2020日本パッケージングコンテスト入賞について

 京セラ株式会社のグループ会社である京セラドキュメントソリューションズ株式会社(社長:伊奈 憲彦)は、当社複合機に搭載されている両面自動原稿送装置の包装が、公益社団法人  日本包装技術協会が主催する「2020日本パッケージングコンテスト」にて、「工業包装部門賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。当コンテストは、日本の包装分野における最大のコンテストで、当社は今回で14回目の受賞となります。


 受賞した包装は、廃棄した際に発生する二酸化炭素の排出を低減させるため、緩衝材をすべて段ボールで構成しており、その段ボールを効率的に使用し緩衝性能を向上させた点が評価されました。

 今回、新開発した両面自動原稿送装置はコンパクトであるため、緩衝材で製品を支えられる面積が小さく、衝撃を吸収する事が難しくなります。いかに緩衝材を増やすことなく強度を保つかという課題に対して、緩衝材の形状を工夫することでその課題を解決しました。また、緩衝性も損なうことなく確保しており、当社で規定されている包装試験※に耐えられる強度を誇ります。

 当社は、製品に使用する包装材はすべて自社で開発・設計しており、その技術力は国内外で高い評価を受けています。今後も包装材の削減に取り組み、環境に配慮した取り組みを続けてまいります。

 

※ 当社包装試験1角3稜6面 底面連続3回60cm落下

     当社A4複合機用 両面自動原稿送装置(点線部)

緩衝材のカットモデル

課題解決策の一例:廃棄部分を有効利用し緩衝材として強度を向上させた


   

※  ニュースリリースは報道機関向けの発表文章であり、そこに掲載されている情報

  は発表日現在のものです。

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