公益財団法人ソニー音楽財団

感動する心を育てる「ソニー音楽財団子ども音楽基金」第2回(2021年)募集開始

企業動向

2020年5月19日 14:00

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された方およびご家族関係者の皆様に謹んでお見舞いを申し上げますとともに、一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

公益財団法人ソニー音楽財団(所在地：東京都千代田区、理事長：加藤優、英文名称：Sony Music Foundation)は、感性豊かな子どもたちが音楽芸術に触れることで、感動する心を育てることを目的とした「ソニー音楽財団子ども音楽基金」の第2回(2021年度)募集を開始いたします。

「ソニー音楽財団子ども音楽基金」ロゴマーク

ソニー音楽財団では1984年の設立以来、「Concert for KIDS ～0才からのクラシック(R)～」や「10代のためのプレミアム・コンサート」など、未就学児から青少年まで、主に子どもを対象としたクラシックコンサートを開催しています。

2019年に設立した「ソニー音楽財団子ども音楽基金」では、当財団のこれまでの活動に基づき、地域・環境・経済状況にかかわらず、子どもたちが音楽に触れることのできる社会を目指し、日本国内の18歳未満の子どもを対象に、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体や活動を支援いたします。2020年度の活動を対象とした第1回の募集には計188件もの応募があり、うち14の団体の活動が採択され、計9,346,523円の助成金を支給いたしました。

本年5月19日より、2021年度の活動を対象とした第2回の募集を開始いたします。

支援内容として、ジュニアオーケストラや吹奏楽団の運営等にかかる費用や、児童養護施設での楽器教室の開催にかかる費用、子どもたちに向けたアウトリーチ事業、楽器体験コンサートの開催費など、様々な音楽活動を対象としています。

助成金額は1団体につき10万円から300万円(年度毎)とし、年に1回の割合で全国より公募し、有識者により構成された選考委員会で助成対象者を選定し、当財団理事会において決定いたします。

第2回目の募集期間は2021年度(2021年4月1日～翌年3月31日)の活動を対象に、2020年5月19日(火)から6月19日(金)まで、ウェブサイトより書式をダウンロードしての応募となります。

◆加藤優(公益財団法人ソニー音楽財団理事長)コメント

「ソニー音楽財団子ども音楽基金」は、昨年立ち上げたばかりの新しい基金にも関わらず、沢山の応募がありました。第2回においても、少しでも子どもたちに向けた音楽活動のニーズに応えるべく、支援を行ってまいります。新型コロナウイルス感染症の影響がまだまだ不透明な中にあって、このような基金の活動がより重要な役割を担っていくのではないかと考えております。」

2020年度の活動が対象となっている第1回の採択団体の中には、今回の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、活動がままならないものが生じてきておりますが、当基金では現状を踏まえ、各活動の本来の目的が達成されるよう、活動対象期間を最大1年間延長する特別措置を講じております。

ソニーグループおよびソニー音楽財団は、次世代のための教育支援活動および子どもたちに多様な体験機会を提供する取り組みを行い、すべての子どもたちが等しく感性豊かな心を育むことのできる環境づくりに寄与すべく活動してまいります。

【ソニー音楽財団子ども音楽基金概要】

(1)名称　　　　　：ソニー音楽財団子ども音楽基金

(2)設立年月日　　： 2019年5月22日

(3)事業の内容　　：子どもへの音楽を通した教育活動を行う団体を助成する事業

(4)教育の対象　　：原則として18歳未満とする

(5)選考委員　　　：＜阿部彩＞

　　　　　　　　　東京都立大学人文社会学部人間社会学科社会福祉学教室教授

　　　　　　　　　子ども・若者貧困研究センター長

　　　　　　　　　＜菊川穣＞

　　　　　　　　　一般社団法人エル・システマジャパン代表理事