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コラージュ作品展『瀬戸徹 もののはずみで重なる時間』 東京シソンギャラリーにて7月20日より開催

脳外科手術を経て「今だからこそ生みだせる表現」を追求した 約45点のコレクション

2019.07.03 10:30

築90年の古民家をリノベーションしたシソンギャラリー(東京都渋谷区)は、リハビリテーションの為にコラージュを製作し続ける瀬戸徹の初の作品展を2019年7月20日(土)~7月28日(日)に開催。約45点の展示と販売を行います。


Drawing paper,Printing paper 2018


「アレとコレをくっつけてその上からソレを貼りつける、で逆さまにしてからココをくりぬいて、アレもコレもソレもあたまの中に散らばっている。なんだかよくわからない、それぞれ別次元のカケラたちです。

そのカケラたちをミックスする。無節操な性格の僕がミックスするのですから、いつも予想外で予想以上の仕上がりです。」


グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートした瀬戸徹は、約20年前より2回にわたり脳外科手術を受け、以来後遺症(ふらつき、動眼神経麻痺、平衡感覚異常、右手軽度の麻痺)の為、デスクワーク中心のグラフィックデザインとリハビリテーションの日々を送っています。しかし近年は、長引く後遺症のリハビリテーションの為に、1日1コラージュとして作品制作を続け、そのコレクションは膨大な数に増幅しています。

「今だからこそ生みだせる表現」という彼のコラージュ作品は、意味のない偶然のようでいて喜びや不条理、楽しさ、ときに皮肉にも見える自由な世界観を呈しています。初個展となる今回は、選りすぐった約45点の展示と販売を行います。



■瀬戸徹

1965年生まれ。ソニー・ミュージックエンタテインメントでデザイナーを務めた後、1995年に独立。デザイン会社THROUGH.designを主宰、音楽アーティスト、ファッションブランドのビジュアルディレクション、グラフィックデザインなど多数手がけている。



■概要

開催日時: 2019年7月20日(土)~7月28日(日)

      12:00~19:00

場所  : 東京都渋谷区猿楽町3-18

      SISON GALLERy シソンギャラリー

E-mail : info@sison.tokyo

URL   : http://sison.tokyo

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