全国1,200人に聞く、スマートフォンの通信利用に関する実態...

全国1,200人に聞く、スマートフォンの通信利用に関する実態調査 約4割が「速度制限(ギガ死)経験者」、 20代男性は約8人に1人が「ほぼ毎月ギガ死」に

動画アプリや話題の動画系SNS、テザリングが“ギガ死”を引き起こす?!

ソフトバンク株式会社は、2019年3月に、インターネット調査により、10代から60代の大手3キャリアのスマートフォン利用者に「スマートフォンの通信利用に関する実態調査」を実施しました。本調査では、スマートフォン利用者1,200人を対象に、スマートフォンの利用状況と、速度制限にまつわるアンケートを実施しました。


 調査の結果、日本のスマートフォンの速度制限(ギガ死)の実情と、速度制限に対する動画配信サービスやテザリングの影響の大きさが明らかになりました。


* 記載している会社名および商品、サービス名は各社の商標または登録商標です。

* スマートフォンの毎月の所定データ量超過による速度制限状態を「ギガ死」と表現しています。



<「スマートフォンの通信利用に関する実態調査」 トピック>

■(1)スマートフォン利用者の約4割が「ギガ死」経験者、約14人に1人がほぼ毎月「ギガ死」状態に

約14人に1人は、ほぼ毎月「ギガ死」。「ギガ死」経験者(過去に速度制限になった経験あり)も含むと、全体の約4割にも。また、「九州・沖縄」は、「ギガ死」経験が54.3%と地域別で唯一の過半数超え。


■(2)ほぼ毎月「ギガ死」になる人の傾向は、「20代の男性」「15~19歳の女性」、

20代の男性においては、約8人に1人がほぼ毎月「ギガ死」状態に

年代別の構成比率を比較すると、ほぼ毎月「ギガ死」になることが多いのは、20代の男性と15~19歳の女性。職業は「学生」が多く、「ギガ死」の経験者に限ると「会社員・公務員」も多数に。また「ギガ死」になる人ほど、「学校」「コンビニ」でスマートフォンを使用しているという結果に。


■(3)契約プランへの不満、半数超?! さらにギガ死状態のイライラは「10段階で10のイライラ度」

ほぼ毎月「ギガ死」になる人の6割近くが「今より容量の大きいプランにしたい」という意向を持つ。


■(4)ギガ死する原因は「動画アプリ全般」に加えて、「TikTok」?さらにはテザリングという落とし穴も

「ギガ死」になる人がよく使っているアプリやサービスは「動画アプリ」と「テザリング」。

若年層はYouTubeなどの動画配信サービスはもちろん、TikTokなどでもデータ通信を使用。

また動画アプリだけでなく、テザリングも使用頻度が高い傾向に。


■(5)ギガ死の原因は、動画アプリとテザリングの可能性が。契約プランの内容把握や定期的な見直しを

データ通信容量が大きいプランを契約していながら、動画アプリやテザリングを多用するため、結果的に毎月「ギガ死」に陥っている傾向が。契約プランの内容を正しく把握することや、定期的な契約プランの見直しなどが重要。


<調査概要>

【表題】  スマートフォンの通信利用に関する実態調査 

【手法】  インターネット調査 [調査協力:株式会社クロス・マーケティング]

【対象】  クロス・マーケティング社のモニターにスクリーニング調査を行い、

      スマートフォンを利用している15~69歳の男女

      計1,200人を対象に実施。

【エリア】 全国

【調査時期】2019年3月

※各図表中の(SA)(MA)はそれぞれ以下を表しています。

(SA)選択肢から1つを選択する回答形式、(MA)選択肢から複数の選択を可能にする回答形式

※各図表中のnはその設問への回答者数を表しています。

※数値は少数第2位を四捨五入しています。そのため、各回答の合計が100%にならない場合があります。

※調査対象より、全体を日本のスマートフォン利用者の構成比に近づけるよう、全国人口構成比やキャリア比率など考慮済み。


対象者属性



■(1)スマートフォン利用者の約4割が「ギガ死」経験者。約14人に1人がほぼ毎月「ギガ死」状態に

ほぼ毎月「ギガ死」になっている人の割合は、約14人に1人にあたる6.8%にもなり、過去の経験も含めて、「ギガ死」になった事がある人は、全体の約4割にもなる結果となりました【図1】。


図表1 「ギガ死」の頻度(SA、n=1,200)


また、「ギガ死」の経験有無の地域別傾向としては、「九州・沖縄(54.3%)」が、唯一の過半数を超える結果となりました【図2】。同様に、自宅のインターネット環境がない割合に関しても、「九州・沖縄(14.9%)」が1位となりました【図3】。


図表2 「ギガ死」の経験者の割合:地域別

(SA、北海道 n=49、東北 n=89、北関東 n=118、南関東 n=157、東京 n=186、北陸信越 n=49、東海 n=138、大阪 n=112、

近畿(大阪府を除く) n=107、中国 n=70、四国 n=27、九州・沖縄 n=98 / 四国はnが30以下のため参考値)


図表3 自宅にインターネット環境がない人の割合:地域別

(SA、北海道 n=49、東北 n=89、北関東 n=118、南関東 n=157、東京 n=186、北陸信越 n=49、東海 n=138、大阪 n=112、

近畿(大阪府を除く) n=107、中国 n=70、四国 n=27、九州・沖縄 n=98 / 四国はnが30以下のため参考値)



■(2)ほぼ毎月「ギガ死」になる人の傾向は、「20代の男性」「15~19歳の女性」、20代の男性においては、約8人に1人がほぼ毎月「ギガ死」状態に

本調査における性別年齢の構成比率と、ほぼ毎月「ギガ死」になる人の中での性別年齢の構成比率を比較すると、「20代の男性(全体では7.7%、「ギガ死」になる人の中での割合では12.6%も存在)」「15~19歳の女性(全体では3.7%、「ギガ死」になる人の中での割合では7.4%)」が、「ギガ死」になる割合が高い傾向がみられました【図4-A】【図4-B】。

最も「ギガ死」になる割合が多い20代の男性は、約8人に1人がほぼ毎月「ギガ死」しています。

また、「ギガ死」の経験有無を職業で分類すると、約半数の「学生(49.7%)」が「ギガ死」の経験があり、続いて「会社員・公務員」も46.9%と多数でした【図5】。


スマートフォンを使用する場所としては、第1位に「自宅(94.6%)」、続いて「職場(46.8%)」、「駅/電車内(37.8%)」という結果になりました。一方、ほぼ毎月「ギガ死」になっている人に対象を絞ると、「学校(15.9%)」での使用が全体平均の8.3%より7.6%も高い使用率になり、また「コンビニエンスストア(21.3%)」も全体平均の14.3%より7%も高い使用率となりました。この事から、「ギガ死」になる人は、学校やコンビニなどでスマートフォンを多用している傾向があると言えます【図6】。



図表4-A 本調査の性別・年齢と、ほぼ毎月「ギガ死」になる人の構成比率

(SA、調査対象全体 n=1,200、ほぼ毎月「ギガ死」になる人 n=81)

左棒:調査対象全体に対する性別年齢の構成比率、右棒:ほぼ毎月「ギガ死」になる人の性別年齢の構成比率


図表4-B 本調査の性別・年齢と、ほぼ毎月「ギガ死」になる人の構成比率の差分

(SA、調査対象全体 n=1,200、ほぼ毎月「ギガ死」になる人 n=81)

調査対象全体に対する性別年齢の構成比率と、ほぼ毎月「ギガ死」になる人の性別年齢の構成比率の差分差分値



図表5 職業別の「ギガ死」の経験有無の割合

(SA、会社員・公務員 n=408、派遣・契約社員 n=74、自営業・フリーランス n=95、パート・アルバイト n=156、専業主婦・主夫 n=192、

学生 n=109、無職 n=126)*n値が30以下の経営者/役員26・その他不明を除く



図表6 スマートフォンの使用場所

(MA、調査対象全体 n=1,200、ほぼ毎月「ギガ死」になる人 n=81)



■(3)契約プランへの不満、半数超?! さらにギガ死状態のイライラは「10段階で10のイライラ度」

スマートフォンの契約プランに関しては、「3GB超過、5GB以内(20.9%)」「1GB超過、3GB以内(19.3%)」と、“ほどほど”の容量で契約している人が多数を占めました。ほぼ毎月「ギガ死」の割合は、「1GB以内(10.3%)」「1GB超過、3GB以内(18.4%)」「3GB超過、5GB以内(21.8%)」と5GB以内の契約プランが約半数を占めておりました。ところが、ほぼ毎月「ギガ死」になっている人の契約傾向では、「10GB超過、15GB以内」のプランが3.4%(全体平均1.9%)、「15GB超過、20GB以内」が14.5%(全体平均11.7%)と、「ギガ死」になる人ほど比較的データ通信容量が大きいプランでした。それにもかかわらず、データ通信容量が足りずに、「ギガ死」になってしまっているという実態が明らかになりました【図7】。


また、契約プランに関する満足度に関しても、「ギガ死」になっている人ほど、契約プランに満足しておらず、6割近くが「今より容量の大きいプランにしたい」と回答【図8】。「ギガ死」時のイライラ度に関しても、10段階のイライラ度合いでほぼ毎月「ギガ死」になっている人は、イライラ度MAXが突出しているという結果となりました【図9】。


図表7 スマートフォンの契約プラン

(SA、調査対象全体n=1,200、ほぼ毎月「ギガ死」になる人 n=81)


図表8 現在あなたが契約しているスマートフォンの契約プラン(データ通信容量)を

変更したいと思いますか。

(SA、調査対象全体n=1,200、ほぼ毎月「ギガ死」になる人 n=81)


図表9 あなたは「ギガ死」にかかったとき、どの程度イライラしてしまいますか。

イライラ度合いについて、最もあてはまるものをお選びください。

(SA、「ギガ死」の経験者n=473、ほぼ毎月「ギガ死」になる人 n=81)



■(4)「ギガ死」する原因は「動画アプリ全般」に加えて、「TikTok」?

さらにはテザリングという落とし穴も

使用しているアプリについては、全体的な傾向として「LINE(64.1%)」「天気(52.2%)」「地図・ナビゲーション。路線検索(45.4%)」といった、コミュニケーションや天気、地図などの日常生活で使うアプリが上位に。

一方、ほぼ毎月「ギガ死」になっている人は、例えばTikTokが全体使用率の3.0%に対してほぼ毎月「ギガ死」の方は11.4%と8.4%も高くなるなど、「ギガ死」する人ほど動画アプリ全般の使用傾向が高くなっていました【図10】。


図表10 あなたはふだん、スマートフォンでどのようなアプリやサービスを利用していますか。

あてはまるものをすべてお選びください。

(MA、調査対象全体n=1,200、ほぼ毎月「ギガ死」になる人 n=81)



また、アプリだけでなく、テザリングによるデータ通信容量の消費も見逃せません。

テザリングの利用経験に関しては、全体の利用率はわずか9.9%。ところが、ほぼ毎月「ギガ死」になる人はテザリングの利用率が22.9%という高めの傾向に。これらの傾向をまとめると、「ギガ死」になる人の傾向として「大きいデータ通信容量のプランでありながら、動画系アプリの多用やテザリングを併用することで、毎月「ギガ死」になってしまっている」と言えるかもしれません【図11】


図表11 あなたは現在、テザリングを利用していますか。

(SA、調査対象全体n=1,200、ほぼ毎月「ギガ死」になる人 n=81)



■「ギガ死」の原因は、動画アプリとテザリングの可能性が。契約プランの内容把握や定期的な見直しを

今回の調査から、スマートフォン利用者の、約4割が「ギガ死」の経験者であり、さらに約14人に1人がほぼ毎月「ギガ死」、20代の男性においては、約8人に1人がほぼ毎月「ギガ死」になっているという実態が明らかになりました。20代の男性や15~19歳の女性などの、若年層が「ギガ死」になる割合が高い傾向がありました。また、スマートフォンの契約プラン(データ通信容量)別でみると、ほぼ毎月「ギガ死」の割合は、5GB以内のプランが50.5%と約半数を占めておりました。スマートフォンの契約プラン(データ通信容量)に関して、半数近くが不満を持っており、ほぼ毎月「ギガ死」になっている人の6割近くが「今よりデータ通信容量の大きいプランにしたい」と考えているにもかかわらず、変わらず毎月「ギガ死」になっている現状であることから、契約プランの内容を正しく把握したり、定期的に契約プランを見直すといった事が重要と言えるでしょう。


また、ほぼ毎月「ギガ死」になる人ほど、「契約プラン(データ通信容量)が大きい」「動画アプリやテザリングを利用する」という2つの傾向があったことから、大きいデータ通信容量のプランでありながらも、動画系アプリの多用やテザリングを併用することで、毎月「ギガ死」になってしまっている」という事が言えるかもしれません。

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