愛知のビジネスサポートセンター OKa-Biz、 目標値491%の件数を達成し 今年度の相談件数が過去最高を記録

開設7年目に向けて、今後も創業や販路拡大・売上拡大を支援

岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz(オカビズ/センター長:秋元 祥治)は、2019年10月で6周年を迎え、年間相談件数は過去最高の2,947件となりました。立ち上げ当初の目標値を初年度に上回り、相談者の口コミで相談者は年々増加。6年目は特に竹島水族館での販路拡大機会の提供や、新規創業支援に注力。具体的な売り上げアップのサポートは、地域の支持を受けています。


2019年2月ふるさとづくり大賞受賞


<6年目の実勢を伝える3つのポイント>

(1) 過去最高 相談件数2,947件

来訪相談件数は1年間で、過去最高の2,947件。6年間の累計相談件数は13,952件となりました。開設当初想定されていた年間600件の目標値を初年度から上回り、今年度は目標値491%の件数となりました。

OKa-Bizの成果と地域からの支持を受け、2019年2月には総務省が実施する平成30年度「ふるさとづくり大賞」で地方自治体表彰を受賞。地場伝統産業や農業、自動車部品の下請け、製造業をはじめ小売業や飲食、サービス業など幅広い相談を受けており、売上アップの成果事例や、創業支援事例を多数生み出しています。

※相談件数のカウントは、1事業者の相談につき、人数、相談内容に関係なく1件と数えています。


【その他の数値で見るOKa-Biz】

リピート率88.2%、口コミ率77.8%、行政視察 年間32件/6年累計219件


(2) 「竹島水族館」への販路支援、お土産やコラボで売り上げアップ

6年目は竹島水族館(蒲郡市)と自治体の壁を越えて連携した取り組みを実施。水族館のオリジナルお土産づくりプロジェクトは60点を超す応募の中、4事業者が実際に商品販売やイベント出店を実現し、今後1事業者の催事出店も予定されています。

これまでより実施してきた百貨店や地域量販店への販路紹介と合わせて、具体的な販路開拓をバックアップしました。


竹島水族館のおみやげとなった岡崎市「渡辺米穀店」


(3) 創業支援から、50件が創業

今年度の創業者輩出は50件(前年度175%)と多くなっています。創業支援融資に手厚い日本政策金融公庫岡崎支店での展示や、図書館内の特設コーナーなどを通じ、OKa-Bizの創業支援の取り組みを広く周知してきた結果と考えています。

また、相談者における女性の占める割合は43%を超え、開設後6年間に渡り年々割合が増加しています。OKa-Bizでは副センター長をはじめとし、相談員及びスタッフの4割が女性。開設当初から創業や販路拡大・売上拡大などにチャレンジする女性を積極的に支援している結果といえます。


創業相談風景


<7年目のオカビズの取り組み強化ポイント>

(1) 地域の方がより相談しやすく「出張相談会」や「スカイプ相談」

岡崎商工会議所や市内商工会での出張相談会を7年目新たに開始します。これまで来訪機会のなかった方にもより広く活用いただく機会を作ります。

また新たに、障がいや交通手段の不便な場所にお住まいの方にも相談対応できるよう、インターネットを介したビデオ通話での相談対応を試験的に開始します。


(2) ハローワークと連携した採用支援の強化

売り手市場が続き、特に地方の中小企業の採用は困難な状況が続いています。採用に関する相談の増加を踏まえ、ハローワーク岡崎と連携した取り組みを強化します。

ハローワーク岡崎でOKa-Biz利用事業者の紹介コーナーの新設を予定。採用にあたる事業者の強みや魅力のPRをサポートします。また連携したセミナーを実施するなどし、中小事業者の採用支援を強化します。


(3) ゲストアドバイザーを招いた特別相談会の実施で相談強化

7年目では、相談体制の一層の強化を目指し、経験や知見を持った特別アドバイザーによる相談会を予定しています。月1回程度を予定しています。集客企画などに高い実績を持つ竹島水族館・小林 龍二館長や、採用支援に関する専門家、インターネット販売に関する専門家などを予定しています。



<支援事例1>

■趣味を事業化「天体の宅配サービス」旅館販路も開拓

星見企画(創業・出張天体観測サービス) 岡崎市土井町


事例紹介1:星見企画


大手自動車メーカーを退職後、それまでの趣味であった「天体観測」で何かやりたい、とOKa-Bizにご相談。過去に数々の新星を発見した実力・実績と、本格的な機材も貸し出せるほどある点に注目。体験型の旅行が人気となるトレンドを背景に、高級旅館やホテルを対象にした「天体観測デリバリーサービス」をご提案。

創業初年度にすでに県内旅館や商業施設での出張天体観測をコンスタントに受注。また、メディアの注目も集めています。



<支援事例2>

■自動車部品下請けの「強み」に注目し新分野展開へ、新規受注を獲得

有限会社ピーツー(自動車部品試作メーカー) 岡崎市上佐々木町


事例紹介2:ピーツー


創業32年、自動車部品の末端下請け。自動車業界の転換に危機感を持ち、新商品開発など別分野事業の確立を目指しOKa-Bizに来訪。

OKa-Bizは、一次下請けが実現できなかった難加工試作が短納期で回ってくる中で同社が業務遂行してきたことに着目。短納期で高度な加工を成しえる技術力を新サービス「難加工エクスプレス72」として見える化。

最短3日で難しい部品試作も納品できるサービスを情報発信していく中で、異分野大手メーカーの廃番部品の受注を大量に獲得し、売上の拡大に貢献。

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