トイファクトリーインターナショナルが、新型コロナウイルス感染...

トイファクトリーインターナショナルが、 新型コロナウイルス感染に適応する遠隔医療車を発表

株式会社トイファクトリーインターナショナル(本社:沖縄県うるま市、代表取締役:藤井 昭文)は、医療機関施設の内外で診療ができる遠隔医療車の発表をいたします。


遠隔医療車 外観1


政府による緊急事態宣言が発表され、各地では日々新型コロナウイルス感染者数が増大している中、医療現場では医療従事者に対する二次感染の危険性や、医療崩壊が騒がれています。


その様な中、安倍晋三首相は4月14日に行われた政府の未来投資会議で、対面診療と遠隔診療を組み合わせた“新しい医療”を来年度の診療報酬改定で評価する方針を示しました。

この流れを汲み当社では、病院施設内外で使用できる遠隔医療車の開発に至りました。


当社が医療向け車両を開発するきっかけとなったのは、先の東日本大震災の際に、避難生活を経験した顧客から『プライバシーが確保できるキャンピングカーが役立った。』との声を数多く聞いたことが背景となっています。

それらを受け、当社が持つ技術やものづくりの知見を活用することができないかと考え、その答えの一つが医療回診車でした。国内の法規的な障壁もあり、まずは国際赤十字の協力のもと、東アフリカエリアで実証実験を行いました。その後、アジア圏向けの医療回診車の製造・輸出の実績と経験を経て、新型コロナウイルス感染者に対応できる車両の製造に着手しました。


この遠隔医療車の広い車内空間には専用機材を積み込み、場所を選ぶことなく医師が遠隔診察できます。


現在の日本では、法的に医療機関施設外での診察が厳しいです。しかし今回発表された『新しい医療』の試みで医療施設内(例えば病院の駐車場等)にて隔離診療所として設置を行えば、それらの問題もクリアとなります。


同車内では遠隔医療が可能となる他にも、各素材は抗菌仕様でつくられており洗浄ができます。薬品やワクチンを保管する温度調節が可能な冷蔵庫も備えます。医療施設内に遠隔医療車の特別配備を行い、モニターを通した遠隔医療体制を整える事が可能となります。今後の規制緩和に向け、災害時の移動医機関の他、僻地医療対応など、各医療現場の要望に合わせた展開も予定していきます。



■遠隔医療車両の装備および仕様

・ベース車両はトヨタハイエース・スーパーハイルーフ

・受診者用単座シートと、通信用モニター2機

・緊急時にも使用できる電源バッテリーを搭載

・エンジン停止状態で使用可能なエアコンを装備

・手洗いシンク、冷蔵庫、水洗トイレを装備

・車両壁面は、清掃しやすい特殊プラスチック素材

・緊急用担架、ウイルス除去用プラズマクラスター搭載

・安心して受診できるウッド家具



■製造者情報

商号  : 株式会社トイファクトリーインターナショナル

代表者 : 代表取締役 藤井 昭文

所在地 : 〒904-2234 沖縄県うるま市字州崎12-92

設立  : 2012年7月

事業内容: キャンピングカー製造・販売。高規格特殊車両と

      部品の製造および国内・海外市場向け車両の製造・販売

URL   : http://www.toyfactory-intl.com/jp/

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