畜産業向けIoTサービス「ファームクラウド」を全国展開開始

畜産業向けIoTサービス「ファームクラウド」を全国展開開始

累計2,000件以上の実績を持つ一次産業向け環境モニタリングを基盤に、 畜産業向けIoTサービスとして展開

株式会社セラク(東京都新宿区、代表取締役:宮崎 龍己、東証一部 証券コード6199)では、畜産向けIoTサービス「ファームクラウド」を2020年3月より本格的に営業展開することをお知らせします。

これまで一部地域の養豚・養鶏業にて先行導入としてご利用いただいておりましたが、養豚業、養鶏業における環境モニタリングが生産性向上に有効に機能することが実証できたことと、全国の養豚・養鶏業社からも多くの導入希望をいただいたことから、この度全国展開するにいたりました。


畜産業向けIoTファームクラウド


<製品紹介>

ファームクラウドは畜産業向けに特化して開発されたIoTサービスであり、畜舎環境の遠隔モニタリングを可能とします。温度・湿度・二酸化炭素濃度といった一般的な環境指標を可視化するだけでなく、お客様のご要望に合わせた項目の遠隔監視をカスタマイズにて対応可能です。また、アラート機能を標準装備しており、異常発生時にはスマートフォンでのプッシュ通知やメールにて、そのアラート連絡を受け取ることができます。

さらに、これまでに一次産業分野で2,000台以上の導入実績のあるハードウェアとプラットフォームをベースに設計されており、ハード及びソフトの両面において優れた耐久性の実績がございます。導入方法はシンプルで、ハードウェアの設置場所を決めていただいた後は、電源をつなげるだけで利用可能。畜舎の形態等に依存せず、規模の大小にかかわらずどのような畜舎へも追加で導入することが可能です。

またご希望に応じて、基本セットの内容に加え、飲水量・pH・溶存酸素濃度等をカスタマイズ対応しており、既存の設備では実現できなかったきめ細やかなセンシング、可視化を可能にしております。



<導入事例>

先行導入時においては、「環境指標を可視化することができ管理精度が改善したことにより、死亡率の半減につながった。またその結果として、収益の向上に役立っている」という声や、「警報機能により、設備の故障にいち早く気づくことができたため、損失を最小限に抑えられました」といった生産性向上・収益向上に繋がる声をいただいております。



<新規機能の追加>

今回の全国展開を機に、新規機能の開発を急ピッチで進めており、今後、センサーの追加、日報機能、機器制御機能などを順次リリースしていく予定です。また、大規模事業者向けにレポート機能の開発を進め中央管理を支援する取り組みを進めています。これらの機能により記録の管理や報告等が、簡単かつスピーディに行うことができ、省力化や設備管理のクオリティ向上に貢献します。


https://seraku.co.jp/farmcloud/



■株式会社セラクについて

株式会社セラクは、IT技術教育(人材育成)によりビジネスを創造し、社会の発展に貢献するIT企業です。IoT/AI/サイバーセキュリティ/RPAなどの先進技術で企業のデジタル化を支援するデジタルトランスフォーメーション事業(Dx事業)、企業のITインフラやITシステムを支えるシステムインテグレーション事業(SI事業)と、農業IoTサービス「みどりクラウド」を提供しています。

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