「星野リゾート 界 仙石原」が2018年7月27日に開業しま...

「星野リゾート 界 仙石原」が2018年7月27日に開業しました ~内なる表現欲と出会う「アトリエ温泉旅館」~

星野リゾート(所在地:長野県北佐久郡軽井沢町、代表:星野 佳路)は、箱根・仙石原エリアに「星野リゾート 界 仙石原(せんごくはら)」(以下、界 仙石原)を2018年7月27日に開業しました。コンセプトは「アトリエ温泉旅館」。温泉旅館の滞在を通して五感を研ぎ澄まし、自身の内側にある表現欲を刺激する場所になることを目指します。また、アートや表現することを身近に感じてもらう取り組みのひとつとして、開業前の2018年7月10日〜20日の期間に「アーティスト イン レジデンス 箱根仙石原」を、すどう美術館(所在地:神奈川県小田原市)、及び湘南アートベース(所在地:神奈川県大磯町)と共催しました。国内外のアーティスト12名が界 仙石原に宿泊し、箱根で受けたインスピレーションをもとに創作活動をおこない、完成した作品を客室や館内に展示しています。




界 仙石原とは


界ブランドの15施設目となる界 仙石原は、標高約700メートル の仙石原高原の雄大な自然に抱かれた全室露天風呂付きの温泉旅館です。コンセプトは、ミュージアムが多く集まるエリアの特性に着目し「アトリエ温泉旅館」としました。アートを鑑賞するものではなく、表現するものと捉え、アーティスト・ゲスト・スタッフの三者が、様々な手法や材料で表現していきます。画材や絵筆が並ぶアトリエに仕立てたライブラリーでは、毎日ご当地楽(ごとうちがく)を開催します。施設は、水庭を正面に望む温泉棟、窓から雄大な景色を楽しめる本館、そして木立に囲まれたわずか3室の別館からなっています。尚、別館は2018年11月に完成予定です。



「アーティスト イン レジデンス 箱根仙石原」とは




アーティスト イン レジデンスとは、アーティストの育成や芸術の発展を目的として国内外の芸術家がひとつの地域に一定期間滞在し、創作活動を行う取り組みです。開業前の2018年7月10日~20日に行われた「アーティスト イン レジデンス 箱根仙石原」は、過去にアーティスト イン レジデンスの開催実績がある、すどう美術館と湘南アートベースの主催で開催しました。

アーティスト イン レジデンス 箱根仙石原では、 スロベニア、イタリア、ドイツ、中国など、国際色豊かな12人のアーティストが公募により選抜され、仙石原エリアに集結しました。

アーティスト達は、箱根の自然や文化が感じられる観光地を巡り、界 仙石原に宿泊をし、そこから得られたインスピレーションをもとに、仙石原にある星槎大学箱根キャンパスにて作品を制作しました。期間中には、アーティスト達が創作している様子を間近で見られる制作公開や、創作中の作品について意見交換を行うトークイベント、アーティストと地域の子供達が一緒に作品づくりをするワークショップが開催され、地域の人々や界 仙石原のスタッフと交流を深めました。


客室:アートと大自然に包まれるご当地部屋「仙石原アトリエの間」




界仙石原の客室は、全室が地域の特徴を存分に感じられるご当地部屋「仙石原アトリエの間」です。客室には「アーティスト イン レジデンス箱根仙石原」で国内外のアーティスト12名が手がけた作品が展示されています。客室ごとに作品が異なり、アーティストの筆使いや、昼夜に作品の印象の違いを感じることができます。また、小田原のガラス作家、「ipada(イパダ)」の濱舘寛(はまだて ひろし)氏と村木 未緒氏のデザインによる、ガラスのランプシェードが設置されています。


全室露天風呂付きの客室は、琉球畳の上にソファーを配した和洋室タイプ。客室の大きな窓や、テラスにある露天風呂からも山々が連なる仙石原の雄大な風景を望めます。大浴場と同様、大涌谷温泉から引いた湯の花が舞う温泉をゆったりと堪能できます。


ご当地楽(ごとうちがく):自身の内なる表現欲を体現する



雄大な山々に囲まれ喧噪から離れた仙石原は、自分の感性に向き合い、作品制作や文筆活動に没頭するのに適した場所として、多くの作家や芸術家に愛されてきました。この特徴を活かし、界 仙石原のご当地楽ではアートを観賞するのではなく体現することをテーマに、客室に展示されたアーティストの作品や、窓の外に広がる景色などから得たインスピレーションを自由に表現できる場を用意しています。


施設内にあるアトリエライブラリーには、アートや建築に関わる本が置かれ、自由に手に取ることができます。また、約2,000本の色鉛筆の中から好きな色を選び、スケッチブックにアートを表現することができます。



毎夜行われるご当地楽では、型染作家の小倉充子氏によるオリジナルの手ぬぐいに、絵付け・色付けをする体験ができます。この手ぬぐいには箱根の宿場町や、仙石原をイメージした野鳥や草花をあしらったデザイン、何も描かれていない真っ白な手ぬぐいなど、6種類あり、好きなデザインを選び、布クレヨンを使い好きな色をのせたり、自由に絵を描いたりして完成させることができます。

 

<手ぬぐいの絵付け・色付け>

■日程:毎日

■時間:19:15/21:15 1日2回 *チェックイン時要予約

■場所:地下1階アトリエライブラリー

■料金:無料


温泉:白濁した湯で楽しむ 光の水庭と四季の移ろい


大涌谷から引いた湯は、やや白濁したPh2.0の酸性の硫酸塩

・塩化物温泉で、短時間の入浴で肌が滑らかになり、身体がしっかりと温まる特徴があります。大浴場の内風呂には「あつ湯」と「ぬる湯」の2種類の湯船が備わり、酸性の温泉の「あつ湯」で温まった後に、「ぬる湯」に浸かると、肌を落ち着かせることができ効果的です。




露天風呂では、桜やもみじなどの木立が織りなす四季折々の景観を眺めながら湯浴みが楽しめます。また露天風呂の外側に流れる水庭には、昼間に光を蓄えた蓄光石が底にちりばめられ、夜になると星空のように美しく輝きます。


*pH2.0の酸性とは・・果実のレモンとほぼ同じ酸性レベル


食事:美しい器を楽しみながら、焼き石でいただく会席料理


界 仙石原では、器や提供方法に趣向を凝らし、「アトリエ温泉旅館」を象徴する会席料理を提供をしています。



■先付:

サーモンと相性の良い季節のフルーツを瞬間燻製。蓋を開けた瞬間に広がる煙は大涌谷の噴煙をイメージしました。

■宝楽盛り(ほうらくもり):

八寸やお造りなどが盛られた宝楽盛りでは、大涌谷の噴煙の広がりを表現した器や、絵筆箱に見立てた器を使い、器からも遊び心を感じられる一品に仕上げました。

■台の物:

仙石原が火山活動で出来た土地であり、山と海が近いことから、約200度に熱した石を溶岩に見立て、牛肉や鴨肉などの山の幸と海老や鮑などの海の幸を、2つの石で焼いて味わう山海(さんかい)石焼を用意します。


「星野リゾート 界 仙石原」施設概要

■住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-359

■TEL: 0570-073-011(界予約センター)

■客室数:全16室(本館13室、別館3室)

■料金:1泊2食付き 37,000円~(2名1室あたりの1名料金、税サ込)

■URL:https://kai-ryokan.jp/sengokuhara/

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