CAC、SaaS型のスマートデバイス管理サービスを販売開始 ～ 多様な端末の煩雑な運用管理から企業IT部門を開放 ～
株式会社シーエーシー(本社：東京都中央区、代表取締役社長：酒匂 明彦、以下 CAC)は、クラウド時代に適した基盤ソリューション提供について本格的な取組みを始めます。
その第1弾として、スマートデバイスによる社外からのセキュアな接続と効率的なデバイス管理を支援する企業向けサービスを2011年3月下旬に販売開始します。
現在、スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスのビジネス環境への導入が急速に拡大しています。業務効率の向上、意思決定スピードの改善、ワークスタイルの多様化などがその利点として挙げられますが、一方で、社外からの接続、端末紛失リスクなどセキュリティ上の懸念が本格的な導入、利用の妨げとなっています。また、スマートデバイスのオペレーティング・システムには様々な種類があることなどから、こうしたデバイスの効率的な管理はIT部門の新たな課題となっています。
CACは、モバイルデバイス管理ツールを活用し、これまで培ったエンタープライズ・システムの運用管理ノウハウと組み合わせて本サービスを提供します。本サービスの利用により、企業のIT部門は、通信キャリアに依存したサービス、機種依存の管理ツール、証明書管理などの組合せによる複雑な環境の構築と運用管理に煩わされることなく、PCと同様のIT基盤を社内に提供することが可能になります。また、企業内ユーザーはスマートデバイスによる安全な社内情報の活用が可能になります。
CACは、本サービスを皮切りに、オンプレミス(社内設置型)とクラウドをシームレスに利用し、いつでもどこでも快適かつセキュアに業務遂行できる環境を実現するための基盤ソリューションを順次、開発・提供してまいります。
■サービスの概要
●スマートデバイス管理サービス(基本サービス)
o パスコード桁数、データワイプ、カメラ制限などの端末管理ポリシー設定
o リモートロック、リモートワイプ、位置情報提供などのセキュリティ対策
o 24時間対応のリモートロック、リモートワイプの実施
o デバイス管理レポート
●Exchange接続サービス(オプション)
o 社内のMicrosoft Exchange Serverとセキュアに接続
o スマートデバイス管理サービスと連携して許可されたデバイスからのみ接続可能
●VPN接続サービス(オプション)
o VPN装置の構築とレンタル
o X.509証明書によるデバイス利用制限
o Active DirectoryまたはOTP(ワンタイムパスワード)との連携
●無線LAN(社内)接続サービス(オプション)
o 無線LAN機器の導入(既設済みの場合は、設定に関するコンサルティングの実施)
o X.509証明書によるデバイス利用制限
■特徴
●スマートデバイス本来の機能を最大限に活用して社内情報へアクセス
o 地下鉄などインターネット接続不可の環境でもメール、スケジュールの閲覧・作成が可能
o 社内サーバー内の各種ドキュメントをダウンロードして閲覧可能(暗号化などでセキュリティは担保)
●デバイス情報を一元管理
o デバイスの設定・構成情報を一元管理し、リモートで端末のコントロールが可能
o 各デバイスの構成情報について各種レポート機能を装備
●SaaS型でサービス提供
o 自社設備は不要。App Storeからモバイルデバイス管理ツール用Agentのダウンロードで利用開始(iPhone、iPadの場合)
●サポートデスク
o 万一、端末を紛失した場合は、サポートデスクへ連絡してリモートロック・リモートワイプ対応が可能
■デバイス環境
対応済 ：iOS(iPhone、iPad)、Android、RIM(BlackBerry)
※iOS以外はサービスリリース後に順次提供
対応予定：WindowsPhone7
■今後の展開
本サービスに続く第2弾として「シンクライアント型サービス(デバイス側にデータ保持しない)」も準備中です。また、オンプレミスとクラウドをシームレスかつ快適に利用するための、各種基盤ソリューションも順次提供していきます。
(例：統合ID管理サービス、Exchange＋BPOSハイブリッド導入サービス)
［商標等について］本資料に記載されている社名、製品名等は各社の商標または登録商標です。
【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社シーエーシー 営業本部 クラウド担当
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TEL ： 03-6667-8033
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