排泄介護ロボットメーカー「アド・ロールス」、江蘇省「国際養老...

排泄介護ロボットメーカー「アド・ロールス」、 江蘇省「国際養老サービス業博覧会」に出展

中国の介護施設「南京銀杏樹」と提携し、ロボットにより排泄介護サービスも開始

日本のAd-Rolls株式会社(高橋 克英代表)とSunCreva LLC(岡川 秀毅代表)は、11月27-29日に南京市で開催された「2019年江蘇国際養老サービス業博覧会・フォーラム」で、日本の全自動排泄処理ロボット「ドリーマー」を紹介しました。


江蘇省は、経済規模が大きく、2020年に60歳以上の高齢者人口が1,950万人になると予測され、寝たきり老人も推定250万人いるとされる中国全土でも高齢化が最も進む地域の一つです。

本博覧会の主催者である江蘇省民政庁や老齢委員会弁公室なども、来るべき高齢化社会への対応を急いでおり、日本企業の関連製品やサービスノウハウの活用も引き続き期待されています。


2019江蘇国際養老サービス業博覧会・フォーラム


ドリーマー展示


今回の養老博覧会は、南京市新庄国展センターで開催され、中国国内の江蘇、浙江、安徽、山東、遼寧、四川の各省、重慶市などの企業が展示参加し、国外からは日本、イタリア、ドイツ、オランダ、ロシア、アメリカなどの企業が参加しました。今回参加した中国国内及び海外の展示参加企業、及び来場する高齢者ともに、従前開催された博覧会に比べても多く、活況でした。


Ad-Rolls株式会社とSunCreva LLCは、博覧会期間中、中国介護産業の専門家である関 蘭友氏(中国介護産業を20年以上研究し、中国介護とヘルスケア方面における多くの著作物を出版、中国介護専門書「養老施設サービスと管理実務」の副編集長)と会い、話を聞くことができました。


関氏によれば、江蘇省の養老産業には3つの特徴があるとのことです。

1点目は、江蘇省の養老産業は、政府が重要視していることです。関氏曰く、省民政庁の養老行政は堅実であり、沙維偉副庁長自らが上述専門書の編集出版に関わり、原稿も執筆しています。これほど養老業務に傾倒する指導者は国内では例がないと話しました。

2点目は、編集長の汪生夫氏、編集の常鳳閣氏、関氏などのような、養老サービスを愛する社会性の高い老人達がいることです。

3点目は、江蘇省の養老業界では「孝文化」が醸成し続けており、先駆者として韓品嵋、高島、梁麗梅などがいることです。


喜ばしいことに、第二世代の養老界リーダー達が新しい理念を持ち込み、高い知見で養老産業に参入しています。例えば、南京銀杏樹養老サービスセンター創始者の呉友鳳氏は、国有企業を辞めて創業し、2つの高校で高齢者サービス授業も担当しています。学生数が多く、チームも大きく、養老サービス機構は20軒以上となり、南京銀杏樹は中国で有名ブランドとなりました。


そして、この度南京銀杏樹は、日本の福祉機器メーカーのAd-Rolls及びSunCrevaと業務提携を開始し、自動排泄ロボットによる排泄介護サービスをスタートすることになりました。




■製品概要

製品名   : 自動排泄処理装置「ドリーマー」

価格    : 617,000円(税別)

発売時期  : 平成25年10月11日

製品仕様  : ・寝たきりの方、重度の要介護者が対象

       ・おむつ型カバーとレシーバーの合体物を体へ装着

       ・温水による陰部・肛門洗浄機能、温風による乾燥機能

       ・脱臭フィルター装備。排泄処理時・待機時ともに常時脱臭。

       ・介護保険貸与品目として月額4,000~6,000円程度の自己負担で

        レンタルが可能

       ・寸法:縦475mm×横614mm×高575mm 重量:30kg

       ・安全認証:特定電気用品PSEマーク取得

商品紹介URL: http://ad-rolls.com/product/



■イベント概要

イベント名:2019年 江蘇国際養老サービス業博覧会・フォーラム

会場   :南京国際展覧中心(江蘇省南京市玄武区龍蟠路88号)

開催日  :2019年11月27日~29日



■会社概要

商号  : アド・ロールス株式会社

代表者 : 代表取締役 高橋 克英

所在地 : 東京都世田谷区駒沢2丁目17-2 駒沢日の丸ビル10F

設立  : 平成25年10月11日

事業内容: 介護ロボットの企画開発・製造・販売

URL   : http://ad-rolls.com/

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