MINASE新製品『SEVEN WINDOWS漆蒔絵文字盤』を発表  従来モデルもリニューアル  日本の伝統美と性能アップで海外市場戦略を強化

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    2021年6月10日 11:00

    精密工具メーカーとして創業した総合時計製作メーカー、協和精工株式会社(本社:秋田県雄勝郡、代表取締役社長:鈴木 豪、以下、協和精工)は、同社のオリジナル国産腕時計ブランド「MINASE」の『SEVEN WINDOWS漆蒔絵文字盤』シリーズを発表、2021年7月15日から販売を開始します。さらに、『SEVEN WINDOWS』、『DIVIDO』、『HORIZON』シリーズにおいてムーブメントをバージョンアップし、デザインも刷新、同時発売します。



    『SEVEN WINDOWS漆蒔絵文字盤』シリーズは、石川県輪島市の漆作家で蒔絵師の箱瀬 淳一(はこせ じゅんいち)氏と協和精工のコラボレーション作品です。箱瀬氏の作品に魅了された協和精工社長の鈴木 豪が同氏に働きかけ、今回の発表にいたりました。『SEVEN WINDOWS漆蒔絵文字盤』は、箱瀬氏が日本の四季をイメージし、時計の文字盤に漆塗りと繊細な蒔絵を施しています。桜や小紋など日本の伝統美を生かしたデザインで、今回の発表モデルは「四季 Four Season」、「小紋 Komon」、「吉野桜 Yoshino Sakura」、「山桜 Yama Sakura」の4タイプです。税込価格帯は1,688,500円から2,948,000円です。

    「MINASE」の海外での売り上げは好調で2019年~2020年の一年間に倍増しました。協和精工では、今回の『SEVEN WINDOWS漆蒔絵文字盤』とリニューアルモデルの発売により、ECを中心としたヨーロッパ市場での販売強化と新たにシンガポール、インドネシア等東南アジア市場も開拓していく予定です。


    箱瀬 淳一氏


    蒔絵絵文字盤 作成風景


    箱瀬淳一氏プロフィールURL: https://junichi-hakose.com/profile/



    ■『SEVEN WINDOWS漆蒔絵文字盤』シリーズ新モデル概要

    (1)商品名:四季 Four Season


    四季 Four Season


    型番  :VM15-CDBMA1-KPJ

    材質  :18金ピンクゴールド、漆蒔絵文字盤、クロコ革バンド

    サイズ :縦46.5mm×横37.4mm 厚み13.0mm

    重量  :約108g

    税込価格:2,948,000円


    (2)商品名:小紋 Komon


    小紋 Komon


    型番  :VM15-CBKMA2-SSD

    材質  :ステンレススチール、漆蒔絵文字盤、クロコ革バンド

    サイズ :縦46.5mm×横37.4mm 厚み13.0mm

    重量  :約89g

    税込価格:1,688,500円


    (3)商品名:吉野桜 Yoshino Sakura


    吉野桜 Yoshino Sakura


    型番  :VM15-CBKMA3-SSD

    材質  :ステンレススチール、漆蒔絵文字盤、クロコ革バンド

    サイズ :縦46.5mm×横37.4mm 厚み13.0mm

    重量  :約89g

    税込価格:1,688,500円


    (4)商品名:山桜 Yama Sakura


    山桜 Yama Sakura


    型番  :VM15-CBKMA2-SSD

    材質  :18金ピンクゴールド、漆蒔絵文字盤、クロコ革バンド

    サイズ :縦46.5mm×横37.4mm 厚み13.0mm

    重量  :約108g

    税込価格:2,948,000円



    今回のリニューアルモデルの中心はSEVEN WINDOWSです。これまでのFIVE WINDOWSのサイズのまま、12時側と6時側も窓(ガラス)にして合わせて7つの窓となり、ケースの中を360度から見えるデザインにします。ムーブメントは現行シリーズの自動巻きムーブメントKT7001(ETA2824ベース)から、新ムーブメントKT7002(ETA2892ベース)にアップデートし、これにより精度が向上します。MINASEのロゴマークである「段付きドリル」※をモチーフにしたオリジナルローターを搭載し、ローター部分のベアリングにセラミックボールを採用します。

    ※段付きドリルとは協和精工が、1964年開発に成功した腕時計側加工用段付きドリル。この段付きドリルにより、複数回の工程が必要なリュウズの穴を一度で開けられるようになり、当時の時計業界に画期的な工法をもたらしたと高評価を獲得。



    ■新ムーブメントKT7002 イメージ


    新ムーブメントKT7002 イメージ


    ■『SEVEN WINDOWS』リニューアルモデル概要

    商品名 :MINASE SEVEN WINDOWS

    サイズ :縦46.5mm×横37.4mm 厚み13.0mm

    重量  :160.0g(メタルバンド装着時)98.0g(ラバーバンド装着時)

         89.0g(革バンド装着時)

    税込価格:メタルバンド 599,500円、ラバーバンド467,500円、革バンド478,500円


    また、SEVEN WINDOWSのリニューアルと同時に、DIVIDO、HORIZONでも新ムーブメントKT7002を採用したシリーズを発売します。両モデルとも文字盤のデザインをマイナーチェンジしました。



    ■DIVIDO、HORIZONリニューアルモデル概要

    商品名 :MINASE HORIZON

    サイズ :縦52.0mm×横40.1mm 厚み11.8mm

    重量  :160.0g(メタルバンド装着時)109.0g(ラバーバンド装着時)

         99.0g(革バンド装着時)

    税込価格:メタルバンド 588,500円、ラバーバンド467,500円、革バンド478,500円


    商品名 :MINASE DIVIDO

    サイズ :縦40.6mm×横40.6mm 厚み11.0mm

    重量  :134.0g(メタルバンド装着時)91.0g(ラバーバンド装着時)

    税込価格:メタルバンド 599,500円、ラバーバンド467,500円



    【MINASEに関する問い合わせ先】

    協和精工株式会社

    担当: 北澤、山城

    電話: 04-7157-4649(MINASE専用電話回線)

    FAX : 04-7147-7772

    mail: info@kyowaseiko.co.jp

    URL : https://minase-watches.com/



    【日本の伝統文化を世界に】

    「MINASE」の大きな特徴であるケースなどの外装部品の「MORE構造」※は、日本の伝統文化の一つである組木細工を応用しており、その精密な日本の技術は世界からも注目されている。また、今やスイスでもほぼ失われてしまった研磨の下地処理技術「ザラツ研磨」をケースや文字盤のインデックスなど、あらゆるパーツに職人が手作業で施している。

    ※MORE構造(Minase Original Rebuilding Equation)とは、100年後も語り続けることのできる時計作りを目指してミナセが開発した特許構造。日本の伝統工芸である組木細工にヒントを得たもので、組木細工同様すべての外装部品が何度でも分解組み立てできるよう設計されている。



    【協和精工とは】

    http://www.kyowaseiko.co.jp/

    協和精工株式会社は、1963年東京で精密工具メーカーとして創業し、1973年に秋田県湯沢市に工場を設立。同社が製造する精密微細工具、cBN工具、PCDダイヤモンド工具などは、自動車業界、半導体業界、金型業界、部品加工メーカーをはじめ、スマートフォン、自動車のエンジン、航空機、医療機器、注射針の穴開けなどの製造現場で普及。時計製造にもその技術力は活かされ、特にリュウズ部分の穴開けに用いる特殊な段付ドリルは時計業界をはじめ広く浸透。時計のケース製造でも確固たる地位を確立し、1996年には時計の設計開発から製作までの総合時計製作メーカーとなり、2005年「MINASE」(ミナセ)ブランドを創設。精密加工と研磨技術の融合により、世界に誇る高品位の時計を製作。日本独特の匠の技で秋田県皆瀬から世界を目指す。2017年12月には経済産業省により、地域経済牽引事業の担い手の候補となる地域の中核企業として「地域未来牽引企業」に選出。「MINASE」は2018年、ジュネーブでヨーロッパデビュー。現在はスイスの2店舗で販売しており、現地の時計愛好家の支持を集める。


    商号     :協和精工株式会社

    設立     :1963年8月

    代表取締役社長:鈴木 豪

    本社     :〒012-1103 秋田県雄勝郡羽後町林崎字三ツ盛34-1

    事業内容   :精密刃工具製造販売、腕時計製造販売

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