エスクローファイナンス、カーサ・プロジェクトとの間で業務提携契約を締結

住宅ビルダー・工務店を対象に、事業資金融資業務を行うエスクローファイナンス株式会社(本社：東京都千代田区、代表取締役：須田 幸生、以下「当社」)は、本日付けで地場工務店を支援するためのネットワーク「casa project」を展開するカーサ・プロジェクト株式会社(以下「カーサ・プロジェクト」)との間で業務提携契約を締結し、カーサ・プロジェクトが本部となる「casa pro members」に加盟する工務店(以下「加盟店」)への建築事業資金融資サービスの提供を開始しましたので、お知らせいたします。

出来高融資の仕組み

■業務提携契約締結の目的
昨今、住宅ビルダー業界への銀行の与信が厳しさを増すなか、ビルダー各社にとって資金調達は大きな課題となっております。本業務提携の目的は、当社の住宅ビルダー向け出来高融資サービス(エスクローファイナンスのABL)を、カーサ・プロジェクトを通じて加盟店へ提供することにより、加盟店は、計画的な資金繰りと施主に竣工時一括払いをアピールすることでの契約率の向上を、カーサ・プロジェクトは、新規の加盟促進と加盟店の財務基盤強化を目的としております。


■カーサ・プロジェクトは工務店の「住宅部材・情報・プロモーションの共有化」を推進
カーサ・プロジェクトでは、品質もデザインも優れた高性能な商品住宅をつくり、それを全国各地の工務店が共有することによって、住宅自体のコストの低減を通じ、お客様により良い住宅を安価に供給しています。また、定期的なセミナーや講演会を通じてお客様の満足度が高い家を造るための情報を共有、小さな工務店1社では限界のある情報発信に大規模なプロモーション活動を共催しコスト低減を図るなど、本プロジェクトに加盟する地場工務店が「共有」をキーワードに『日本の家を変えるプロジェクト：casa project』を推進しております。現在、本プロジェクトに参加する加盟店は250社超を数えています。


■出来高融資サービス(エスクローファイナンスのABL※)とは
当社が提供する出来高融資サービス(エスクローファイナンスのABL)は、住宅ビルダーに対し、施主との請負契約が完了した物件の住宅着工から完成引渡しまでの「出来高に応じて」工事資金を融資するという業界初の融資制度です。
この出来高融資サービスを活用することで、ビルダーは、施主からの前金や銀行与信に頼ることなくプロジェクトごとの資金繰りが可能となるため、受注機会を逃さず、主体的な事業展開が可能となります。

※ABLとはAsset Based Lendingの略で、経済産業省が産業金融活性化を目的として普及促進を目指している動産・債権等担保融資です。当社は、これを住宅業界向けにアレンジし、建築請負契約に基づく請負工事代金債権を担保にした融資サービスとして提供しています。


■出来高融資サービスの仕組み
http://www.atpress.ne.jp/releases/17270/A_1.jpg


■今後の展開について
当社とカーサ・プロジェクトでは、本業務提携を機に、加盟店向けの「出来高融資サービス」を含めた周辺サービスを充実させることにより、地場工務店に対して本プロジェクトへの加盟を促進し、2012年までに1,000社規模までの加盟拡大を考えております。


■カーサ・プロジェクト株式会社　会社概要
(1)商号　　　　　： カーサ・プロジェクト株式会社
(2)代表者　　　　： 眞木 健一
(3)本店所在地　　： 東京都港区南青山2-2-8 DFビル6階
(4)主な事業の内容： 業績支援・販売促進のコンサルタント業務
(5)URL　　　　　 ： http://www.casa-p.com/

■エスクローファイナンス株式会社　会社概要
(1)商号　　　　　： エスクローファイナンス株式会社
(2)代表者　　　　： 代表取締役　須田 幸生
(3)本店所在地　　： 東京都千代田区内幸町一丁目1番1号
　　　　　　　　　　帝国ホテルタワー15階
(4)主な事業の内容： 住宅関連企業に対する事業資金融資
　　　　　　　　　　住宅関連企業の経営に関するコンサルティング業務
(5)貸金業登録番号： 東京都知事(1)第31291号
　　　　　　　　　　(日本貸金業協会会員　第005578号)
(6)URL　　　　　 ： http://www.efinst.jp/