三ツ星キッチン Jミュージカル 『Beats~クマネズミの未来ミッション~』出演者情報解禁!

    ネズミ年の三ツ星キッチンは、ネズミたちが大暴れする新作オリジナルミュージカル! 豪華キャストによる圧倒的な歌・ダンス・ドラマで、観るひとの心を力強く鼓舞!!

    イベント
    2020年3月25日 13:45

    三ツ星キッチンは2020年8月27日(木)~30日(日)、東京芸術劇場シアターウエストにて新作オリジナルミュージカルを発表します。


    タイトルロゴ


    三ツ星キッチンは、上條恒の脚本・演出とKAZZ(川上和之/キャスト名:高田安男)の音楽によるオリジナルミュージカルの劇団です。『レ・ミゼラブル』の共演者としてであった2人は、キャストとしても存在感を放ちます。これまでは「日本人による、日本人を題材とした、日本人のためのJ(=JAPAN)・MUSICAL」をテーマに、身近な日本人を描く作品を数多く発表してきました。


    この『Beats』では、大切にしてきたテーマはそのままに、三ツ星キッチン初めての「人間ではないキャラクター」が主人公となります。そして舞台となるのは「日本のどこか」ではなく、築地、銀座、新橋、豊洲、赤坂などなど、耳なじみのある東京の地名が次々に登場します。


    Beats(ビーツ)とは、音楽のビート、叩く、打つ、鼓動を意味する言葉です。三ツ星キッチンの新作オリジナルミュージカル『Beats』は、東京を懸命に生きるネズミたちが主人公。彼らの生き抜く姿、鳴り響く心臓の鼓動が、観る人の胸を打ち、心を鼓舞して明日への活力となる、そんな舞台を創造します。


    主役・ビーツを演じるのは『ミュージカル テニスの王子様』で活躍中の大薮丘。脇を固めるのは早見優、シルビア・グラブ、上條恒彦といった「超」実力派俳優たち。八坂沙織、栗生みなをはじめとしたエネルギッシュでフレッシュな才能も多く集まりました。


    三ツ星キッチンの新しい挑戦に、ぜひお力添えいただけますと幸いです。

    どうぞよろしくお願い申し上げます。



    ●ものがたり

    2018年10月11日、東京の台所築地市場が遂に豊洲へ移転した。

    築地では1万何千とも言われるネズミたちが、その行先について喧々諤々やっていた。

    築地のネズミは主に2種類。多数派は「ドブネズミ」、そして少数派が「クマネズミ」。ドブネズミの棲み家は下水道や地下なのに対して、クマネズミたちの棲み家は天井、屋根裏である。つまり、築地市場の解体は、クマネズミの棲み家の解体を意味していたのだ。

    若者ネズミのリーダーのビーツ(大薮丘)は、自分たち若者ネズミが新しい土地を見つけてくると言い出す。長老モズ(上條恒彦)に後押しされ、ビーツは仲間と旅に出ることになった。頭領でビーツの親代わりのヤッチ(河本章宏)、未来をも見通す美しい瞳を持つメノウ(早見優)、料理上手なチェリオ(中村香織)、鼻の利く侍ダルマ(深来マサル)、歌がべらぼうにうまいファビオ(川上和之)、そしてビーツの6匹が夜の東京へと走り出す。銀座のミステリアスなママ(シルビア・グラブ)、六本木の絶対帝王グロス(上條恒)、牢屋で出会った謎の少年モンジ(八坂沙織)、行方知らずのビーツの兄キース(栗生みな)、そして見たことのない広い世界!銀座、赤坂、六本木、はたして安住の地は見つかるのか?



    ●出演者 ビーツ役/大薮丘

    タイトルロールであるビーツ役を演じさせていただく大薮丘と申します。

    今回主演を演じさせて頂くということで、嬉しい気持ちでいっぱいなのと、プレッシャーとで心臓がドキドキしています。

    三ツ星キッチンさんに出演させていただいたのは2015年でした。

    その時に共演者の皆様にたくさんのことを教わりました。

    右も左もわからない僕に丁寧に教えてくださり、演劇、ミュージカルの面白さを教えてくださったのもこの劇団でした。

    だからこのような形でまた出演出来ることが本当に嬉しいです!

    作、演出の恒さん、歌唱指導をしてくださるKAZZさん。

    お二人は僕にとって父親のような存在。


    今回もたくさん学ばさせて頂きます!

    そしてほんの少しだけ成長した僕をみてください!



    ●脚本・演出 上條恒

    日本人による日本人のためのミュージカルを創作して13年、いつかは着ぐるみミュージカルを上演しよう!というのはもう5年以上前に主宰のKAZZと交わした冗談でした…いやいや冗談ではない。着ぐるみは別として、東京に住んでいる、生き物から見える、世界を描いてみたかった。

    色んな想像をしたけれど、猫は絶対に辞めよう!そんな事を言いながら、何年か経ち…父と弟と3人で、朗読と歌のライブをすることに。

    その朗読で、ビーツは産まれかけた。ちょうど、豊洲問題が起きていて、あの築地のネズミ達はどこへ逃げるのか?銀座の飲食の方々は大変な迷惑!東京都も罠を仕掛け、捕獲に乗り出したが、ネズミも頭が良いから捕まらない…ニュースを読みながら、僕はネズミ達の応援側になるのはどうだ?と思いついた。

    そうなってからはネズミオタクになりつつ、こんな性質があるらしいよ!というKAZZの情報に、涙を流したり。彼らにも命がある。小さな身体の中にある心臓の鼓動(BEAT)が精一杯鳴っている!生きている!人間の都市再開発に翻弄されながら生きているのだ。彼らには「自分の命を差し出しても、仲間を守る」習性があるという。こんな驚きの情報を知って、ミュージカルが動き出さない方が不思議だ。

    三ツ星キッチンが10年を越えてなおマンネリ化しないのは、このワクワクが止まらないからである。僕もKAZZも、日本のミュージカルは、まだ本当には生まれていないと思っている。

    ブロードウェイ風でも、ロンドン風でもなく、日本人のミュージカルを創作します。どうぞお楽しみに。



    ●音楽 KAZZ

    このワクワク感は、劇団旗揚げ時に似てるように思います。

    なんせ約13年続けていますので、山あり谷ありでしたが、毎回、上條恒氏が「こんな話を描こうと思う」という相談から始まる、僕たちの作品作り。

    今回はいつも以上に前段階からアイデアが出てきて、その時からワクワクが始まってました。

    誰がこの役、あの役で舞台を駆けまわるだろう、、?そんな想像を巡らせた昨年を経てついに実現へ向けて動き始めました。

    今はキャストの皆さんの顔を思い浮かべながら、完成に近づいた台本と照らし合わせつつ、「どんな楽曲でこの人たちの声を観客の皆様に届けようか」と

    ワクワクドキドキしています!ぜひ一緒にワクワクしましょう!お楽しみに。



    ●主要キャスト

    ビーツ役/大薮丘

    1995年生まれ。

    2017年、ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン立海大附属中学・丸井ブン太役にオーディションで抜擢。

    その他の作品に、ウォーキング・スタッフプロデュース「D51_651」(演出/和田憲明)、タクフェス第6弾「あいあい傘」(演出/宅間孝行)、「歳が暮れ・るYO 明治座大合戦祭」(演出/板垣恭一)、関西テレビ放送開局60周年記念 ミュージカル「ハル」(演出/栗山民也)など。今夏、劇壇ガルバ第2回公演「砂の国の遠い声」(演出/山崎一(さきはたつさき))の出演が決定している。三ツ星キッチン公演は「DREAM」、「魔法のスープ」に続き3度目の出演となる。


    メノウ役/早見優

    日本生まれ。3歳から14歳までをグァム、ハワイで育つ。

    14歳でスカウトされ82年「急いで!初恋」で歌手デビュー。

    「夏色のナンシー」や「PASSION」などのヒット曲がある。

    バイリンガルと国際感覚を生かしTV、舞台などで活躍。

    NHK World「Dining with the Chef」やNHKラジオ「深夜便ビギナーズ」(毎月第三土曜日)のレギュラー出演中。

    2018年にはデビュー35周年迎え、ベストアルバム「CELEBRATION」・写真集「サマーガール」を発売。

    2019年には丸美屋食品ミュージカル『Annie』にハニガン役にて出演。


    銀座のママ役/シルビア・グラブ

    BOSTON大学 音楽学部声楽科卒業。

    『Jerry’s Girls』(1997年)をはじめ、『I GOT MERMAN』『INTO THE WOODS』『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『三銃士』『TITANIC』『next to normal』『PASSION』『紳士のための愛と殺人の手引き』 三谷幸喜版『ショーガール』『ロミオ&ジュリエット』『日本の歴史』『フローズン・ビーチ』『メアリ・スチュアート』など数々のミュージカル作品、ストレートプレイに出演。

    2009年は話題作の『レベッカ』でダンヴァース夫人役を演じ、第34回菊田一夫演劇賞受賞。翌年には再演。2011年三谷幸喜作・演出の『国民の映画』(パルコ劇場他)にて第19回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞。

    4月は『ジョゼフ』10月には『おかしな二人』がひかえている。


    ファビオ役/高田安男(川上和之)

    1992年キングレコードよりシンガーソングライターとしてデビュー。20代は音楽活動に没頭する。

    2001年初ミュージカル出演をきっかけに舞台など役者活動をスタート。

    2006年、上條氏と共にオリジナルミュージカル制作を始め、2009年「三ツ星キッチン」を旗揚げ。

    高田安男としても活躍中(写真は高田安男として)。


    グロス役/上條恒

    1967年1月31日生まれ。東京都出身。

    俳優・演出家・脚本家として多方面で活動中。

    俳優として活躍するものの、脚本、演出は日本人の手による、Jミュージカルを創作し、多くの支持を得ている。劇団三ツ星キッチンの代表として、他団体の演出、脚本を手掛け、ミュージカル、ストレート、朗読劇など幅広く活動する。今、翻訳物のミュージカルが多い中、日本人に文化の違いや宗教観などの理解する事のストレスがないのは、同じ時代に同じ文化を経験した作家による脚本であると考えている。自らが旗揚げした三ツ星キッチンが作り上げる世界は、誰にも分る世界であり、現代に生きる、人々を応援するような娯楽を追求している。


    モズ役/上條恒彦

    1940年3月7日生まれ、長野県東筑摩郡出身。

    松本県立ヶ丘高校卒業。1962年6月に、歌手活動を始める。

    1971年11月には世界歌謡祭『出発の歌』グランプリ受賞。

    1973年10月に連続TVドラマ『遥かなるわが町』出演し俳優としても活躍の場を広げ、1975年1月には国民的映画『男はつらいよ・寅次郎子守唄』にも出演する。


    受賞暦

    1971年『ポピュラーソングフェスティバル71』グランプリ受賞

    1971年『第2回世界歌謡祭』グランプリ受賞

    1972年『第4回世界歌謡祭』歌唱グランプリ受賞

    2000年『第25回菊田一夫演劇賞』演劇賞受賞



    三ツ星キッチン Jミュージカル『Beats~クマネズミの未来ミッション~』

    脚本・演出:上條恒/音楽:KAZZ


    出演:

    大薮丘


    早見優

    シルビア・グラブ

    河本章宏

    高田安男(川上和之)

    中村香織

    八坂沙織

    栗生みな

    上條恒


    吉田要士

    深来マサル

    観月ゆうじ

    宮本英喜


    安井久乃(スペード)/石井麻土香(ハート) ※両バージョンに異なる役で出演

    沼舘ミオ(スペード)/鈴木富士子(ハート) ※両バージョンに異なる役で出演

    参川剛史

    堂園愛子

    輿祐樹

    池田紫陽

    高橋けい

    合田くるみ

    金田央

    原田翔太郎

    小松季輝

    波多野航

    はたなかいちか(スペード)/深来千陽子(ハート) ※Wキャスト


    上條恒彦


    演奏:福澤和也(ギター)、青木泰道(パーカッション) ほか

    会場:東京芸術劇場 シアターウエスト

       (〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1)


    日程:2020年8月27日(木)~30日(日)

    27日(木)13:30(スペード)♪/18:30(ハート)

    28日(金)13:30(ハート)♪ /18:30(スペード)

    29日(土)13:30(ハート)  /18:30(スペード)

    30日(日)12:00(スペード) /16:30(ハート)

    (スペード):スペードチーム/(ハート):ハートチーム/♪:アフターイベント(詳細は後日公式サイトにて公開)


    チケット       :2020年7月上旬発売開始予定

                詳細は後日公式サイトにて公開

    協力(敬称略・順不同):クリオネ、キープスマイリング、クィーンズアベニュー、

                劇団ひまわり、オッドエンタテインメント、

                坂戸エンターテイメント、東宝芸能、

                ブロードウェイ・ライン・カンパニー、LIBLANCE、

                演劇制作体V-NET、ラビット番長

    主催・企画・製作   :三ツ星キッチン/MKDF株式会社

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