COOLMAX(R)/THERMOLITE(R) ECOMADE with RENU(R) Technologyの 日本市場での販売開始について

伊藤忠商事株式会社が運営するRENU(R) Project*1はLYCRA社(米国・デラウェア)*2との協業により、繊維廃棄物由来のリサイクルポリエステルRENU(R)を用いた新素材「COOLMAX(R)/THERMOLITE(R) ECOMADE with RENU(R) Technology」の販売を開始します。


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世界では毎年大量の衣料品が生産されており、その陰には膨大な量の繊維廃棄物や要らなくなった衣料品が存在しています。それらのうち、リサイクルに回されるものはほんの一部で、残りの大部分は廃棄・焼却・埋め立てのいずれかの方法で処理され、地球環境に大きな負荷を与えています。そこでRENU(R) Projectは繊維業界における世界的なトップ企業であるLYCRA社との協業により、業界におけるリサイクル率を向上し環境への負荷軽減に貢献することを目指し、COOLMAX(R)/THERMOLITE(R) ECOMADE with RENU(R) Technology」を開発しました。


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RENU(R) Projectの母体である伊藤忠商事が最終製品を含む日本市場での販売・マーケティングを担当、日本を除くグローバル市場での販売をLYCRA社が実施します。さまざまな工場がこの新製品を利用しており、まもなく生地開発も開始します。


この新商品は、RENU(R) Projectにとって従来のサステナビリティの推進というコンセプトに加えて、グローバルに広く認知された機能性素材との新たな取り組みとなり、ファッションを楽しむお客様にさらに満足度の高いアイテムを提供することを可能にします。


COOLMAX(R)、THERMOLITE(R)やRENU(R)に関しての詳細は、下記リンクをご参照ください。

COOLMAX(R)   : https://www.coolmax.com/en

THERMOLITE(R) : https://www.thermolite.com/en

RENU(R) Project: https://renu-project.com/


*1 RENU(R) Project( https://renu-project.com/ )とは廃棄され要らなくなった衣料品や生産時に出た残反・裁断くず(生地)を有効活用することで、“サーキュラーエコノミー”の実現を目指し、石油をはじめとする化石資源の使用量削減に貢献するプロジェクトであり、原料となる廃棄された繊維を分解・再重合といった化学的な工程によって再生し、レギュラー品と比較してもクオリティが劣らない商品を提供します。


RENUが目指すサーキュラーエコノミーの概念図


*2 LYCRA社は、米デラウェア州ウィルミントンに本社があり、革新的な製品、技術的な専門知識、比類のないマーケティング・サポートで世界的に知られています。LYCRA Companyは、LYCRA(R)、LYCRA HyFit (R)、LYCRA(R) T 400(R)COOLMAX(R)、THERMOLITE(R)、ELASPAN(R)、SUPPLEX(R)、およびTACTEL(R)といった主要な消費者および業界ブランドを所有しています。LYCRA社の伝統は1958年に遡り、オリジナルのスパンデックス糸であるLYCRA(R)ファイバーが発明されました。今日、LYCRA Companyは、快適さと持続的なパフォーマンスに対する消費者のニーズを満たすように設計された独自の革新を開発することで、顧客の製品に価値を付加することに注力しています。詳細については、 https://www.lycra.com/en/lycra-company をご参照ください。

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