CompTIA Security+日本語改訂試験 2021年5月24日より配信開始  ~より多くのIT職務で必要とされるセキュリティスキルを網羅~

ワールドワイドで100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA日本支局(本部:米国イリノイ州/日本支局長 Graham Hunter)は、CompTIA Security+日本語改訂試験は、2021年5月24日より配信開始となりました。


CompTIA認定資格キャリアパス


CompTIAは、ベンダーニュートラル認定資格を提供するリーディングプロバイダーであり、1993年の認定プログラム開始以来、250万を超えるITプロフェッショナルがCompTIA認定資格を取得しています。

CompTIA Security+は、13業務分野におよぶCompTIA認定資格の中でも最も人気のある認定資格の一つです。ワールドワイドで、50万人をこえるITプロフェッショナルに取得され、様々なリサーチでも、主要サイバーセキュリティ認定資格として選出されています。

また、CompTIA Security+は、米国国防総省指令 8570.01(DoD Directive 8570.01)により承認され、情報保証を必要とする人材に取得が義務付けられている認定資格の一つです。



■CompTIA Security+の特徴

CompTIA Security+は、セキュリティのコアとなるスキルを習得し、セキュリティキャリアを推進していく上で必要となるベースを育成できるワールドワイドの認定資格です。ベンダーニュートラルで、業務上必要とされるセキュリティスキルが網羅された認定資格のため、世界中の企業/組織、セキュリティプロフェッショナルに活用されています。


CompTIAでは、認定資格が進化するテクノロジーに対応できるスキルを適切に評価するために、約3年ごとに認定資格試験の更新を実施しています。今回のCompTIA Security+の改訂試験(試験番号:SY0-601)は、この更新の一環となります。

サイバー攻撃が拡大し続けることから、より多くのIT職務において、ベースラインとしてセキュリティへの準備とサイバー脅威への対応を任されています。今回のCompTIA Security+改訂試験では、これらのスキルを反映し、今後のサイバー攻撃を防ぐためによりプロアクティブであるための準備ができるスキルを育成することを目的としています。



■キャリアパスと本資格のポジション

CompTIA認定資格は、様々なIT分野でのファーストステップを支援するために開発されています。それぞれの認定資格は、その役割に応じて、下記のように分類されています。

●CORE

●INFRASTRACTURE

●CYBERSECURITY

●ADDITIONAL PROFESSIONAL


CompTIA Security+は、どのようなキャリアに進むとしても必要とされる「Core Skills Certifications」の一つとして位置づけられています。



■改訂試験のポイント

今回の改訂試験では、下記の点においてより重点が置かれています。

・エンタープライズ環境でのセキュリティ態勢を評価し、必要とされる適切なセキュリティソリューションを推奨と実装

・クラウド、モバイル、IoTなどハイブリット環境の監視と保護

・ガバナンス、リスク、コンプライアンスの原則を含む、適用される法律とポリシーへの認識と適用

・セキュリティイベントやインシデントの特定、分析、対応



■CompTIA Security+ 改訂試験の出題項目

1. 攻撃、脅威、脆弱性 24%

2. アーキテクチャと設計 21%

3. 実装 25%

4. 運用とインシデントレスポンス 16%

5. ガバナンス、リスク、コンプライアンス 14%



■CompTIA Security+改訂試験情報

試験番号 :CompTIA Security+(SY0-601)

問題数  :最大で90問

試験時間 :90分

出題形式 :単一/複数選択、パフォーマンスベーステスト

※本試験には、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)が出題されます。

パフォーマンスベーステストの詳細については、下記をご覧ください。

https://www.comptia.jp/cert_about/testing/cat/pbtexam.html



■CompTIA認定資格の有効性

CompTIAの協力により、IDCが作成した2019年6月のホワイトペーパー※では、ITプロフェッショナルのキャリアにおける認定資格とトレーニングの影響が検証されています。その結論の一部が以下の通りです。


●採用前に関連認定資格を取得しているITプロフェッショナルは、認定資格を取得していない人に比べて、採用後1年以内に昇進する可能性が50%高くなる。

●CompTIA認定資格を取得しているITプロフェッショナルは、認定資格を取得していない人に比べて、ほぼ2倍の速さで昇進する。

●CompTIA認定資格を取得しているITプロフェッショナルは、ほぼすべてのネットワーク、セキュリティ関連の業務において、認定資格を取得していない人に比べて生産性が高い。


※参考:IDCホワイトペーパー「Impact of Certifications and Training and Career Milestones(日本語版)」ダウンロードはこちら

https://www.comptia.jp/reports/20171115_WhitePaper-Impactof_CompTIA_Certification_jp.pdf



【CompTIA(コンプティア)について( https://www.comptia.jp )】

1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場なるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA(the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立。

2018年現在、CompTIA(コンプティア)は、ICT業界を中心にした2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。IT業界団体として、ITハードウェア/ソフトウェア、サービスを提供する企業や、業界のキーとなるITプロフェッショナルなどの成功と成長に貢献できるよう、ITに携わる企業や個人の利益を高めるための「教育」、CompTIA認定資格での「認定」、IT業界の声を反映しIT政策に反映するための「政策支援活動」、IT業界への「社会貢献」の4つを柱として活動を続けています。



【CompTIA認定資格について( https://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/ )】

1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで250万人以上に取得されています(2020年4月現在)。

CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。

2020年4月現在、Network+など13分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。

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