2019年10ー12月期 転職時の賃金変動状況

「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者数の割合」は29.6% 前年同期比0.2ポイント低下

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林 大三)が提供する転職支援サービス『リクルートエージェント』における2019年10ー12月期の「転職時の賃金変動状況」を報告します。「転職時の賃金変動状況」では、“転職決定者の賃金は転職前後でどのように変化しているのか”という点に着目し、「前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加した転職決定者数の割合」の経年変化を観察していきます。


▼詳細はこちらをご覧ください。

https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2020/200129-02/


■10ー12月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は29.6%。

2013年度以降、上昇基調が続いていたが、足許では幾分減速感がみられており、2019年10ー12月期も前年同期比0.2ポイント低下と前年を下回った。


■IT系エンジニア:10ー12月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は30.6%。

2014年以降上昇基調が続いていたが、足許では横這い圏内の動きが続いている。


■機械・電気・化学エンジニア:10ー12月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は25.3%。

2014年以降、振れを伴いつつも上昇基調が続いていたが、2019年入り後は動きが鈍く、2019年10ー12月期も前年同期比4.1ポイント低下と前年を下回った。


■営業職:10ー12月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は28.2%。

このところ、振れを伴いつつも横這い圏内での動きが続いていたが、2019年10ー12月期は前年同期比0.9ポイント低下。


■事務系専門職:10ー12月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は27.8%。

2017年以降、幾分弱めの動きが続いており、2019年10ー12月期も前年同期比0.4ポイント低下。


■接客・販売・店長・コールセンター:10ー12月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は38.4%。

2019年10ー12月期は前年同期比1.8ポイント上昇。2015年度以降、概ね横這い圏内での推移が続いていたなかで、幾分強めの動きとなった格好。



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