コロナ禍で発達障害児の母親から、相談依頼が急増!発達障害の子...

コロナ禍で発達障害児の母親から、相談依頼が急増! 発達障害の子供を持つカウンセラーの人気書籍がkindle版で新発売

子育て支援団体「子育て・ぎふてっど」は、発達障害カウンセラーの堀内祐子(東京都町田市)が2019年に出版した、親と子の両者の目線で綴った『ADHDと自閉症スペクトラムの自分がみつけた未来』を新たにkindle版にして出版いたしました。


発売の書籍『ADHDと自閉症スペクトラムの自分がみつけた未来』


親子で行う講演が人気



【コロナ禍、環境変化に弱い発達障害児の不登校が問題になっている】

コロナ禍で発達障害児の不登校が相次いでいます。緊急事態宣言の解除で学校が再開、通常は入学式、顔合わせ、オリエンテーションと、ゆっくり始まる年度初めの学校生活ですがコロナ禍の今年は状況が違います。入学式さえなかった今年、なじむための時間が取れないままスタートした学校生活に、特に発達障害を持った子供が適応できず登校できないケースが急増しています。


発達障害は脳の発達の違いによるものであると考えられていて、変化に適応しにくい、ストレスに弱い、人とのコミュニケーションが難しいなどの特徴があります。大人でさえ、このコロナ禍の状況は先が見えない不安の中で、働き方や日常生活が大きく変わり、それに自分が順応していくのに精一杯です。そんな中子供たちの学校生活も慣れないマスクの着用やソーシャルディスタンス、手洗いはもちろん、遊び方や授業の受け方なども今までとは変わって、発達障害児にとっては苦手な変化の連続となって適応できない子供が増えているのです。



【発達障害児を抱えた母親から、相談が急増】

「子育て・ぎふてっど」では、15年前から講演会や書籍を通して、発達障害児を持つ親の支援を続けて来ましたが、このコロナ禍で相談は平常時の1.5倍に増えました。ある家庭では、新入学に向けて準備をしていましたが、コロナで延期。思わぬ長期休暇に子供たちは家での休暇生活に慣れてしまい、「さぁ、学校再開」と言われても学校にすんなり行くことができず困っていると母親は訴えています。また、ある母親は、登校できたとしても人間関係が苦手な発達障害児はクラスや友達にすぐには馴染めないと言います。クラスの中で充分理解されないまま孤立してしまった状態にストレスが溜まり問題行動を起こしてしまうなど、親子で苦しんでいると相談に来ました。


通常、年度初めは、学校側もかなり配慮して、顔合わせの時間や自然に馴染むことに工夫や時間を割きますが、このコロナ禍では学校側にもそれだけの余裕がないと言う現状も親子を苦しめる一因となっています。混乱しているのは、家庭の中の親子だけではなく、受け入れる側の学校現場でも想定外の自体にどうしていいのか混乱している状態にあるようです。



【必要なのは学校と家庭の連携、過干渉せず見守る】

「子育て・ぎふてっど」では、15年に渡り1,600人の母親からの相談を受けていますが、解決策の一つとして、親と学校の信頼関係と連携が重要と考えています。混乱したコロナ禍では、学校と家庭の両者の理解不足から連携がうまく行っていないケースが多くありました。例えば、教師は子供に勉強の機会を少しでも与えようと宿題を出しますが、家庭ではその宿題が負担で学校に行けなくなるといったケースです。発達障害児は元々宿題が苦手なのに大量の宿題が出されるとこなしていけず、宿題をやっていない負い目で、益々学校に行きにくくなると訴える母親も多くいます。


学校と家庭、両者の「子供が安心して幸せな学校生活を送る」と言う目的は一緒のはずなので、お互いの理解不足で子供が辛い思いをしたり、学校に行けなくなることを、回避するためにこの目的を共有して力を合わせることが何より大事だと考えています。学校と家庭の連携があれば、あとは子供自身の力を信じ過干渉になり過ぎず見守ると、子供は思いのほかの成長を見せてくれます。見守るというのは、一見楽観的とも思えるかもしれませんが、堀内が実際に4人の発達障害児を育て、今ではそれぞれが立派に成長自立して起業したり、就活内定したりしている経験談は、講演でも著書でも好評で、今、発達障害児を抱え毎日試行錯誤で苦しんでいる母親たちにとっての希望となっています。



【子育てが苦しみから楽しみ変わることを願って!】

全国37都道府県で延べ400回を越える堀内の講演は、2,000人規模の会場も常に満席となりキャンセル待ちの場合もあるほどの人気です。また、全国4か所で開かれた、NHKハートフォーラムでも専門家とともに、母の立場として今は自立している息子とともに登壇し、NHKのイベントアンケートでは96%という驚きの満足率の回答を得ました。著書も、発達障害部門では珍しく、異例の重版7回13,000部のベストセラーとなっています。


著書の中でも、堀内と次男が生まれてから自立するまでをお互いの目線で綴った『ADHDと自閉症スペクトラムの自分がみつけた未来』は韓国の出版会社から、子育ての本として出版したいとのオファーがあり、今年2月に翻訳出版しました。すぐに好評を得て、「子供の考えていることが言語化されていて、母としてまさに知りたかった子供の気持ちが書かれていて感動した、私の宝物です。」など一ヶ月の間に47件もの熱狂的な共感コメントが寄せられていることに堀内自身驚いています。


そこで、日本でも、今、発達障害児を抱え苦しんでいるもっと多くの母親たちに、ぜひ読んで欲しいと考え、先月kindle版を発売しました。堀内からのメッセージ「振り返って思うのは、心配するより子供を信頼すると子育てが楽しみに変わると言うことです。今コロナ禍で、発達障害のお子さんを抱えて苦しんでいる親御さんが、私と次男の経験から少し肩の力を抜いて、子育てを苦しみから楽しみに変えられたらと願っています。」


※NHKハートフォーラム https://www.npwo.or.jp/arc/report/2014/_nhk.html

※多くのレビューがあった韓国での書籍ページ http://www.yes24.com/Product/Goods/89462591



書籍『ADHDと自閉症スペクトラムの自分がみつけた未来』(ぶどう社)

Amazon販売ページ: https://www.amazon.co.jp/dp/4892402389



【会社概要】

団体名 : 子育て支援団体「子育て・ぎふてっど」

所在地 : 〒195-0072 東京都町田市金井7-6-14 ビューテラスA-102

事業内容: 講演、セミナー、カウンセリング、執筆

URL   : https://k-gifted.net/

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書籍・雑誌 福祉 経済(国内)
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