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    一般社団法人 情報教育研究所(JKK)

    震災後、携帯電話は「禁止」から「教育」へ変わりました  小学1年生~6年生へ 絵本から学ぶ情報モラル授業  JKKの『かもめ文庫』より熊本市立 池上小学校に絵本が寄付されました

    企業動向
    2011年12月13日 12:30

    日時:12月9日(金) 13時~15時45分  場所:熊本県熊本市立 池上小学校

    情報モラル授業風景

    東日本大震災では、携帯電話によるツイッターの情報配信、収集ができたことで救われた命もあります。震災後、災害対策を優先する考えが広まり、価値観などにも変化が見られます。携帯電話は新しい役割として、ライフラインの一つとなったと言えます。今、どのように情報社会から子どもを守ったら良いのか!どのように情報を活用したらよいのか!注目が集まっています。

    平成23年度から文科省の指導要領が変わり、小学校のすべての学年に情報モラル教育が義務づけられました。

     小学1年生に情報モラルを、どのように教えたら良いのか全国の教師が注目しています。
     その授業案が熊本市立 池上小学校で実践されました!


    小学1年生でも分かりやすく絵本を使った情報モラルの授業が公開されました!

    【授業タイトル】
    1年2年 「友だちは、何を しているのかな?」
    <ねらい>
    ・「即レスルール禁止」を教えるよりも、「相手には相手の都合がある。だから、直ぐに返事をもらえるとは限らない」ということを理解させる。
    ・受け取る側も、時には自分の都合で断っても良いけど、喧嘩にならないように相手の気持ちも考えることが大切。

    3年4年 「目玉焼き事件は、なぜ起きたのか!」
    <ねらい>
    ・仲のよい友だちでも自分と考え方が違うケースもある事を気づかせ、相手の意見も受け入れる。
    ・文字や言葉だけでは、気持ちの全部は伝わらない。大切なことは顔を見て伝えさせる。

    5年6年 「サザエさんは何歳だろう?」
    <ねらい>
    ・インターネットには多くの情報が氾濫していることを前提に、調べ学習をする際、どのようにしたらより正しい情報を得ることが出来るようになるのか学ばせる。
    サザエさん一家の年齢を事例に、子どもたちに印象付けをして、正しい情報の見分け方、インターネット上にある情報の活用方法を学習テーマとする。

    講師 安心ネットづくり促進協議会 特別会員 (社)情報教育研究所理事(JKK) 永坂 武城


    ■かもめ文庫とは
    ケータイやインターネットなど、この情報社会において、様々な問題が起こっています。
    それらは、大人だけの問題ではなく、むしろ子どもたちに大きな影を落とし始めているのが現状です。
    私たちは、それらに警鐘を鳴らすだけでなく、子どもたちが将来情報文化の中で生きていくための土台となる「心」を育てることが、とても大切なのではないかと考えています。
    その最適な方法の一つとして、絵本を読むことを推奨し、全国の小学校に絵本を届けています。
    絵本との出会いを通じて、子どもたちの心を育む手助けができればと考え「幸せになれるかも」「笑顔になれるかも」そんな想いを込め、全国の小学校に絵本を贈り届ける活動を行なっています。

    絵本寄付の趣旨 http://www.jkk-org.or.jp/books-donation/


    【法人概要】
    名称  : 一般社団法人 情報教育研究所(JKK)
    所在地 : 愛知県豊田市御幸本町2丁目205-8
    設立  : 平成21年1月20日
    代表者 : 代表理事 永坂 武城
    活動内容: 情報モラルの啓発活動
    URL   : http://www.jkk-org.or.jp