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京セラコミュニケーションシステム主催「Sigfoxを使ったIoTアイデアコンテスト」本選実施のお知らせ　～14組のファイナリストを選出～

調査・報告

2020年1月16日 16:30

京セラ株式会社

　京セラ株式会社のグループ会社である京セラコミュニケーションシステム株式会社（社長　黒瀬善仁以下、KCCS）は、2019年12月14日（土）に「Sigfoxを使ったIoTアイデアコンテスト」の本選を開催しました。

ファイナリスト14組の皆さんと審査委員

　Sigfoxは低コスト、低消費電力、長距離伝送を特長としたグローバルIoTネットワークです。日本国内においてはKCCSがSigfoxネットワークを運営する通信事業者として、ネットワークサービスを提供しています。

　本コンテストは未来を担う学生の皆さんを対象に、2019年7月25日（木）から9月23日（月）までの期間、Sigfoxを活用した、生活を楽しく、便利で、快適にするアイデア（アイデア部門、プロトタイプ部門）を募集し、全国から53件もの素晴らしいアイデアを応募いただきました。厳正なる書類選考を経て勝ち残った14組のファイナリスト（アイデア部門8組、プロトタイプ部門6組）が、北は北海道、南は宮崎県から東京に集結し、本選でのプレゼンテーションに挑みました。

開会挨拶をする審査委員長のKCCS 代表取締役社長黒瀬　

コンテスト会場の様子

　ファイナリストの皆さんは、これまで時間と労力をかけ練り上げたアイデアや、製作したデバイスのデモを力強く披露。

　インフルエンザ検査キットの結果データを収集して流行拡大防止や、釣り竿にセンサを取り付けたスマートIoT釣り竿による釣果の共有、車いすや杖に取り付けたデバイスから取得した移動経路を活用した高齢者が通りやすい経路の可視化といった、医療や趣味、生活支援に関するアイデアなど、幅広い分野での課題をSigfoxの特長を活かして解決する、発想豊かなアイデアが次々と発表されました。

アイデアを説明する学生（アイデア部門）　

デモを披露する学生（プロトタイプ部門）

　全14件のプレゼンテーションの後、別室で審査員による審査が行われている間に、コンテスト会場ではオーディエンス賞の投票が行われました。学生他来場者はプレゼンテーションを思い返しながら良いと思った複数のアイデアに投票しました。

　懇親会では和やかな雰囲気の中、学生、審査員、アドバイザーが年齢や立場の枠を超えて交流を深めていました。

オーディエンス賞の投票状況をモニターに投影　

懇親会で交流を深める学生と審査委員

　結果発表では、各部門の最優秀賞、優秀賞に審査委員長の黒瀬から賞金（パネル）が、特別審査員の中垣氏からトロフィーが、それぞれ贈呈されました。今回、プレゼンテーションしていただいたアイデアには、ビジネスにつながりそうなおもしろいものが多数ありました。皆さんのアイデアが社会を変えるきっかけになるかもしれないと期待を持てる素晴らしい発表でした。

本コンテストにご参加いただきました皆さん、誠にありがとうございました。

◆IoTアイデアコンテスト開催概要

日　　　時　：2019年12月14日（土）9:00～13:00

場　　　所　：KCCS 新宿マインズ分室

審査委員長　：KCCS　代表取締役社長　黒瀬善仁

特別審査委員：DNX Ventures　Managing Director　中垣徹二郎氏

審査委員　　：SIGFOX Japan株式会社　カントリーマネージャー吉澤徳明氏

　　　　　　　KCCS　取締役 LPWAソリューション事業部長松木憲一　　　他

◆各部門の最優秀賞、優秀賞

■アイデア部門

【最優秀賞】家庭用IoTごみ箱で高齢者のゴミ出し支援

　　　　　　和歌山大学　中村鴻成さん