TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズなどで知られる デイヴィッドプロダクションが クラウド型プロジェクト管理ツール「Save Point」を導入

新作アニメのプリプロに活用し、2021年以降の公開を目指す

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2020年2月4日 13:00
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株式会社MUGENUPは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズや『あんさんぶるスターズ!』『炎炎ノ消防隊』『はたらく細胞』など大ヒットアニメの制作で知られる株式会社デイヴィッドプロダクションにおいて、ゲームやアニメにおける業務効率化を支援するクラウド型プロジェクト管理ツール「Save Point」が導入されたことを発表します。デイヴィッドプロダクションでは新作アニメのプリプロに「Save Point」を活用し、2021年以降の公開を目指します。


Save Point サムネビュー

デイヴィッドプロダクション様 ロゴ


「Save Point」はMUGENUPがサービスを展開するクラウド型プロジェクト管理ツールです。イラストや3DCGなどクリエイティブの納品や監修、スケジュールやタスクの管理など、アートディレクションにまつわる様々な業務をブラウザ上で一元管理し、効率的な制作環境を実現します。これまで190社以上に採用、1000件以上のプロジェクトに導入されてきた他、2019年にはアニメ作品の制作効率化にフォーカスした「Save Point for アニメ」の機能検証を開始しました。


デイヴィッドプロダクションは、「Save Point」の導入によって、シリーズ構成や脚本、各種デザイン、絵コンテなど、アニメ制作の準備段階であるプリプロの業務効率化を目指します。



■「Save Point」導入の背景と狙い

実際のアニメ作品を制作するにあたっては、企画の決定や、主要クリエイターのスタッフィング、脚本や絵コンテ、各種デザインなど様々な資料や設定を準備する「プリプロ」と呼ばれる工程が必要です。このプリプロにおいてアニメ作品のおもしろさの根幹が決まる他、ビジネスの方向性も話し合われます。

プリプロに関わるプロデューサーやクリエイターは、企業に所属していたりフリーランスだったりなど働き方も立場も様々なため、打ち合わせのスケジュール調整や、進捗状況の管理、素材のやり取り、情報の共有など、コミュニケーションに多大なコストが必要となっていました。そのため「設定制作」と呼ばれる担当者が全体を繋ぎとめる結び目となり、各関係者とやり取りを行っていました。

一方、アニメ作品をとりまくビジネス環境の複雑化や、3DCGなどクリエイティブ技術の多様化にともなって関係者も増加、プリプロが長期化すると同時に重要さも増し、設定制作にかかる負担がますます高まっています。

そこでデイヴィッドプロダクションでは、クラウド型プロジェクト管理ツール「Save Point」を導入し、新作アニメにおけるプリプロの効率化をはかります。これによってプリプロ段階における作品設計の精度を高め、より魅力的なアニメ作品の創造と、設定制作をはじめ関係者のコミュニケーション活性化を図ります。


MUGENUPは「創ることで生きる人を増やす」を経営理念とし、システムを活用した「新しい働き方」をクリエイターに提案しています。これまでに厚生労働省より「輝くテレワーク賞」の受賞や、総務省「テレワーク先駆者百選」に選定されるなど、積極的なテレワークの推進を評価されてきました。


今後もMUGENUPは効率的なクリエイティブの制作環境を提供し、クリエイターの「新しい働き方」の実現を目指してまいります。



■「Save Point」活用イメージ図

導入イメージ図 導入前

導入イメージ図 導入後


(上図)これまでは、細々とした連絡をはじめ、設定や資料の共有、打ち合わせのスケジュール調整など、設定制作という担当者が全ての中心となって対応していました。

(下図)「Save Point」の導入によりクラウド上で素材や情報、コミュニケーションの記録などが共有されることで、設定制作の業務負担が軽減されると共に業務効率が格段に向上します。



■株式会社デイヴィッドプロダクション 代表取締役 梶田浩司 コメント

アニメーション業界は90年代後半から撮影やCG等の各工程にデジタルを導入することで、表現の幅を広げ、作業の効率化を進めて来ました。


パイプライン、素材などがアナログからデジタルへ置き換えられるにつれ、スタッフは「成果物」や「進捗管理」などの情報を、各工程で利用されている複数のツールを利用したり、管理者に直接問い合わせなければならず、スタッフ間で情報を一元化して管理するシステムが求められてきました。


Save Pointは、ひとつのシステム上で関わるスタッフが、必要な情報をいつでもどこでも入手できる様に開発されているので、デイヴィッドプロダクションは次回作でその有効性の検証をする事に決めました。


将来の開発・制作を効率的かつストレスレスに行える管理ツールとして活躍する事を期待しています。



■株式会社MUGENUP 代表取締役 伊藤勝悟 コメント

株式会社デイヴィッドプロダクション様において、新作アニメのプリプロに「Save Point」を導入していただけることになりました。昨年末の「Save Point for アニメ」の発表以来、アニメ業界の方々から多数のお問い合わせをいただいており、このたび実際の作品制作への導入を発表できることは大変光栄です。


「Save Point」は、これまでゲーム業界を中心に開発と活用の実績を重ねてきました。そこで培った知見やノウハウを活かし、アニメ業界の業務効率化に貢献できることを大変うれしく思っております。


弊社は「創ることで生きる人を増やす」という経営理念のもと、クリエイターの効率的な働き方を目指し、アニメ制作に「Save Point」を活用していただけるよう業界に寄り添った開発に尽力してまいります。



■株式会社デイヴィッドプロダクションとは

株式会社デイヴィッドプロダクション(本社:東京都小平市、代表取締役社長:梶田浩司)はテレビ、映画、ゲーム等多岐にわたるアニメーションの企画力・最新のデジタル作画技術を活かした制作力で国内外から熱い支持を集めるアニメーション制作会社です。2007年設立。代表作はTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ('12~)、『モンスターハンターストーリーズ RIDE ON』('16~'18)、『はたらく細胞』('18)、など。


公式URL: http://davidproduction.jp/



■株式会社MUGENUPとは

株式会社MUGENUP(本社:東京都新宿区、代表取締役:伊藤勝悟)は世界中のクリエイターをシステムでつなぎ、2Dイラストや3DCG、映像など、多彩なクリエイティブを制作しています。さらにクリエイティブの制作環境も創るべく制作管理ツール「Save Point」の開発・提供を行っている他、次代のクリエイターの育成サポートやオリジナルコンテンツの企画・製作にも取り組んでいます。


公式URL: https://mugenup.com/



■参考「Save Point」の主な機能紹介

<コミュニケーションが一覧できるスレッドビュー>

制作物ごとのタイムラインをひとつの画面に集約し、大量のコミュニケーションを並行して効率的に実現する「Save Point」のメイン画面のひとつです。

Save Point スレッドビュー


<ガントチャートで進捗を確認>

プロジェクト全体の進捗状況を俯瞰して確認できる機能です。詳細を閲覧する時には該当のスレッドにこの画面からワンクリックで遷移できます。

Save Point ガントチャート


<お気に入り登録した画像を一覧するサムネビュー>

お気に入り登録した画像だけをピックアップし、サムネイルで表示いたします。ラベル機能と組み合わせて重要な素材を図鑑や資料集のように使ったり、過去素材をリファレンスとして制作中のクリエイティブと見比べたりすることが可能です。

Save Point サムネビュー


<ブラウザ上でフィードバック>

「Save Point」に投稿した素材に、テキストなどフィードバックを追記できる機能です。納品された素材プレビューや簡単なフィードバックを「Save Point」内で完結できるため、より効率的に制作を進められます。

Save Point ブラウザ上でフィードバック


※「Save Point」スクリーンショット(素材はサンプルです)



■「Save Point」および「Save Point for アニメ」に関するお問い合わせ

「Save Point」や「Save Point for アニメ」に関する資料をご希望の方は、以下よりお問い合わせください。

https://www.savept.com/contacts/



(C) MUGENUP Inc.

(TM) & (C) 2008-2017 David Production Inc. All Rights Reserved.

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デイヴィッドプロダクション様 ロゴ
導入イメージ図 導入前
導入イメージ図 導入後
Save Point スレッドビュー
Save Point ガントチャート
Save Point ブラウザ上でフィードバック
Save Point ロゴ横

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