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オープンストリーム、実践的オープンイノベーションにて 独自AI技術開発と人材育成を促進  ~独自AIの開発プロジェクトで特許出願~

このたび株式会社オープンストリーム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉原 和彦、以下 オープンストリーム)は、トッパン・フォームズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂田 甲一、以下 トッパンフォームズ)と共同開発したAI画像解析を用いた帳票のデジタル化エンジンで、特許5件の共同出願を行いました。


当社では、“技術創発企業”というビジョンのもと、上記共同開発をはじめ、2016年から実施している国立大学法人 電気通信大学(所在地:東京都調布市、学長:福田 喬、以下 電気通信大学)との産学連携、パートナー企業さまとの連携も交えた新サービス創出など、精力的にオープンイノベーションを取り入れた事業開発を展開しています。

そして、イノベーション活動の成果指標の一つとして、特許出願や論文などの公的な社外発表を重視しています。その理由は、当社が関わるイノベーション活動が独自性・新規性のある技術やアイデアを生み出していることを、中立な第3者の評価を受けることで証明したいと考えているためです。これは、その技術開発の価値の証明となるだけでなく、そこに関わるエンジニアの能力やエンゲージメント向上に繋がります。

今回のトッパンフォームズとの共同開発においても、両社の若手エンジニアを積極的に起用し、R&Dを実践体験させることでAI技術習得のOJT効果を生んでいます。さらに、両社の独自ノウハウや知見と、彼ら若手の柔軟なアイデアを取り入れることで、独自性のある技術を開発し、特許出願を実施することができました。


今後も当社では、オープンイノベーションを実践的に推進することで、単独企業の取組では得ることが難しい幅広い視点や新しい発想に基づく成果を追及し、ステークホルダーやパートナーの皆様とともに発展を目指してまいります。


当社経営ビジョンにもとづく、本共同開発の位置づけ


帳票認識AIの開発過程

帳票AIの概略構成


【開発の概要】

トッパンフォームズが有する帳票に関する専門的知見やデータと、オープンストリームが有する最新のディープラーニング技術や画像処理技術という2社の強みを活かすべくスタートした共同開発です。両社のエンジニアからなる合同チームでAIモデルの研究・試作や評価を実施し、独自のAIモデルの開発に成功、特許出願を達成しました。


一般的なAI開発プロジェクトでは、初期のPoC(概念実証)段階で頓挫してしまうことも少なくないと言われています。本プロジェクトでも初回PoCには失敗したものの、その後失敗原因の精査やAIモデルの設計方針を転換するなど、粘り強く開発を継続した結果、帳票構造の認識AIにおいて目標の認識率を達成できました。これはエンジニアの技術力だけでなく、両社の経営層がAIの重要性を深く理解してマネージメントを推進したことも大きな要因です。



【今後の展開】

今回特許を共同出願したAI技術については、現在製品化を目指し、引き続き開発を継続しております。今後も当社では、組織の境界をこえた研究開発を進めるとともに、IT人材の育成とエンジニアの価値向上に努めてまいります。



【トッパン・フォームズ株式会社について】

本社 : 東京都港区東新橋1-7-3

設立 : 1955年5月

代表者: 代表取締役社長 坂田 甲一

資本金: 117億5,000万円

URL  : https://www.toppan-f.co.jp/



【株式会社オープンストリームについて】

本社 : 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル9階

設立 : 2000年1月

代表者: 代表取締役社長 吉原 和彦

資本金: 2億6,260万円

URL  : https://www.opst.co.jp/



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