ジボダン社が、CDPの名誉ある「Aリスト」に選定される

気候変動に対する主導的な取り組みが高い評価を得る

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、温室効果ガス(GHG)排出量削減や気候変動リスクの軽減、低炭素社会の発展に向けた取り組み等により、CDPの名誉ある「気候変動Aリスト」に選定されたと発表しました。


ジボダン社CEOのジル・アンドリエは次のように述べています。「持続可能性への取り組みは、新たに定義された当社の存在目的にもあるように、当社のDNAの根幹を成すものです。CDPから高い評価をいただいたことは、当社の取り組みが有意義であると認められたことであり、意欲的な目標達成に向けたさらなる励ましとなります。ジボダン社では、好業績と成長は、次世代のための持続可能な将来を確保することと密接に関係しています。」


このAリストには、数千社の中からごく一部の好業績企業が選定されています。


CDPのCEO、ポール・シンプソンは次のように述べています。「環境パフォーマンスと透明性における主導的な取り組みにより、今年、CDPの気候変動Aリストに選定された企業にお喜びを申し上げます。気候変動による緊急事態や森林破壊、水不足等によるビジネスリスクの規模は、それらに対処することで得られる機会と同様に膨大であり、この危機的な時代に企業が果たす役割が重要であることは明らかです。Aリストに選定された企業は、環境リスクに取り組み、明日の社会での成功に備える中で、企業の持続可能性において市場を先導しているのです。」


2019年にジボダン社は、SBTi(科学的根拠に基づく目標イニシアチブ)の基準を満たすレベルにGHG排出量削減目標を再設定し、他に先駆けて1.5°C目標(地球温暖化による気温上昇を産業革命以前から1.5°C未満に抑えることを目指す、GHG排出量削減目標)の達成を目指す数少ない企業の一つとなりました。これに続きジボダン社は、国連の提唱する1.5°C目標の誓約書(Business Ambition for 1.5°C)に署名し、地球温暖化対策に取り組む主要企業の動きに足並みを揃えました。


さらに、昨年末に発表された、新たな当社の存在目的では、2040年までに各事業において、また2050年までにはスコープ3(サプライチェーン)を含めた全社で、地球の気象環境にプラスな企業になるという目標を設定しています。


CDPは、情報開示、認識、環境リスクマネジメント、および意欲的で有意義な目標の設定といった環境リーダーシップに関連するベストプラクティスに対応して、詳細かつ独立した手法によって企業を評価し、AからD-のスコアをつけています。



■ジボダン社について

ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2019年の売上高は62億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、180を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で約14,900名を擁しています。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。



■CDPについて

CDPは、企業や政府に温室効果ガスの削減および水資源や森林の保全を働きかけている国際的な非営利団体です。投資家により気候調査プロバイダーの第1位に選ばれたCDPは、資産額96兆米ドルを運用する機関投資家らと協働し、投資家と買い手の力を活用して、企業に対し環境への影響の公表と管理を促しています。2019年には、世界の時価総額の50%を超える約8,400社が、CDPを通じて環境データを公表しました。また、920以上の都市や州、地域もデータを公表しており、CDPのプラットフォームは、企業や政府が環境変化にどのように対応しているかを示すグローバルで豊富な情報源の一つとなっています。CDPは、We Mean Business Coalitionの創設メンバーです。詳細については https://www.cdp.net/ をご覧いただくか、 https://twitter.com/CDP をフォローしてください。

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