街全体をリアルタイムに結ぶ「スマートシティ」サービス提供

街全体をリアルタイムに結ぶ「スマートシティ」サービス提供

米・VANTIQ社と販売パートナー契約、自社のIoTプラットフォームと連携

 テックファーム株式会社(所在地:東京都新宿区、代表者:代表取締役社長 千原信悟、以下:テックファーム)は、VANTIQ, Inc.(所在地:米国カリフォルニア州、代表者:CEO Marty Sprinzen、以下:VANTIQ社)との間で、イベント・ドリブン型アプリケーション開発プラットフォーム「VANTIQ」(バンティック)の販売パートナー契約を締結しました。テックファームが提供するIoTプラットフォーム「MoL」(モル)との連携により、ビルや商業施設、スタジアムといった街全体をリアルタイムに結ぶ「スマートシティ」サービスを本日12月2日より提供します。


 テックファームはこれまで、商業ビルやレストラン、オフィス、鉄道沿線など“街”を構成する様々な場所に、IoTプラットフォーム「MoL」の導入を中心として各ニーズに応じたIoTサービスを提供してきました。しかし近年、それぞれの場所・人から得られる情報をリアルタイムかつ横断的に連携させる「スマートシティ」の必要性が高まっています。

 またIoTに取り組む企業の多くは、PoC(Proof of Concept:概念実証)から、その先にある実装に進めないという課題を抱えています。そのためIoT環境の構築には、小さな施策・サービス提供から開始して、利用者の意見を反映しながら改善・変革・拡張させていく“スモールスタートからの持続的な成長”が求められています。


 「VANTIQ」は、“イベント・ドリブン型”といって、無秩序に発生するイベント(利用者の操作や他のプログラムが実行した処理)をリアルタイムに自動処理するアプリケーションを開発できるプラットフォームです。あらかじめ機能を定義し、それに従ってデータの入力や処理を行う“従来型”とは異なり、膨大な情報を迅速に処理し、人が意思決定するために必要な情報だけを適切なタイミングで提供できます。

また、アプリケーションの開発は視覚的・直感的な操作により、短期間で簡単に行うことができます。さらに、大規模な拡張性と高い可用性も備えているため、アジャイル開発をスムーズに進めることが可能です。

 「MoL」との連携により、「MoL」を通して得られた街の情報を「VANTIQ」が迅速に処理し、例えばレストランの混雑状況に応じて空席のある近隣の飲食店情報を届けるといったことなどが可能になります。テックファームは、こうした「スマートシティ」構築を短期間かつ安価にスタートし、その後のニーズやアイディアに合わせて柔軟に運用・拡張することを支援していきます。


 VANTIQ社のCEOであるMarty Sprinzen氏は次のようにコメントしています。

「業界トップクラスのIoT構築実績を持つテックファームが、VANTIQを活用した『スマートシティ』サービスの提供を開始することになり、大変嬉しく思います。テックファームの最先端技術を生かしたサービス提供は、地域全体のデジタルトランスフォーメーションを急速に進めることができると期待しています。」

「MoL」について

 「MoL」は“Monitoring of Location”の略で、屋内・屋外それぞれの位置測位を目的としたIoTプラットフォームです。デバイスや通信方式を利用環境に合わせて選べる汎用性が特徴で、クラウド基盤やアプリケーションをあわせて提供することで、IoTの早期構築を支援します。ユースケースは、「所在管理」「動線分析」「エリア侵入・残留検知」「環境情報管理」など多岐に渡ります。

テックファームについて

<所在地>

東京都新宿区西新宿3丁目20番2号 東京オペラシティタワー23F

<代表者>

代表取締役社長 千原 信悟

<創立>

1971年4月28日

<設立>

2008年4月1日

<資本金>

100,000,000円(2019年11月末)

<事業内容>

システム・サービスコンサルティング、業務支援向けシステムソリューションの開発・運用・保守、モバイル広告からサーバ・ネットワークインテグレーションまで、ワンストップでITソリューションを提供

<URL>

https://www.techfirm.co.jp/


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