エイチアイとアットマークテクノ、 「Armadillo-640」ユーザー向けに HMI/GUI統合開発ツール 「exbeans(R) UI Conductor SDK」の提供を開始

株式会社エイチアイ(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：青山 智信、以下、エイチアイ)と株式会社アットマークテクノ(本社：札幌市中央区、代表取締役：實吉 智裕、以下、アットマークテクノ)は、アットマークテクノの省電力組込みプラットフォーム「Armadillo-640(アルマジロ-640)」のユーザー向けに、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を開発するための組込み機器向けHMI/GUI統合開発ツール「exbeans(R) UI Conductor SDK(以下、UIC SDK)」提供に関する協業を発表いたします。

また、両社は、「UIC SDK」の全機能を3ヵ月間の期間限定でお試しいただける「評価版」を無償で提供することで合意しました。本日(2018年11月12日)より、アットマークテクノの「ユーザーズサイト( https://users.atmark-techno.com )」にて、「UIC SDK」評価版のお申し込み受付を開始します。

exbeans(R) UI Conductor

アットマークテクノの「Armadillo-640」は、Linuxを標準OSとしてプリインストールした省電力組込みプラットフォーム「Armadillo」の最新シリーズです。Arm Cortex-A7搭載のCPUボードで、タッチパネル液晶セットもオプションとして提供されています。

Armadilloは、その使いやすさと機能性の高さから組込み機器業界で多くの採用実績を得ており、画面付きの組込み機器などにも使われています。

Armadillo-640外観

本協業により、「Armadillo-640」ユーザー様は「UIC SDK」評価版を通じてスピーディにGUI評価・試作をすることが可能となります。

なお、ダウンロード提供されます「UIC SDK」の評価版には“温度を管理・制御する機器などの産業機器”をイメージしたGUIを表示するデモコンテンツが内包されており、「Armadillo-640」実機で直ぐにご確認いただくことができます。

また、2018年11月14日からパシフィコ横浜で開催される「ET & IoT Technology(2018ET/IoT総合技術展)」にて、「Armadillo-640」実機で動くデモコンテンツがアットマークテクノブース(ブース番号：C-65)にて直にご覧いただけます。

「Armadillo-640」上で、軽量コンパクトで高速動作するクオリティの高いGUIをぜひ直接ご覧ください。

今後Armadilloユーザー様向けにエイチアイが持つ組込みGUI開発における多くの経験とグラフィックスのノウハウが詰まった「UIC SDK」をご活用いただくことで、高品質なGUIを短期間で開発できるように全面支援いたします。

【エイチアイについて】 http://www.hicorp.co.jp

株式会社エイチアイは、『人にやさしいヒューマンインターフェースの実現』を目指し、ソフトウェア開発だけでなく、UI/UXの企画・コンサルティングからHMIの研究開発・製品ライセンス・サポートに重点を置き、より質の高いデザイン表現を可能にする、さまざまなGUI開発環境を提供しています。意匠デザイン開発からHMIアプリケーション開発までのプロセス支援とソフトウェア品質向上支援により、他社との差別化を実現いたします。

エイチアイは、今後もさまざまなデジタル機器への技術提供を進めるとともに、人の生活を豊かにする製品の創造を目指し、企業活動を進めてまいります。

【アットマークテクノについて】 https://www.atmark-techno.com

株式会社アットマークテクノは、組込み機器向けの省電力CPUボードとその関連技術を、自社独自ブランド「Armadillo(アルマジロ)」として展開しています。「Armadillo」は2002年の初代機発売以来、データロガーや通信機器、産業機器の操作盤やインフォメーション端末など、さまざまな組込み機器のプラットフォームとしてご採用いただいてきました。2014年には「Armadillo-IoTゲートウェイ」の開発にも着手し、IoT時代にもマッチする製品シリーズの展開を進めています。

* 「Armadillo」は株式会社アットマークテクノの登録商標です。

* 「exbeans(R)」は株式会社エイチアイの日本における登録商標です。

* その他記載の商品名または会社名は、各社・各団体の商標または登録商標です。

* (TM)、(R)マークは付記していない場合があります。