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    ジャパンファインスチール株式会社

    高機能アルミ-セラミック複合材料(Al-SiC MMC) ワイヤの開発  ~難加工材である金属基複合材料の伸線技術を 開発、製品化~

    ジャパンファインスチール株式会社(所在地:山口県山陽小野田市、代表取締役社長:尾崎 則行)は、従来から保有している伸線加工技術を発展し、アルミ-セラミック複合材料のワイヤを開発しました。 金属とセラミックスの複合材料の伸線加工は非常に難しいとされていましたが、技術開発を行い、伸線加工技術を確立しました。 今後は、航空宇宙、自動車、機械装置、精密機器などの分野の鍛造部品・曲げ加工品・ケーブル類などをターゲットに、ワイヤ素材の提供・販売を行います。また、難加工材の伸線加工技術をさらに発展させ、伸線が難しいとされる材料への応用を行っていきます。 【高機能アルミ-セラミック複合材料『スプリーメックス』とは】 マテリオン社にて開発された、アルミ合金(母材)の中に超微細セラミック粒(強化材)を均一に分散させた、金属基複合材料(MMC = METAL MATRIX COMPOSITE)です。独自の粉末冶金法による微細かつ均一な組織により、ユニークで優れた材料特性を保持しています。 一般的なアルミニウム合金に比べ、剛性、比強度、疲労性、高温耐久性、振動減衰性などの物性が優れています。 現在、「航空機、自動車、レーシング車」などの分野での用途展開が期待されている素材です。 ■加工実績 <Al-SiC素材仕様> 材種   :AMC606XF、AMC612XF、AMC620XF 母合金  :A6061 SiC含有率:6%、12%、20%(平均粒径0.7μm) <加工後のワイヤ仕様> 線径:φ0.7~3.0mm 長さ:50m(材質・線径による) ワイヤ外観写真 https://www.atpress.ne.jp/releases/112634/img_112634_1.jpg 材種:AMC612XF 線径:φ1.2mm 【展示会への出展予定について】 今回開発したワイヤは、2016年9月28日~30日に東京ビッグサイトで行われる展示会「エヌプラス」にグループ会社の金井重要工業株式会社、トクセン工業株式会社と共同で展示します。(ブース場所:東3ホール V-28) ■展示会「エヌプラス」ブースでの展示内容 <金井重要工業株式会社> http://www.kanaijuyo.co.jp/ (初出展)高耐熱不織布、機能性粉体担持不織布、金属不織布、炭素繊維不織布成型基材、医療用スペーサー <トクセン工業株式会社> http://www.tokusen.co.jp/index.html 特殊金属材料、極細線加工技術、異形加工技術、絶縁被膜コーティング加工 <ジャパンファインスチール株式会社> http://www.jpfs.co.jp/ (初出展)高機能アルミ-セラミック複合材料ワイヤ、(初出展)Fe-Al合金ワイヤ、マグネシウムワイヤ、マグネシウム加工品、スピーカーケーブル、ソーワイヤ、ダイヤモンドワイヤ 【ジャパンファインスチール株式会社について】 半導体、太陽電池などで必要なシリコンインゴットをウエハ状に切り分ける『マルチスライス』加工で使用されるソーワイヤのトップメーカーです。 ソーワイヤとは、引張強度が3,500~4,500MPa、長さが数百km、最小径50μmの高強度ピアノ線で、高精度なシリコンウエハを得るために、全長にわたって安定した高い品質が求められます。 ソーワイヤ製造に必要な伸線・めっき・熱処理といった加工技術を生かし、マグネシウムをはじめとする難加工材のワイヤ量産化に向けた技術開発、素材の特徴を生かした商品開発にも力を入れています。 また、音響ブランド「JFSounds」を立ち上げ、導体芯材にマグネシウムを使用したスピーカーケーブル(MS227C)の製造販売し、好評を得ています。 ■会社概要 商号  : ジャパンファインスチール株式会社 所在地 : 山口県山陽小野田市石井手一丁目19番1号 代表  : 代表取締役社長 尾崎 則行 資本金 : 1億円 従業員数: 170名 事業内容: ワイヤ製造 URL   : http://www.jpfs.co.jp/
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