神棚・神具の有限会社 静岡木工がモダン神棚の開発秘話を公開

神棚・神具の有限会社 静岡木工が モダン神棚の開発秘話を公開

有限会社 静岡木工の歴史と転機、そしてモダン神棚の開発に至るまで

神棚・神具の製造・販売・卸しを行う「神棚の里 https://kamidananosato.jp/ 」の運営会社である、有限会社 静岡木工 https://shizuokamokko.com/ (本社:静岡県榛原郡吉田町、代表取締役:杉本 かづ行)は、当社主力商品のひとつである「モダン神棚」にまつわる開発秘話を公開いたしました。現代の洋間中心の住環境にもフィットし、自然な気持ちで神さまを拝することのできるモダン神棚。創業から60周年を迎え、社史を振り返る上でも大きなターニングポイントとなり得るこの新しい形の神棚が、どのように生まれ、どのようにしてお客さまに認められる商品になっていったのかを、初めてお伝えする内容となっております。


モダン神棚開発秘話 ~有限会社 静岡木工の歴史と転機、モダン神棚の開発に至るまで~

https://shizuokamokko.com/modern_story/


モダン神棚開発秘話


会社の成り立ちから、代表的なモダン神棚までを全9項目で構成しております。


1. 初代 杉本 可六 - 船大工が始まり

2. 二代目 杉本 頼則 - オンラインショップ開店 価格競争からの脱却

3. オンラインショップの手応え - お客様のレビュー

4. 三代目 杉本 かづ行 - 神棚への集中と経営理念

5. モダン神棚1 - 箱宮 神楽とモダン神棚誕生

6. テレビ取材で「モダン神棚」に注文が殺到

7. 遠江國一宮小國神社との縁 - 「不易流行」

8. モダン神棚2 - かみさまのたな

9. モダン神棚3 - かみさまの線



以下、各項目からの抜粋記事です。

1. 初代 杉本 可六 - 船大工が始まり

有限会社 静岡木工は、初代社長の杉本 可六が1961年(昭和36年)創業。海に近い静岡県吉田町でもともとは船大工をやっていた腕を活かして木工所を立ち上げたのが始まり。木工製品の中のひとつとして神棚を製作していました。二代目 杉本 頼則の時代に、ホームセンターとの取引が始まり、価格競争の波にさらされながら徹底したコストカットの追求。


静岡木工 初代 杉本 可六


2. 二代目 杉本 頼則 - オンラインショップ開店 価格競争からの脱却

業績の悪化に繋がるコストカットから脱却すべく、インターネットへ参入しオンラインショップを開店。インターネットに関する知識やノウハウがないままこの世界に飛び込んだことは、二代目 杉本 頼則の先見の明でもあり、現状を打破するための苦肉の策。しかし、この第一歩が現在の礎を作った大きな一歩となりました。


初期オンラインショップページ1


3. オンラインショップの手応え - お客様のレビュー

オンラインショップ立ち上げ当初は、会社の経営を圧迫するほどに全く売れない日々。しかし、そこには、“感想レビュー”というお客様の生の声を聞くことのできる大きな光と、ショップ拡大への可能性が秘められていました。お客さまの声ひとつひとつに耳を傾け、あるキーワードへとたどり着きます。その言葉が会社にもたらす特別感。そして、二代目から三代目 杉本 かづ行への代表交代。


初期オンラインショップページ2


4. 三代目 杉本 かづ行 - 神棚への集中と経営理念

二代目からバトンを受け取った三代目の杉本 かづ行が、有限会社 静岡木工を経営・運営する中で突き詰めたのは経営理念。自分たちが何のために仕事をしているのか、です。杉本の答えはすぐに出ました。「神棚を通して、お客さまの心安らぐ生活のお手伝いをしたい。」この時に、神棚を有限会社 静岡木工の本業にすることが決まったのです。開発者のひとりでもある杉本が、商品開発の際に常に立ち返るのは、この経営理念。


静岡木工 経営理念


5. モダン神棚1 - 箱宮 神楽とモダン神棚誕生

会社に寄せられるお客さまの声を活かして試作、検証を繰り返す日々。そこには、神棚にできることは何なのか?、そして本当にいいものを発信したいという杉本の気持ちがありました。ヒントになったのは、元来北海道や東海・北陸地方でお祀りされることの多い箱型のお宮。神棚には地域性があるという固定概念があった社内の考えとは裏腹に、すっきりとした形のこの神棚が関東地方でも売れ始めたのです。これが「箱宮 神楽」です。オンラインショップで飛び抜けてヒットしました。しかし、それでもまだしっくり来ないという声もある中、現代の住環境に寄り添い、洋材も取り入れた全く新しい神棚の「モダン神棚」が誕生しました。お客さまとの対話の中で生まれたこのモダン神棚が少しずつ売れ出し、そしてひとつの出来事がモダン神棚を全国的に知らしめるきっかけとなったのです。


箱宮 神楽


モダン神棚 Kurumi


6. テレビ取材で「モダン神棚」に注文が殺到

全国版朝の人気情報番組での取材です。急ごしらえで取材用の展示スペースを作り臨んだ撮影、そして放送後。電話でのお問い合わせやご注文が殺到しました。神棚、そしてモダン神棚への需要が文字通り目に見えた瞬間でした。この出来事は、杉本に神棚の可能性を感じさせるものでもありました。そういったお問い合わせや他のテレビ取材に対応する日々の中、ある神社からの電話が、神棚に対する杉本の自信・確信を更に深めるものとなりました。


テレビ取材


7. 遠江國一宮小國神社との縁 - 「不易流行」

その電話は、現在でもお付き合いのある小國神社からでした。もしかしたらモダン神棚に対してネガティブなお言葉かもしれない、そう思った杉本の考えとは全く逆で、宮司からは「すごくいいこと」という言葉。神棚をお祀りする(神棚の)形は変わっても、お祀りする気持ちや心が大切。つまり、変えていいもの・いけないものがある=不易流行。この言葉は、今では有限会社 静岡木工社員一同が心に留めるものとなっております。


モダン神棚 神杉の木霊


8. モダン神棚2 - かみさまのたな

更に商品開発は進み、新たなモダン神棚が登場します。今の暮らしに馴染む神棚、「かみさまのたな」です。静岡市在住のデザイナーに依頼し出来上がった「かみさまのたな」は至ってシンプル。しかし、丸みを帯びた形とひのきの温かみがとても優しく感じられ、親近感を醸し出していたのです。GOOD DESIGN AWARD 2016を受賞したこともあり、今までになかった客層にまで響く代表的な商品となったのです。


モダン神棚 かみさまのたな


9. モダン神棚3 - かみさまの線

「かみさまのたな」から2年後、再度デザイナーに依頼し生まれたのが「かみさまの線」。「かみさまのたな」とは対照的に、線で輪郭をシンプルに構成することで、神棚に向き合う時の少しの緊張感を形にした神棚です。こちらの「かみさまの線」も、GOOD DESIGN AWARD 2018を受賞し代表的な商品のひとつとなっております。


モダン神棚 かみさまの線


杉本は、不易流行の言葉を胸に刻み、今も新たな商品開発に邁進しております。



■各種URL

モダン神棚開発秘話

https://shizuokamokko.com/modern_story/


有限会社 静岡木工 ホームページ

https://shizuokamokko.com/


神棚の里 オンラインストア

https://kamidananosato.jp/


モダン神棚 かみさまのたな

https://shizuokamokko.com/original/kamisamanotana/


モダン神棚 かみさまの線

https://shizuokamokko.com/original/kamisamanosen/


神棚の里 YouTube「神棚の里 チャンネル」

https://www.youtube.com/channel/UCgzxF-18ORoyIwqPKNXt5gA/featured


神棚の里 YouTube「神棚の里 チャンネル はじめての神棚 ~モダン神棚~」

https://www.youtube.com/watch?v=DjlFbADSs4s




■会社概要

商号  : 有限会社 静岡木工

代表者 : 代表取締役 杉本 かづ行

所在地 : 〒421-0301 静岡県榛原郡吉田町住吉3217-1

設立  : 1961年3月

事業内容: 神棚・神具の製造・販売・卸し

資本金 : 1,000万円

URL   : https://shizuokamokko.com/

TEL   : 0548-32-4138

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