ベトナム人就職支援NPO法人MP研究会(MPKEN)が 「在日ベトナム人・就活セミナー」を開催

~ハングリー精神の強いベトナム人の採用が日本の経済成長を救うカギに~

ベトナム人向けに日本での就職や留学生支援等を行っている特定非営利活動法人MP研究会(所在地:東京都千代田区、代表理事:梅田 英樹)の就職支援事業室は、2019年3月の卒業を控える在日ベトナム人留学生を対象とした「One day就活セミナー」を開催しました。


ベトナム人留学生への就活セミナー



2019年度より新たに導入される在留資格「特定技能」。国会内でも外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管法が可決され、日本の産業界にとって外国人労働者の受け入れは事業継続のために不可欠という状況で非常に注目されています。一方で「事実上の移民の受け入れだ」と懸念する声が世間で広がっています。


今回のセミナーに参加をした学生たちは、いわゆる『就労ビザ』を取得して日本企業へ就職することを目指して日々活動をしているベトナム人留学生たちです。日本企業への就職後は日本人社員と分け隔てなく、幹部候補やマネジメント職、エンジニア職、通訳者等として仕事を行うことになります。


「高度人材」として『就労ビザ』を取得して日本で働くことによって、安定した収入を得られることはもちろんのこと、在留期間を更新することが可能といった就業期間の安定も約束されます。そして何より、家族を日本へ呼び寄せて一緒に暮らすこともできるため、家族を大切にする彼らにとってはうってつけの就職方法です。


しかし「高度人材」として日本で就職をするには、日本人と同じ条件で就職活動に臨まなければなりません。決まったテンプレートの履歴書を作成して、暗い色のスーツを着る、そして面接会場の出入りにも事細かにルールやマナーがあります。日本特有の就職活動の方式に苦労する留学生は少なくありません。

そうした学生たちの疑問や不安と向き合うため、開かれたのが今回の「One day就活セミナー」です。

セミナーでは、日本企業で採用された経験を持つMP研究会のベトナム人スタッフが、日本での就職活動における履歴書や面接におけるマナーとそのルールを実体験と共に講演しました。


セミナーは、就職活動をする上で最低限必要のルールとマナーを学んでもらうことを第一に開催しました。国によって異なる習慣や文化、考え方を知るには、双方を理解する母国ネイティブである人の話を聴くことで、聞き手側にとって最も有用な知識となり、印象に残りやすくなります。

MP研究会の日本での就職・留学情報、日本文化等を発信するFacebookページには約150,000人以上のフォローがあり、この数字は在日ベトナム人のうち半数以上が、MP研究会の情報を頼りにしていることを意味します。


新たに在留資格「特定技能」が来春導入された場合、今後の外国人労働者の動向は目まぐるしく変わっていくと考えられます。そこで『就労ビザ』を取得して、今後大量に入国してくる「特定技能」労働者の管理、マネジメントを行える立場として、MP研究会はベトナムに特化した支援事業を展開し、ベトナムコミュニティに深く浸透する活動を今後も継続していきたいと考えています。



■法人概要

MP研究会は、日本への就職や留学を目指して努力を重ねる優秀なベトナム人留学生と、日本企業が出会える機会を提供するNPO法人として活動しています。


法人名 : 特定非営利活動法人MP研究会(MPKEN)

所在地 : 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-4 トラスティ麹町ビル2階

設立  : 2005年4月1日

代表理事: 梅田 英樹(2014年12月~現在)

事業内容: ・ベトナム人向け日本留学、就職情報配信サイト「TOMONI」の運営

      ・国内外にわたる求職者向け就職支援及び企業向け採用支援

      ・国内外にわたる職業支援事業「JPCAREER」

      ・ベトナムハイズン刺繍技術訓練活動「Stitches」

      ・日本の文化普及・啓発事業「MPKEN Kitchen」

      ・日本の大学進学支援事業「MPKEN Juku」

URL   : https://www.mpken.jp/

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