【H.C.R.2026】豊丸産業、「エアロビックトレパチ!」を初出展  TANOTECHと共同開発中の体験型デジタル紙芝居「たのしばい」も参考出展

    “運動させる”のではなく、“楽しんだ結果、身体を動かしていた”へ。 世代や属性を越えて楽しめる新たな福祉・レクリエーションを提案

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    2026年9月18日 12:00
    H.C.R.イベントブースのイメージ画像
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    豊丸産業株式会社(本社:愛知県名古屋市)は、2026年10月7日(水)〜9日(金)に東京ビッグサイトで開催される「H.C.R.2026 第53回国際福祉機器展&フォーラム」に出展し、福祉用レクリエーション機器「エアロビックトレパチ!」を初出展します。

    また、当社ブース内では、TANOTECH株式会社と試験的に共同開発を進めている体験型デジタル紙芝居「たのしばい」を、開発中の試作品として参考出展します。

    豊丸産業が今回提案するのは、単に「運動するための機器」ではありません。

    ゲームや遊びの要素を取り入れる「ゲーミフィケーション」と、人が自発的に行動するきっかけをつくる「ナッジ」の考え方にも通じるアプローチによって、本人が「運動させられている」と感じるのではなく、夢中になって楽しんでいるうちに、結果として身体を動かしていたという環境づくりを目指しています。

    H.C.R.2026では、高齢者を中心とした「エアロビックトレパチ!」と、世代や属性を越えた地域交流への活用を目指す「たのしばい」の2つの取り組みを通じて、楽しさから始まる新しい福祉・レクリエーションの形をご提案します。

    ■ 「楽しいから、もう少し」ゲーミフィケーションで身体活動を促す「エアロビックトレパチ!」

    エアロビックトレパチ! イメージ画像
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    「エアロビックトレパチ!」は、足漕ぎペダルを漕ぐ動作と玉の発射を連動させた福祉用レクリエーション機器です。

    利用施設からは、普段はなかなか運動をしたがらない方が、エアロビックトレパチ!では夢中になって身体を動かしているといった声も寄せられています。

    さらに、できるだけ長く楽しみながら身体を動かしてもらえるよう、遊びの中に自然と運動時間を伸ばしていく工夫も取り入れています。

    重要なのは、「運動してください」と利用者に求めることではありません。

    「もう少しやりたい」
    「次も挑戦したい」

    そう思って楽しんでいるうちに、気が付けば身体を動かしている。

    こうしたゲーミフィケーションの発想に加え、人が自ら行動したくなる環境をつくるという点では、行動変容を後押しする「ナッジ」の考え方にも通じています。

    「エアロビックトレパチ!」が目指しているのは、やらされる運動から、「楽しいから自然と動いていた」環境への転換です。

    今回のH.C.R.2026が「エアロビックトレパチ!」にとって初めての出展となり、会場では実機を使ってその体験をご紹介します。

    ■ 世代を分けない新しい取り組み「たのしばい」

    たのしばい イメージ画像
    たのしばい イメージ画像

    一方、豊丸産業がTANOTECH株式会社と共同開発を進めているのが、体験型デジタル紙芝居「たのしばい」です。

    開発の出発点にあるのは、

    「高齢者向け」「子ども向け」「障がい者向け」と対象者を分けるのではなく、一つのコンテンツをみんなで共有することで、地域の課題を解決できないか。

    という考えです。

    「たのしばい」は、非接触・非装着型モーショントレーニングツール「TANO」を活用し、ロボットによる読み聞かせを楽しむ「静」の時間と、参加者自身が物語の登場人物となって身体を動かす「動」の時間を組み合わせた体験型コンテンツです。

    例えば、物語の途中で主人公が困った場面になると紙芝居が一旦止まり、参加者がTANOの前へ。

    身体そのものをコントローラーにしてゲームに挑戦し、その結果を受けて再び物語が進みます。

    「見る・聞く紙芝居」から、「物語の中に入り、一緒に体験する紙芝居」へ。

    物語、ゲーム、身体活動を組み合わせることで、「運動しよう」と呼びかけるのではなく、「物語の続きを見たい」「主人公を助けたい」という気持ちが自然な身体活動につながる設計を目指しています。

    ここにも、ゲームの力によって参加意欲を高めるゲーミフィケーションと、行動したくなるきっかけを環境の中につくるナッジに通じる考え方があります。

    世代や属性にかかわらず、同じ物語を共有し、身体を動かし、そこから会話や交流が生まれる。

    「たのしばい」は、楽しさを入口に、人と人とのつながりまで生み出すコンテンツを目指しています。

    ■ なぜ「紙芝居」なのか

    「たのしばい」に紙芝居を採用した理由の一つが、世代や地域を越えて物語を共有できることです。

    日本各地には、その土地に根付いた昔話や伝説、歴史があります。一方で、人口減少や担い手不足などを背景に、地域に伝わる文化や物語を次の世代へ継承していくことが課題となっています。

    「たのしばい」では、こうした地域固有の物語をデジタル紙芝居として残し、音声・音楽・身体を使った体験と組み合わせることで、これまで語り部や地域の人々が伝えてきた物語を、未来へつないでいく新たな手段としての活用も目指します。

    また、1930年頃に日本で生まれた紙芝居は、現在では「KAMISHIBAI」として世界へ広がっています。 「世界KAMISHIBAIの日」には海外でも実演が行われ、多言語による紙芝居の取り組みも進められています。

    将来的には、日本各地の伝説や昔話だけでなく、世界各国・各地域に受け継がれてきた物語や文化も「たのしばい」としてコンテンツ化し、世代・国籍・障がいの有無を越えて一緒に物語を体験できる仕組みへの発展を目指します。

    H.C.R.2026を、その可能性を国内外へ発信する第一歩と位置付けています。

    ■ 自治体との連携から見えてきた「楽しさを入口にした行動変容」

    東浦町で行った当社主催の「マジレク笑顔ひろば」の様子
    東浦町で行った当社主催の「マジレク笑顔ひろば」の様子

    豊丸産業では、製品を単に施設へ導入するだけでなく、自治体との連携を通じて、「楽しさ」を健康づくりや地域交流の入口として活用する取り組みを進めています。

    <愛知県東浦町|子どもと高齢者の多世代交流>

    「たのしばい」の原型となる取り組みは、2026年2月15日に愛知県東浦町の石浜老人憩いの家で開催した「マジレク 笑顔ひろば」で初披露しました。

    当日は、子ども15名、高齢者15名の計30名が参加。

    同じ物語を子どもと高齢者が共有し、一緒に身体を動かすことで、子育て支援、高齢者の健康づくり、地域内の多世代交流を一つの場で生み出す試みに取り組みました。

    この実証を踏まえ、現在は豊丸産業株式会社とTANOTECH株式会社が、新しい紙芝居や、物語に連動する専用体験アプリの共同開発を進めています。

    <名古屋市昭和区|TANOを健康づくりのきっかけに>

    名古屋市昭和区では、モーショントレーニングシステム「TANO」が健康づくりの取り組みに活用されています。

    令和6年度は昭和保健センター、令和7年度は昭和福祉会館に設置され、2026年4月からは昭和福祉会館への常設が開始されました。

    TANOでは、姿勢測定や運動、脳トレなどをゲーム感覚で体験できます。

    「健康のために運動しなければならない」と構えるのではなく、まずは「やってみたい」「面白そう」と感じてもらい、その体験を健康への関心や身体活動のきっかけにつなげていく。

    豊丸産業では、このように人の行動を直接求めるのではなく、自然と参加したくなる「きっかけ」をつくることが、これからの自治体における健康づくりやフレイル予防、地域交流にも重要だと考えています。

    ■ 「楽しい」が、人を動かす。

    「エアロビックトレパチ!」と「たのしばい」。

    一見すると異なる2つのコンテンツですが、その根底には共通する考えがあります。

    それは、

    人を運動させるのではなく、人が自然と動きたくなる環境をつくること。

    運動を目的にするのではなく、

    「楽しい」
    「もっとやりたい」
    「次も挑戦したい」
    「一緒にやりたい」

    という気持ちを入口にする。

    ゲームの持つ楽しさや達成感を活用する「ゲーミフィケーション」。

    そして、人が自ら行動したくなるきっかけを環境の中につくる「ナッジ」に通じる発想。

    その先に、身体活動や健康への関心、人との交流が自然と生まれていく。

    豊丸産業は、自治体や地域、福祉施設、TANOTECHをはじめとするさまざまなパートナーとの連携を通じて、そんな「楽しさを入口とした福祉」の可能性を広げていきます。

    H.C.R.2026では、その現在地とこれからの可能性をご紹介します。

    なお、一時停止していた福祉関連製品の新規受注についても、H.C.R.2026への出展を機に再開します。
    H.C.R.2026を福祉事業の新たなスタートと位置づけ、これまで培ってきた技術やつながりを生かしながら、豊丸産業ならではの「楽しさ」を起点とした福祉のかたちを、これからも提案してまいります。

    ■ 開催概要

    名称: 「H.C.R.2026 第53回国際福祉機器展&フォーラム」
    会期: 2026年10月7日(水)~9日(金)
    会場: 東京ビッグサイト 東展示ホール      
    東3ホール 小間番号 3-22-09

    ■会社概要

    豊丸産業株式会社
    所在地:〒453-0803 愛知県名古屋市中村区長戸井町3丁目12番地
    代表者:代表取締役社長 永野 光容
    事業内容:福祉用機器の設計・開発・製造・販売、不動産事業
    公式サイト:https://be-selfish.jp/

    TANOTECH株式会社
    所在地:〒254-0034 神奈川県平塚市宮の前1-4 パーレン平塚ビル5F
    代表者:代表取締役社長 三田村 勉
    事業内容:非接触センサーを活用した自立支援ツール「TANO」を展開
    公式サイト:https://tanotech.jp

    【本件に関するお問い合わせ先】
    豊丸産業株式会社 未来事業本部
    販売統括部長 亀井裕人
    電話:052-452-8120
    メール:h.kamei@toyomaru.jp
    公式サイト:https://be-selfish.jp/

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