給付金に関する調査

特別定額給付金の申請はオンラインによる申請が約10%、郵送による申請が約90%。 「申請書の到着が遅い」、「給付が遅い」、「深刻さに応じた給付を求める」といった意見が目立つ。 ーインサイトテック ユーザーアンケートー

 株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「給付金」に関する調査を実施しインサイトデータ3,074件をユーザーから収集。男女比較や自由回答について「ITAS」による処理を行ないました。以下、結果をご報告いたします。

■ 分析結果 詳細

1:特別定額給付金の申請は、オンラインによる申請が約10%、郵送による申請が約90%。(図1)

特別定額給付金を申請した方に「特別定額給付金の申請方法」を伺うと、オンラインによる申請は、男女ともに約10%でした。オンラインによる申請をする場合、マイナンバーカードの準備が必要など、マイナンバーカードの普及率が低い状況下では、給付対象者の多くが郵送による申請を選択したのではないかと思われます。


2:特別定額給付金の10万円について妥当だと思うは、男性40.6%、女性47.2%。(図2)

「特別定額給付金の1人あたり10万円は妥当だと思いますか?」と伺うと、男性では「妥当だと思う」が40.6%、女性では47.2%と女性の方が6.6%高い結果となりました。逆に男性は「妥当だと思わない」が40.4%と女性よりも10.7%も高い結果でした。男性は世帯の家計を支える場合が多く、コロナ禍における収入源の補填として女性よりも給付額について意識が強いのかもしれません。


3:妥当だと思わない回答者は、男性は21万円〜30万円、女性は11万円〜20万円を妥当だと最も多く回答。(図3)

特別定額給付金の10万円を妥当だと思わないとした回答者に「特別定額給付金は1人あたりいくらなら妥当だと思いますか?」と伺うと、男性は21万円〜30万円、女性は11万円〜20万円を妥当だと回答する割合が最も多い結果でした。特に男性では、50万円以上が妥当だと回答する割合が12.2%あります。


4:特別定額給付金について「申請書の到着や給付の遅さ」、「深刻さに応じた給付を求める」といった意見がある。(図4)

「特別定額給付金に関しての不満や意見をお知らせください。」と伺うと申請書の到着が遅く、また給付されるのも遅いといった意見が目立ち、その為、政府や自治体の対応について不満が出ている様子が見られました。また一律10万円給付についても不満が多く、本当に生活に困っている家庭や仕事が無くなり、今後も収入が見込めない家庭など、深刻さに応じた給付額を望む声が見られました。特徴的な内容も踏まえ、以下に具体的な回答者の声を紹介します。


【図4】特別定額給付金に関しての不満や意見。意見タグランキングの比較。

※意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。

※詳細は「http://lab.insight-tech.co.jp/articles/69/」をご参照ください。



5:新型コロナウイルス感染症に関連する補助金や助成金・給付金に関して、政府の対応スピードは「遅い」が約80%。(図5)

「新型コロナウイルス感染症に関連する補助金や助成金・給付金に関して、政府の対応スピードをどう思いますか?」と伺うと、男女ともに「遅い」が約80%となりました。特に男性では45.8%が「かなり遅い」と回答しています。



【調査概要】

■調査方法:インターネットによるアンケート

■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー

■調査期間:2020年7月3日~7月4日 

■有効回答数:3,074件

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