ライトハウス、GNSS干渉モニタユニットを開発、販売開始 簡...

ライトハウス、GNSS干渉モニタユニットを開発、販売開始  簡単なタブレット端末で現場での操作も容易に

衛星測位システム設計/製造/販売を手がける、ライトハウステクノロジー・アンド・コンサルティング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:前田 裕昭)は、GNSS測位信号の受信状況に加え、スペクトラム測定による電波の状態を併せた判定を可能にした、GNSS干渉モニタユニットの開発を完了し、2020年12月より販売開始します。


GNSSの利用シーン拡大とともに、測位不調時には影響が大きくなる一方、干渉を受けやすい微弱なGNSS衛星からの電波に影響を与える原因は多数あり、その調査は容易ではないのが現状です。

ライトハウスは、このような問題解決にお応えする、GNSS受信アンテナが置かれた現場環境が、GNSS信号の受信に適しているかを判定する装置の販売を開始します。

GNSS干渉モニタユニット


ライトハウスのGNSS干渉モニタユニットは、スペクトラム測定による電波の状態と、GNSS受信機による衛星からの測位信号の受信状態を、あらかじめ設定された閾値との比較を行ない現場でのクイックな判定を行うことが可能です。


本体の操作には、専門的な知識を必要とせず、簡単なタブレット端末操作によって、誰でも容易に使用することが可能です。現場での明確なOK/NG判定により、クイックな判定を実現化しました。

また、測定したデータは一定期間、製品内に記録され、さらに詳細な分析が必要な場合には、USBメモリを利用して取り出したデータをお送りいただくことで、ライトハウスが分析を行なうことも可能です。(別途有償)


受信品質への影響が大きいアンテナについては、ユーザー様が普段利用されているアンテナをそのままご利用いただけます。さらに、各種アンテナに合わせた入力信号強度の調整が可能なキャリブレーション機能がございます。本体はキャリングケースに収納・保護されており、持ち運びや収納にも大変便利です。


ライトハウスのGNSS干渉モニタユニットは、現場でのGNSS信号受信環境の測定をより簡単にご利用いただけ、利用各社における受信環境の問題解決と作業効率の向上に寄与します。



■主な特長 Typical Features

サービス名 :GNSS干渉モニタユニット

対応帯域  :L1帯/L2帯/L1, L2を含む広域

測位時間  :1min, 3min, 5min, 10min, 30min, 1h, 3h, 6h, 12h, 24h

機能    :キャリブレーション機能/測定項目選択機能/

       NGカウント表示機能/停電検知機能/

       測定データ保存・エクスポート機能

サイズ/重量:499×406×192mm(キャリングケース収納時)/6.9kg

動作環境条件:動作温度範囲:-10℃~+35℃(但し、結露なきこと)

防塵・防水 :非対応(非動作時にキャリングケース閉ロック状態で、

       保護等級IP65相当)

オプション :受信分析診断サービス(有償)

GNSS受信部


データエクスポート画面


判定画面


キャリブレーション画面


内部サンプル


■会社概要

代表者 : 代表取締役 前田 裕昭

所在地 : 〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1丁目2番地34

設立  : 2007年10月10日

事業内容: 衛星システムエンジニアリング/衛星測位システムコンサルティング/

      測位システム製品/衛星測位関連サービス

URL   : http://lighthousetc.jp/



(C) 2020 Lighthouse Technology and Consulting Co., Ltd.

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