アクシオ、RPAのタスク スケジューラ管理を容易にする「On...

アクシオ、RPAのタスク スケジューラ管理を容易にする 「OnRPA2」を提供開始

株式会社アクシオ(東京都品川区、代表取締役社長:樋口 嘉章、以下:アクシオ)は、RPA(Robotic Process Automation)製品であるWinActor(R)のPC管理ソフトウェア「OnRPA(R)」シリーズの第二弾として、タスク スケジューラによるシナリオ実行の管理を容易にする「OnRPA2」の提供を開始します。販売開始時期は、2019年6月末を予定します。


これまでアクシオでは、RPA専用PC(ロボPC)へのリモート接続に対して、利用状況を事前確認して接続させる「OnRPA(R)」の提供をしてきました。これによりロボPCの共有利用が可能となり、複数拠点でのロボPCの利用など環境によっては大幅なライセンスコストの削減を可能としました。

さらに、RPAが本格導入され各種シナリオが作成されると、夜間に売上集計などのシナリオを自動実行させたいという要求から、タスク スケジューラの利用が増えることとなります。しかし、タスク スケジューラはPC毎の設定となり、さらに各タスクの詳細は設定情報をドリルダウンして確認する必要があります。このためタスク スケジューラ実行させるロボPCが増えるとその管理は容易ではありません。


タスク詳細をドリルダウンして確認


「OnRPA2」は、複数のロボPCのタスク スケジューラのタスク登録状況をブラウザに一覧表示できるため、どのロボPCにタスクを登録すべきか容易に判断できます。また、タスクの登録、削除や編集についてRPAの実行タスクに特化したタスク スケジューラオプションが用意されているためシンプルな作業となります。


各ロボPCの登録タスクを一覧表示



■「OnRPA(R)」との併用例

「OnRPA(R)」はロボPCの共有を可能としますが、タスク スケジューラによるシナリオ実行用のロボPCは実行アカウントにてログオンしている必要があるため、これまで「OnRPA(R)」では管理できませんでした。しかし、RDCM*などを利用してその実行アカウントでロボPCにリモート接続することで、「OnRPA(R)」の管理下でもタスク スケジューラからの実行が可能になります。尚、「OnRPA2」では、タスク スケジューラの実行アカウントを管理者が設定し秘匿することができます。

さらに、RDCMのPCにおいて、業務時間外(例えば20時)にRDCMからロボPCへのリモート接続を実行すれば、業務時間は「OnRPA(R)」によりWinActor(R)を共有利用してシナリオ作成やシナリオ実行を行い、業務時間外(20時以降)は設定したタスク スケジューラによるシナリオの自動実行が可能となります。これにより、WinActor(R)を24時間稼働させることが可能になり、ライセンスの有効活用が可能となります。

*RDCM(Remote Desktop Connection Manager):複数のリモートデスクトップ接続を管理できるMicrosoft社製ツール


従来:タスク スケジューラ実行PCは、「OnRPA(R)」の管理対象外

「OnRPA(R)」併用例(業務時間):「OnRPA(R)」経由で全ロボPCを共有利用(シナリオ作成やシナリオマニュアル実行)

「OnRPA(R)」併用例(業務時間外):「OnRPA(R)」で管理するロボPCとタスク スケジューラ実行するロボPCの共存



■株式会社NTTデータからのエンドースメント

NTTデータは、このたびのアクシオ様の「OnRPA2」の発表を心より歓迎いたします。

お蔭様でWinActor(R)提供実績は3,000社様に達し、お客様のご要望も多様化しております。「OnRPA2」は、WinActor(R)の起動・スケジュール管理を実現するツールであり、昨年発表されたWinActor(R)共用ツール「OnRPA(R)」と同様、WinActor(R)の一層の活用を実現するものです。WinActor(R)のサーバー上での管理・統制であればWinDirector(R)が適しますし、PC上で共用するWinActor(R)のスケジュール管理であれば「OnRPA2」が適します。アクシオ様による「OnRPA2」のリリースが、多様化するお客様のご要望にお応えすることに繋がると、期待しています。


株式会社NTTデータ

社会基盤ソリューション事業本部

ソーシャルイノベーション事業部

デジタルソリューション統括部

RPAソリューション担当

課長 中川 拓也



■アセンテック株式会社からのエンドースメント

アセンテックは、このたびアクシオ様の「OnRPA2」の発表を心より歓迎いたします。アセンテックは、RPA用途に最適なPCを5個から30個まで搭載したリモートPCアレイを発売しており、「WinActor(R)」でも数多く使用されています。「OnRPA2」は、「WinActor(R)」を集約して導入するニーズに合致し、リモートPCアレイ上での「WinActor(R)」導入利用を加速するソリューションとして期待しています。今後もアクシオ様との協業を通じて、リモートPCアレイ上でのRPA導入を支援して参ります。


アセンテック株式会社

代表取締役社長 佐藤 直浩



【WinActor(R)について】

WinActor(R)は、NTTグループで研究・利用を続け開発された純国産のRPAソリューションであり、国内シェアNo.1のRPAツールです。Excel、ブラウザ、個別の業務システム等、Windows端末から操作可能なあらゆるアプリケーションの操作をシナリオとして学習し、PC操作を自動化するソフトウェア型のロボットです。


WinActor(R)の詳細

http://www.axio.co.jp/products/winactor/index.html



【リモートPCアレイ(RPA)について】

リモートPCアレイは、1つの筐体に5台、20台、30台の物理PCカートリッジを搭載したハイパーコンバージド・ソリューションです。物理PCへのリモート接続を前提にした設計のためハイパーバイザが不要となり、設計・構築期間も劇的に短縮でき低コストでの導入が可能になります。

特に、5台の物理PCを搭載したリモートPCアレイ50は、RPA専用プラットフォームリモートPCアレイ50として設計された製品でOnRPA(R)、OnRPA2の組合せでの利用が期待されます。


リモートPCアレイの詳細

http://www.axio.co.jp/products/ascentech/index.html

リモートPCアレイ50



【関連セミナー】

AI-OCRとRPAによる業務改革 RPA導入の課題と解決策のご紹介

~ロボPCを休ませない!~

PC操作を自動化するRPAは、働き方改革や業務効率化への期待から、業種に係らずに普及が進んでおり、AIとの組合せによりさらに市場拡大すると考えられています。本セミナーでは、ロボPCの管理を含めWinActor(R)を導入されたお客様が直面する課題をどのように解決したのか解説します。また、これまで諦められていた手書き帳票のOCRを可能にするDX Suite(AI-OCR)。他を圧倒するその読取精度とWinActor(R)との連携に関して紹介します。


東京:2019年5月23日(木) 14:00~17:05

福岡:2019年6月20日(木) 14:00~17:05

大阪:2019年7月5日(金)  14:00~17:05

主催:アクシオ

共催:NTTデータ、AI inside、アセンテック


お申込み・詳細

http://www.axio.co.jp/events/seminar/20190523_20190705.html


「OnRPA(R)」、「OnRPA2」は、特許出願済です。

「OnRPA」は、株式会社アクシオの登録商標です。

「WinActor」は、エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。

その他の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

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