ROCKWELL AUTOMATION社とANSYS、お客様の迅速な市場への 製品投入と業務効率化のための戦略的パートナーシップを発表

産業オートメーションとシミュレーション市場のリーダーが、 シミュレーションベースのデジタルツインを介してお客様の業績向上を支援

ピッツバーグ、2019年11月20日 - Rockwell Automation( https://www.rockwellautomation.com/en_NA/overview.page?utm_source=pr-newswire&utm_medium=press-release&utm_campaign=global-pr&utm_content=rockwell-automation )とANSYS( https://www.ansys.com/?utm_source=pr-newswire&utm_medium=press-release&utm_campaign=global-pr&utm_content=rockwell-automation 、NASDAQ:ANSS)の新しい戦略的パートナーシップにより、産業界の企業は設計、オートメーション、生産およびライフサイクルマネジメント向けの高機能で統合的なエンドツーエンドのソリューションを使うことができるようになりました。オートメーションと情報活用に取り組んでいる世界最大の企業であるRockwell Automation社とシミュレーションソフトウェアのリーダーであるANSYSは、シカゴで開催されたRockwell Automation's 28th Annual Automation Fairでパートナーシップを発表しました。


ANSYSとRockwell Automation社は、お客様が製品、プロセスおよび製造のシミュレーションベースのデジタルツインを開発することを支援します。これまでメーカーは実製品のプロトタイプを開発・試験するために多大な時間とコストをかけてきました。今では、お客様はシミュレーションを介して設計と試験を行うことができ、製品の開発、解析を加速化し、製品の品質を改良し全体の試験時間を短縮することができます。


「お客様のことを念頭に置いて開発されたANSYSの技術は、産業部門での大きな飛躍をもたらします。私たちの協業はお客様へのサービス向上に役立ち、お客様はその製造プロセスにおいてデジタルツインを用いることで、コストと時間を削減するためのより良い経営判断が可能となります。」(Rockwell Automation社、会長兼CEO、Blake Moret氏)


生産のフロントエンドにあるデジタルシミュレーションは、お客様が時間とコストを削減する一つの方法です。Rockwell Automation社とANSYSとのコ・イノベーション(Co-innovation)により、お客様はデジタルスレッド全体を通じてその利便性を享受することができます。機器や製造ラインが稼働すると、メーカーはその製造プロセス全体のデジタルツインを作成し、仮想のwhat-ifシナリオの試験をすることができます。例えば、ANSYS(R) Twin Builder(TM)を用いて作られたランタイムモデルを使用し、企業はより迅速にかつリスクを抑えて市場の要求にこたえることができます。メーカーが市場の要求に応じて迅速に生産ラインを変えなければならない産業界ではこれは非常に重要なことです。今では、お客様は実際の設備の稼働を中断することなしにその結果を知ることができ、製品の市場への投入を早め、コストを大きく削減することができます。


「製品のライフサイクルを通じてANSYSのシミュレーションを使用することにより、すべての産業のお客様は革新的な次世代製品を開発することが可能となります。このRockwell Automation社とのパートナーシップは、お客様がビジネス上および技術的にベストな判断をすることができるようにするための私たちのオープンエコシステム構想の一部です。Rockwell Automation社の産業用ソリューションに関する広範な知見とポートフォリオをANSYSの最先端のシミュレーションソリューションと結合することにより、企業はデジタルツインを容易に構築、検証し、展開することができるようになります。シミュレーションベースのデジタルツインは工場の操業を最適化し、予期しないダウンタイムを縮小してコストを削減し、エンジニアは実際の修理を行う前に仮想的なソリューションの試験を行うことが可能となります。」(ANSYS、社長兼CEO、Ajei Gopal)


両社はこのジョイントソリューションがもたらすものに手ごたえを感じています。実際、Rockwell Automation社は、ANSYSのエンジニアリングシミュレーションソフトウェアを使い、自社内の新しい製品およびプロセスの開発を加速するでしょう。Rockwell Automation社は社内全体を通じて製品の品質を改良し、試験時間の短縮をはかります。


ANSYSはDigital Partner Programへの最も新しい参加者であることを、Rockwell Automation社が今週の始めに発表しました。このプログラムは産業用デジタルトランスフォメーションの遂行を容易にし、品質を高めるためのソリューションに対する市場の需要から生まれたものです。



■Rockwell Automation社について

産業界のオートメーションと情報活用を推進している世界最大の企業であるRockwell Automation( https://www.rockwellautomation.com/en_NA/overview.page?utm_source=pr-newswire&utm_medium=press-release&utm_campaign=global-pr&utm_content=rockwell-automation 、NYSE:ROK)社は、お客様の生産性と世界の持続可能性を高めています。ウィスコン州のミルウォーキーに本社があり、約23,000人の従業員を擁し、80ヵ国以上のお客様にサービスを提供しています。



■ANSYSについて

ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、ANSYSのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。ANSYSは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、ANSYSは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたANSYSは、本社を米国のペンシルバニア州ピッツバーグ南部に置いています。詳細は、 https://www.ansys.com をご覧ください。


ANSYS、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。


アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。

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