示と共に、発掘された遺骨や位牌が安置される追悼の施設でもありました。しかしながら2019年冬、屋根に積もった大雪が原因で建物が傾き、2020年1月倒壊に至りました。

私どもは、東アジアの若者たちが集い、和解への拠点ともなってきた笹の墓標展示館を再生したいと決意し、再生のための実行委員会を結成しました。再生のための費用3,000万円を目標に募金活動を続け、現在までに2,200万円を届けていただきました。残りの800万円を達成するため、6月1日~7月30日までのあいだ、1,200万円(手数料を含む)を目標に掲げてクラウドファンディングに取り組んでおります。



【支援金の使い道】

(1)笹の墓標展示館の再建 2,300万円

(2)和解と平和の森整備  300万円

(3)旧光顕寺庫裏の改修  300万円

(4)宣伝広報・事務活動費 100万円



【リターンについて】

1,000円  :お礼メール、再建報告書(PDF)

3,000円  :1,000円以下のリターン、オリジナルステッカー

5,000円  :3,000円以下のリターン、オリジナルクリアファイル

10,000円  :5,000円以下のリターン、オリジナルエコバッグ

10,000円  :(幌加内町支援コース)5,000円以下のリターン、幌加内産そば

50,000円  :10,000円以下のリターン(そば除く)、写真絵本さくららら

100,000円 :50,000円以下のリターン(そば除く)、光顕寺庫裏無料宿泊

500,000円 :100,000円以下のリターン(そば除く)、朱鞠内歴史ツアー

1,000,000円:500,000円以下のリターン(そば除く)、朱鞠内歴史ツアー(送迎付き)



【プロジェクト概要】

プロジェクト名: 朝鮮人強制労働の史実を伝えてきた

         「旧光顕寺・笹の墓標展示館」を再建したい

期間     : 2021年6月1日~2021年7月30日

リターン実施 : 2021年9月

URL      : https://camp-fire.jp/projects/view/371104



【主催団体概要】

主催 : 笹の墓標展示館再生・

     和解と平和の森を創る実行委員会(NPO法人東アジア市民ネットワーク)

代表者: 殿平 善彦(北海道深川市 一乗寺住職)・田中 富士夫(笹の墓標展示館館長)

所在地: 〒074-0141 北海道深川市多度志630 一乗寺

電話 : 0164-27-2359

FAX  : 0164-27-2890

Mail : info@sasanobohyo.com

Web  : https://www.sasanobohyo.com

協力 : 強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム

     社団法人 平和の踏み石(韓国)

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