学童保育CFAKidsと法律事務所くらふと、 いじめや虐待などに悩むこどもや保護者への無料相談窓口を開設

私立学童保育CFAKidsを運営する特定非営利活動法人Chance For All(所在地：東京都足立区、代表理事：中山 勇魚、以下 CFA)と弁護士法人ソーシャルワーカーズ千葉支所　法律事務所くらふと(所在地：千葉県千葉市、代表弁護士：安井 飛鳥、以下 くらふと)は2019年3月(※)より、CFAKidsに通うこども、保護者、CFAKidsを卒業したこども、保護者を対象にいじめや虐待などの悩みに対する相談窓口を開設します。また、CFAKidsで働く職員向けにも児童福祉と法律を専門領域とするくらふとの弁護士・ソーシャルワーカーがチャットツールを通じてこどもたちの課題や環境について相談できる体制を構築します。本窓口及び体制はCFAとくらふとの連携により無料としました(詳細は【相談窓口概要】をご覧ください)。

※2019年2月より試験運用を開始します。

こどもの生活のイメージ写真(窓口とは直接関係ありません)

【無料相談窓口開始の背景】

現代のこどもはいじめ、虐待、非行といった様々な問題を抱えています。

これらの問題に対して学校や教育委員会、児童相談所などの専門機関の方々が熱意を持って取り組んでいます。しかし、こうした問題は外からは見えにくかったり、問題が複雑かつ高度に絡み合っているため個々の機関では制度や立場上の限界に直面してしまい対応が難しかったりします。

こども達は誰に助けを求めたら良いのか、自分の味方になってくれる大人はいないのかという思いを抱えたまま、ただ時間だけが過ぎ去り、問題が深刻化していく中で成長発達に深刻な悪影響が生じるようになり最悪の場合には尊い命を失ってしまうこともあります。

もっと早い段階から制度や立場に縛られないで“100％こどもの味方をできる大人”とつながることができれば…。

CFAとくらふとはこの社会の現実に挑戦します。学校よりも長い時間を過ごす学童保育という居場所を通じて培った関係性と、児童福祉や法律という専門性をかけあわせ、いじめや虐待、非行といった問題に思い悩むこどもや保護者に寄り添った“100％こどもの味方”な大人を実現します。

【相談窓口概要】

受付時間：24時間365日

対象家庭：CFAKidsに通っているこども及びその保護者、

　　　　　CFAKidsを卒業したこども及びその保護者

受付方法：メールを通じて受付(今後、こども向けにSNSなどを活用予定)

料金　　：こども…無料

　　　　　保護者…窓口への相談無料。ただし、対面での相談や裁判等、

　　　　　　　　　案件としての対応などが必要な場合は別途、保護者と

　　　　　　　　　くらふとの間での契約、弁護士費用が必要。

※こどもと保護者の利害が対立するような相談の場合には、こどもの権利の立場に立った形での助言を行います。

【今後期待すること】

保育園、学校、学童保育などこどもたちと深く関わるさまざまな場所に専門家とつながり、問題が深刻化する前の芽の段階から予防的支援に動ける窓口が設置されていくことを切に希望します。

【CFAについて】

CFAは「生まれ育った家庭や環境でその後の人生が左右されない社会の実現」を目指し活動しているNPO法人です。小学校よりも長い時間を過ごす放課後の時間の中で、すべてのこどもたちが生活を楽しみながら自立に向けて成長できる居場所づくりを目指して私立学童保育CFAKidsの運営を行っています。

■法人概要

法人名　　： 特定非営利活動法人Chance For All

代表理事　： 中山 勇魚

活動目的　： 学童保育の運営、小学生の放課後に関する調査／研究

本部所在地： 〒123-0852　東京都足立区関原3-15-4

Webサイト ： https://www.chance-for-all.org

【くらふとについて】

弁護士法人ソーシャルワーカーズは、弁護士と福祉の専門職であるソーシャルワーカーの協働を特色とした弁護士法人です。法律と福祉双方の専門性を活かしてこどもや障がい者、高齢者、生活困窮者等の福祉的援助を必要とする方々の案件を専門に扱っています。

千葉支所　法律事務所くらふとでは、特にこどもに関する案件に注力していて、児童虐待、非行、いじめ、障がい等の幅広いこどもの問題に取り組んでいます。

■事務所概要

事務所名 ： 弁護士法人ソーシャルワーカーズ　千葉支所　法律事務所くらふと

代表　　 ： 安井 飛鳥(弁護士・社会福祉士・精神保健福祉士・元学童保育指導員)

所在地　 ： 〒260-0013　千葉県千葉市中央区中央4-4-10友美ビル3A

Webサイト： https://swrs.jp/