被災地 岩手県大船渡市発 “復興への兆し”「南部どりの、サラ...

被災地 岩手県大船渡市発 “復興への兆し” 「南部どりの、サラダチキン。ハーブチキン」  2年連続モンドセレクション金賞受賞! 

~一瞬で流されたブロイラー事業47年と100万羽処分からの再興~

岩手県大船渡市を中心に、銘柄鶏「南部どり」の孵化・育成・生産・運送・販売まですべて一貫して行っている、株式会社アマタケ(所在地:岩手県大船渡市、代表取締役社長:甘竹 秀企、以下 アマタケ http://www.amatake.co.jp/ )は、主力商品である「南部どりの、サラダチキン。ハーブチキン」において、ベルギーで開かれた食品品評会「モンドセレクション」加工食肉部門にて2年連続で金賞を受賞したことをお知らせいたします。
今回の「2年連続金賞受賞」の一報は、東日本大震災で甚大なる被害を受けたアマタケの復興への希望となっています。

特に被害を受けた、陸前高田の工場
特に被害を受けた、陸前高田の工場

「南部どりの、サラダチキン。ハーブチキン」商品URL:
http://www.amatake.co.jp/08-commodity/index-02.html#06


【東日本大震災による工場の甚大な被害について】
アマタケは、3月11日の東日本大震災および巨大津波により甚大なる被害を受けました。
弊社が抱える3工場のうち2工場(大船渡市、陸前高田市)が製造機能を失い、さらには道路の寸断による餌の供給不足などから、育てていた100万羽の鶏の処分を余儀なくされました。
そのため、現在全国のお取引先様への商品供給が不可能な状況が続いています。


【モンドセレクション2年連続金賞受賞】
そんな状況の中、弊社の主力商品である「南部どりの、サラダチキン。ハーブチキン」が昨年度に引き続き、「2011年度 モンドセレクション 加工食肉部門」で金賞を2年連続受賞いたしました。

「南部どりの、サラダチキン。」シリーズは全9種類となっており、南部どりのムネ肉をまるごと1枚加工した商品として年間約130万パックを売上げています(2010年度実績)。
特に「ハーブチキン味」は年間65万パックを売上げる主力商品となっており、今回のモンドセレクションでは、他に「ハニーマスタード味」は金賞、「ガーリック味」は銀賞を受賞しました。


【アマタケ、復興への希望】
春から夏に需要が高まる同商品は現在、お取引先様から購入のご要望を多くいただいておりますが、モンドセレクション受賞の際、既に工場が被災していたため、全商品が生産・製造できない状態となっております。(一部お取引先様店舗では、弊社被災前製造の加工品を販売)

震災の悲しみや不安が社員の心をめぐる中、入り込んだ「2年連続金賞受賞」の一報は、アマタケ社員に復興への大きな希望をもたらせてくれました。
社員の中には家族を亡くした者や避難所から出勤をしている者も多い中、1日でも早いアマタケの復興が、大船渡市・岩手県の復興につながると信じ、7月1日の工場稼働に向けて動き出しています。(尚、7月1日には復興式典を予定しております。)


※モンドセレクションの評価課程
・20の評価基準から構成されるテースティングシートを使用し、公平な立場より評価。
・最低8名の専門審査員にて評価し、集計の後平均値を算出。
・テースティングの評価だけでなく、消費者からの観点や安全性などを含めた品質の総合分析結果によって評価。


<沿革>
1964年 2月 甘竹飼料店 創業
1970年 1月 株式会社甘竹ブロイラー 設立
1986年 4月 南部どりを販売開始
1988年10月 株式会社アマタケに社名変更
1989年11月 ケンタッキーフライドチキン認定工場となる
1999年 6月 すべての鶏を抗生物質・合成抗菌剤を一切不使用の飼育に成功
2010年 4月 南部どりブランド一新による精肉売場革新を開始

<会社概要>
社名   : 株式会社アマタケ
本社所在地: 〒022-0003 岩手県大船渡市盛町字二本枠5
東京本社 : 〒105-0014 東京都港区芝2-29-8 井原ビル4F・5F
創業   : 1964年2月
資本金  : 2億2,338万円
売上高  : 年商135億6,000万円(平成20年3月期)
従業員数 : 713名(2010年4月1日現在)
URL    : http://www.amatake.co.jp/

カテゴリ:
商品
ジャンル:
フード・飲食

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