1日単位で利用可能なパブリッククラウドへの閉域接続検証環境 「H-IXクラウドPoCラボ」を提供開始

ほくでん情報テクノロジー株式会社(本社：北海道札幌市中央区、代表取締役社長：魚住 元)が運営するH-IXデータセンター(以下 H-IX)は、2020年8月19日、パブリッククラウドへの閉域接続を短期間ご利用いただける新サービス「H-IXクラウドPoCラボ」(以下 本サービス)の提供を開始します。

詳細URL： https://www.h-ix.jp/service/cloud/lab.html

昨今、自社で所有するIT設備とパブリッククラウドサービスを組み合わせて使うケースが増加しており、安定性やセキュリティの観点から、パブリッククラウドへの接続回線としてインターネットを経由しない閉域での接続のニーズが高まっています。しかし、専用の通信回線での接続は比較的高額で利用開始まで時間がかかることが課題となっており、特にシステム開発時の検証などで一時的に必要となる場合は、調達がさらに困難でした。

この課題を解決すべく、この度、H-IX内にパブリッククラウドと閉域網で接続いただける「H-IXクラウドPoCラボ」をご用意しました。本サービスはクラウドまでの閉域接続サービス「H-IXクラウドエクスチェンジサービス」【参考図1】を1日単位で貸し出しするもので、お客様は各種PoCやシステム開発における検証などに本サービスをご活用いただけます【参考図2】。

■「H-IXクラウドPoCラボ」の概要

・データセンターからパブリッククラウドへの閉域接続検証環境を1日単位でご利用いただけます。

・ラボルームまたは、お客様ご契約のハウジングラックに閉域接続検証環境をご用意いたします。

・H-IXデータセンターを未利用のお客様もラボルームを専用利用いただけます。

・閉域接続回線のほか、接続に必要となるルータの提供、設計構築もサービスに含まれます。

・Amazon Web Services「AWS Direct Connect」、Microsoft Azure「ExpressRoute」に対応可能です。

・オプションでクラウド側の設計構築も承ります。

・回線速度は10Mbps, 100Mbpsを選択いただけます。いずれもベストエフォートになります。

・本サービスの初回契約かつ7日間以上のご利用に限り、初期費用無料でご提供いたします。

今後ともH-IXデータセンターでは、お客様の安心安全なデータ利活用を実現する機能を提供し、お客様の利便性とサービス品質の向上に努めて参ります。

【参考図1】H-IXクラウドエクスチェンジサービスによる閉域接続のイメージ図

インターネットを経由せず、クラウドサービスに直結するネットワークを提供いたします。

参考図1

【参考図2】「H-IXクラウドPoCラボ」の構成概略図

参考図2

■会社概要

・商号　　　： ほくでん情報テクノロジー株式会社

・本社所在地： 札幌市中央区大通東3丁目4番地 e・i大通東ビル

・設立　　　： 1991年6月

・代表者　　： 取締役社長　魚住 元

・資本金　　： 2億円

・事業内容　： ITコンサルティングサービス

　　　　　　　 情報システム開発・運用保守

　　　　　　　 セキュリティサービス

　　　　　　　 インターネットデータセンター(H-IX)

　　　　　　　 RPAサービス (EneRobo)

・URL　　　 ： https://www.hokuden-it.co.jp

■H-IXデータセンターについて( https://www.h-ix.jp )

道内外企業や自治体の情報システムをお預かりする商用データセンターとして2001年に開業。電力事業で培ってきたノウハウを生かし、高信頼のファシリティと万全のセキュリティをお客さまにご提供しています。自然災害リスクの極めて低い札幌市の都心3キロ圏内に位置し、北海道内企業のみならず全国のDR(ディザスタリカバリ)サイトとしても活用いただいています。

主力サービスであるハウジングサービスに加えて、お客さまのご要望に合わせた運用支援サービスやプライベート・パブリッククラウドサービスを展開しており、お客さまから高評価をいただいています。