デジタル・ガバメント推進に関する包括連携協定を締結

デジタル技術を活用し地方自治体における業務プロセスの改善を目指す

 神奈川県横須賀市(市長 上地 克明、以下、横須賀市)とトッパン・フォームズ株式会社(代表取締役社長 坂田 甲一、以下トッパンフォームズ)は、「デジタル・ガバメント推進に関する包括連携協定」を締結しました。

 本協定は、横須賀市とトッパンフォームズが相互に保有する資源とノウハウを活かし合い、協力体制を構築することで、「業務プロセス改革」、「デジタル・ガバメント推進を担う人材育成」に積極的に取り組み、横須賀市が抱える課題解決を官民協働で推進していくことが目的です。


 横須賀市では、既存の業務プロセスをゼロから見直すことにより業務を効率化し、これにより生み出された時間・労力を、市民に寄り添う良質なサービスに振り向けることが急務となっています。

 横須賀市は、デジタル技術を最大限に活用し、市民にとって「すぐ使えて」、「簡単で」、「便利な」行政サービスを市民一人一人が享受できるようにすることを目的にデジタル・ガバメントを推進していきます。

 トッパンフォームズは、横須賀市との連携協定における実証事業で得られたデータを分析・検証し、地方自治体の業務プロセス改善と人材育成を支援するとともに、デジタル先進技術を最大限活用したデジタル・ガバメントの推進に貢献します。


【概要】

1. 連携の範囲  

○デジタル技術活用による業務プロセス改革に関すること

○デジタル・ガバメント推進を担う人材の育成に関すること

○その他デジタル・ガバメント推進に関すること 


2.   期間

2019年12月10日から1年間


3. 主な事業内容(今後の予定)

横須賀市の児童手当に関する業務において、2020年1月10日からBPM(※1)実践ワークショップを実施し、次の内容について検証します。

○BPMS(※2)導入効果

○ユニバーサルデザイン(※3)による帳票改善

○RPA、OCR等のICTツール導入効果

○申請、問合せのオンライン化


※1 BPM(ビジネスプロセス・マネジメント)とは、複数の業務プロセスや業務システムを見直し、最適なプロセスに統合・制御・自動化しながら改善を続けていくための手法です。

※2 BPMSとは、BPMの実行を支援する情報システムの総称です。

※3 ユニバーサルデザインとは、年齢や障害の有無、体格、性別、国籍等に関わらず、できるだけ多くの人にわかり易く利用してもらえるようにデザインする考え方です。 

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