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    次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」においてインターネット(「Super OCN Flexible Connect」)「Oracle Cloud Infrastructure」「AWS Transit Gateway」との接続を開始

    サービス
    2021年1月6日 12:00

     NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、さまざまなICTリソースをオンデマンドでセキュアに接続可能な次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」(以下 FIC)において、2021年1月6日より、接続対象を拡大します。

     新たに、インターネット(「Super OCN Flexible Connect」)、「Oracle Cloud Infrastructure」「AWS Transit  Gateway」に対し、簡易・セキュア・オンデマンドに接続することが可能になります。

     

    1.  背景

     ニューノーマルの社会で起きている急激な変化に適応するため、企業のICTにおいては、分散化した業務環境への対応や、スピーディーな業務プロセスの変更ができる環境の整備が課題となっています。また、これらの整備を、高度化するセキュリティ上の脅威への対策と両立する必要があります。

     FICは、「必要なICTリソースへの柔軟な接続」「オンデマンドでの追加・設定変更」「セキュアな接続」を実現することでこれらの課題を解決し、お客さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に貢献します。

     

    2.  追加する接続対象サービスの特長

     FICは、クラウドサービスやデータセンターなどを繋いだネットワーク接続基盤で、さまざまなICTリソースへの安定・セキュアな接続を実現するサービスです。また、企業のDXに必要なすべての機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform(以下SDPF)」におけるインターコネクト機能を担っています。

     このたび、すでに利用可能なプライベート/パブリッククラウド、データセンター、NTT Comの企業向けVPNサービス「Arcstar  Universal One」への接続に加え、とくにニーズの高い以下のサービスへの接続を可能にします。

     いずれのサービスも、「SDPFポータル」サイト(以下 ポータルサイト)から各サービスへの接続を一括して管理可能なほか、オンデマンドでお申し込みや変更ができ、最低利用期間なしでご利用いただくことができます。

     

        インターネット(「Super OCN  Flexible Connect」)    

     ギャランティ(帯域確保)型のインターネット接続サービス「Super OCN Flexible Connect」をFIC経由で利用することができます。インターネットに接続する際の帯域指定はもちろんのこと、グローバルアドレスの払い出しやWhoisデータベースへの情報掲載なども、ポータルサイトからオンデマンドでお申し込みや変更が可能なギャランティ型インターネット接続サービスです。

     

    ■メリット

    ・開通作業、帯域変更、OCNのグローバルIPアドレスの払い出しなどをポータルサイトからオンデマンドで実施可能。

    ・インターネット接続を短納期・最低利用期間なしのスモールスタートで開始可能。

     

    ■活用例

     例えば、これまで自社データセンターから個別に物理的なインターネット回線を敷設されていたお客さまの場合、FIC上のほかのクラウドサービスとまとめて接続することができるため、インターネットに接続するための物理的な回線が不要になります。回線やネットワーク機器を集約することが可能となり、管理・運用を大幅に効率化できます。 

    (2)「Oracle  Cloud Infrastructure」

     Oracleが提供する「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」は、高性能なコンピューティング能力を提供する次世代クラウド・インフラストラクチャです。OCIは、オラクルの自律型サービス、統合セキュリティ、サーバーレス・コンピュートを組み合わせることにより、柔軟性の高いエンタープライズ・アプリケーションを実現しています。

     

    (3)「AWS  Transit Gateway」

     アマゾン ウェブ サービス (AWS)が提供する「AWS Transit Gateway」は、ネットワークハブを介して、複数のAmazon Virtual Private Cloud (VPC)(※)の相互通信、AWSアカウント、閉域接続のインターフェイスなどを集約することができるゲートウェイサービスです。本サービスを利用することで、運用の簡素化やコスト削減を実現できます。

     

    3.  提供開始日

     2021年1月6日

     

    4.  パートナー企業からのコメント

    ■日本オラクル株式会社 常務執行役員 アライアンス統括 佐野  守計 氏

     日本オラクルは、NTT Comが提供する「Flexible InterConnect」におきまして「Oracle Cloud Infrastructure」との接続を開始されることを心より歓迎いたします。

     今回接続いただく「Oracle Cloud  Infrastructure」は特にミッションクリティカル・ワークロードに最適化された次世代クラウド・インフラストラクチャです。

    本サービスへの接続が開始されることで、ポータルから簡単にセキュアに接続することができるようになり、さらに多くのお客さまのニーズにお応えできるようになります。

     NTT Comとの協業により、お客さまとデータドリブンなデジタルトランスフォーメーションを共に実現できることを確信しています。

     

    (参考)

    「Smart  Data Platform」については、下記Webサイトをご参照ください。

    https://www.ntt.com/business/sdpf/


     

    ■関連リンク

    Flexible InterConnect

    https://www.ntt.com/business/services/network/interconnect/flexible-interconnect.html

     

    ※: 「Amazon Virtual Private Cloud (VPC)」とは、AWS上に構築する仮想ネットワークです。

     

    *  記載されている会社名、製品名やサービス名は各社の登録商標または商標です。

    * OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

     

     


     



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