導体芯に“純マグネシウム”を使用し、制振性を追求したスピーカ...

導体芯に“純マグネシウム”を使用し、制振性を追求した スピーカーケーブル「MS205C」を販売開始

~オーディオアクセサリー銘機賞2020を受賞~

ジャパンファインスチール株式会社(所在地:山口県山陽小野田市、代表取締役社長:長尾 浩司)は、制振効果の高い「純マグネシウム」を導体芯に使用したスピーカーケーブル「MS205C」を、音響ブランド「JFSounds」から販売開始いたしました。

今回、スピーカーケーブル「MS205C」はオーディオアクセサリー銘機賞2020部門賞を受賞いたしました。


今回製品化されたスピーカーケーブル「MS205C」は、2016年から販売し好評を得ているスピーカーケーブル「MS227C」のコンセプトを基に、ケーブルに柔軟性を持たせることで、ホームオーディオ、ホームシアター、カーオーディオ等、高品質の音を求められる環境で幅広くご使用いただける構造となっております。


柔軟なケーブルに仕上げるためには、導体素線の細線化が必要となります。「MS205C」の導体芯に使用している「純マグネシウム」は、伸線加工の難しい素材です。そのため、前回のスピーカーケーブル「MS227C」の販売以降、純マグネシウムの細線化開発を行うことで、今回、導体芯に使用しているφ0.3mmの長尺ワイヤの製作が可能となりました。


今回のケーブルは、外径φ4.7mmと細い形状でありながら、JFSoundsの特徴を楽しめる製品に仕上がっております。


スピーカーケーブル「MS205C」



■スピーカーケーブル「MS205C」の特徴

1)導体芯にマグネシウムワイヤを使用

マグネシウムは振動吸収効果が高い素材であり、振動の抑制が求められる様々な分野で使用されています。特に制振効果が高い純度99.95%のマグネシウムワイヤを導体の芯材として設置することで、導体部分に伝わる振動を直接吸収する事をコンセプトとした新発想のスピーカーケーブルです。マグネシウム断面積比率約15%で高い振動減衰効果が期待でき、導電性能とのバランスを考慮しています。


2)柔軟性に優れたケーブル構造

導体芯の純マグネシウムをφ0.3mmまで加工することで「MS227C]に比べ柔軟性のあるケーブルとなっています。曲げにも強いため、ホームオーディオ、ホームシアター、カーオーディオ等、高品質の音を求められる環境で幅広くご使用いただけます。


3)PC-Triple C導体のφ0.3mm×6本撚構成を採用

「MS227C」の導体構造を引き継ぐことで、細い導体ながら、臨場感のある高音質を再現しています。また、ケーブルは外部ノイズに強いツイストペア構造となっています。


4)シースには「制振材入り耐燃性ポリオレフィン」を採用

芯材の「純マグネシウム」とシースの「制振材入り耐燃性ポリオレフィン」により、制振性を追求したケーブル構成に仕上げております。



■ケーブル構造・スペック

JFSounds MS205C 構造


JFSounds MS205C スペック



■ジャパンファインスチール株式会社について

半導体、太陽電池などで必要なシリコンをウエハ状に切り分ける『マルチスライス』加工で使用されるソーワイヤのトップメーカーです。

ソーワイヤとは、引張強度が3,500~4,500MPa、長さが数百km、最小径50μmの高強度ピアノ線で、高精度なシリコンウエハを得るために、全長にわたって安定した高い品質が求められます。

ソーワイヤ製造に必要な伸線・めっき・熱処理といった加工技術を生かし、難加工材であるマグネシウムワイヤの量産化に向けた技術開発、ならびにマグネシウムの特徴を生かした商品開発にも力を入れています。


「JFSounds」は、ジャパンファインスチール株式会社の音響ブランドです。



■会社概要

商号  : ジャパンファインスチール株式会社

所在地 : 山口県山陽小野田市石井手一丁目19番1号

代表  : 代表取締役社長 長尾 浩司

資本金 : 1億円

従業員数: 153名

事業内容: ワイヤ製造

URL   : http://www.jpfs.co.jp/

製品URL : http://www.jpfs.co.jp/product/sp_cable/

Facebook: https://www.facebook.com/jfsounds/

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