群馬の農業に関心を。群馬県産の珍しい野菜「レアベジ」を使用したパスタを産官学協力で開発。 10/26・27学園祭で販売へ。

高崎商科大学・高崎商科大学短期大学部　 3.5本の矢プロジェクト　学園祭を創りこむ2019

2019.10.23 15:15

高崎商科大学・高崎商科大学短期大学部(所在地：群馬県高崎市、学長：渕上勇次郎)では、令和元年(2019年)10月26日(土)・27日(日)に開催される学園祭「彩霞祭」において、企業連携3.5本の矢プロジェクト特別企画「パスタをつくる。群馬のレアベジでつくる。」を実施します。

学園祭を創りこむ2019「パスタをつくる。群馬のレアベジでつくる。」

【本件のポイント】

・群馬の農業に関心を持ってもらうため、県内産の珍しい野菜「レアベジ」を使ったパスタを開発

・パスタレシピは、キングオブパスタ2015で準優勝した「Italian Cafe AJITO」白倉シェフが監修

・プロモーションにおいて、プロ用映像制作ツールAdobe Premiere Pro CCを活用し、30秒のCM動画を制作

・群馬県農政部蚕糸園芸課野菜係やカネコ種苗など、群馬県内の多くの企業・団体も協力

・10/26(土)・27(日)の学園祭でパスタを販売。売上利益全額を台風19号災害支援のために募金予定

【本件の概要】

高崎商科大学・高崎商科大学短期大学部(以下、本学)は「3.5本の矢プロジェクト」として、業界を牽引する革新的な企業と連携し、次世代を担う人材の育成に取り組んでいます。2017年度より「3.5本の矢プロジェクト」のひとつとして『学園祭を創りこむ』を実施しています。『学園祭を創りこむ』は、学園祭でいかに集客をあげるか、盛り上げることができるかを考えることを通して、自ら課題を発見し、解決していく能力と姿勢を養成することをねらいとしています。

今年度のテーマは「パスタをつくる。群馬のレアベジでつくる。」になります。今回のプロジェクトでは、「農業における社会課題の解決」、群馬県においても生産者の高齢化や生産性の改善など農業を取り巻く様々な課題があるなかで、群馬県の野菜をPRすることで解決をはかります。まずは学園祭において「農業に関心を持ってもらおう」と考え、珍しい野菜「レアベジ」に注目し、5月末に公募した本学大学生・短大生5チームが群馬県産のレアベジを使い、プロの料理人のサポートのもとで考案したパスタを販売します。「群馬県産のレアベジをPR」と「学園祭を盛り上げる」をミックスしたプロジェクトを通して、学生たちは課題発見力・解決力を身につけていきます。

具体的には、レアベジを使用してパスタのレシピを考案、30秒のCM動画を制作してYoutubeに投稿し、学園祭の集客をはかります。学園祭当日、各チームが考案したレシピを、キングオブパスタ2015で準優勝した「Italian Cafe AJITO」( https://ja-jp.facebook.com/takasaki.ajito/ )の白倉シェフ監修の下、1日5種類×50食(2日で5種類×100食)パスタを販売し、どのチームが50食を最も早く完売させることができるかを競います。プロジェクトはキャリア教育専門の滝井元視(現代ビジネス学科専任講師)がメインで指導を担当。また、マーケティング企画・開発を行うJIMBA株式会社の増渕氏の全体協力の下、群馬県農政部蚕糸園芸課野菜係、アドビシステムズ株式会社、カネコ種苗株式会社、TEKITO DESIGN LAB、有限会社森田製作所、Italian Cafe AJITOなど、複数の行政・企業にもご指導いただきます。

なお、プロジェクトの途中10月12日(土)には非常に勢力の強い台風19号が上陸し、県内でも多くの農家が被害を受けました。本プロジェクトで販売するパスタの売上利益全額を台風19号災害支援募金予定です。

【プロジェクトの流れ】

【6月22日(土)】

kick off　ワークショップ(1)「群馬の農業を知る」at 甘楽道の駅

※ゲスト講師：群馬県農政部蚕糸園芸課野菜係南雲様

【7月13日(土)】

ワークショップ(2)「社会課題と群馬の野菜」

※ゲスト講師：TEKITO DESIGN LAB　蛭子様

【7月20日(土)】

ワークショップ(3)「企画を考える」

【7月～8月】

チーム別ワーク(仕入れ先調査・取材・企画立案)