ステンレス発色技術「ORORU IV」の提供開始  従来よりも指紋付着性を抑え、色調均一性や識別性を向上

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    2020年10月30日 16:00

    オロル株式会社(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役:木下 淳之)は、このたびステンレス発色技術「ORORU IV」の提供を開始いたしました。


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    ■「ORORU(オロル)」とは

    「ORORU(オロル)」とは、オーロラ(aurora)の仏語読みです。ステンレス表面の腐食を防ぐ薄い酸化皮膜(不動態膜)を化学的に厚くすることで光の反射度合いを変え、約20色の色を見せる技術です。

    従来、ステンレスの発色処理は、酸化皮膜の厚さを精密制御することが難しく、材料やロット間で色のばらつきが出ていました。

    当社では約7年の月日をかけ、酸化皮膜の精密制御をすることに成功。そして大型化や複雑形状へ対応しました。世界で唯一の色調均一化を可能としたステンレス発色技術です。


    なお、本技術は、介護機器・医療機器・自動車産業・金属加工各メーカー、機械部品メーカー、作業工具メーカー、厨房機器メーカー、住宅エクステリアメーカー及び娯楽用機械メーカーなど様々な業界でご利用いただくことが可能です。


    ※国内特許及び国際特許取得


    <「ORORU」のメリット>

    ステンレス用品や部品に使用することで、「色調・デザイン性が向上」や「経年的使用による錆等の劣化の減少」といったメリットがあります。

    発色処理前のステンレスは無機質で冷たいイメージが強くなりますが、「ORORU」の技術を活用することにより、温かみを持たせることも可能になります。

    なおこの技術は光の反射や屈折により様々な色彩変化を表現することが可能で、塗装の色合いとは違った表現により意匠面に光沢性を与えることが出来ます。



    ■「ORORU IV」の特長

    このたび提供を開始した「ORORU IV」では、従来の「ORORU」技術に、指紋が目立ちにくくなる技術が加わりました。指紋付着性を抑えた半光沢処理を施すことにより、これまでの色調均一性や識別性が向上。さらにクリーンな表面の維持に寄与します。多くの人が触れるドアノブや手すりなどへの活用にも最適です。



    ■日刊工業新聞「建築家隈研吾氏×アサヒメッキ社長木下」特別対談

    日刊工業新聞特別企画として、当社 代表取締役の木下と建築家 隈研吾氏が対談を行いました。

    対談では“ステンレスの「未来」開く”をテーマに、「ORORU」の技術や開発に至るまでの話、建築家が求める素材などについて語っています。


    詳細は以下のページでご確認いただけます。

    https://ororu-inc.co.jp/news/2020/2485/


    動画URL: https://youtu.be/J7d1dLQNvkY



    ■今後の展望

    大型部品や、量産製品の建材、エクステリア、自動車部品など、その他工業製品の販路拡大を目指します。



    ■会社概要

    商号  : オロル株式会社

    代表者 : 代表取締役 木下 淳之

    所在地 : 〒689-1121 鳥取県鳥取市南栄町1番地

    設立  : 平成30年2月1日

    事業内容: トレーディング

    資本金 : 10,000,000円

    URL   : https://ororu-inc.co.jp

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