株式会社マックス・ヴァルト研究所

    ケータイで撮った写真は写真じゃない!?~カメラ付ケータイvsデジカメ~アンケート結果に見る最新事情

    企業動向
    2004年4月13日 09:30

    報道関係者各位
    プレスリリース                      2004年4月13日
                       株式会社マックス・ヴァルト研究所
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            ケータイで撮った写真は写真じゃない!?        
       カメラ付ケータイvsデジカメ ~アンケート結果に見る最新事情~
               http://www.maxwald.co.jp/
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    ・‥…━━━メガピクセル時代のカメラユーザー・キーワード━━━━……・

    ◇カメラ付ケータイは10代のカメラ登竜門!
     →ケータイで撮って送って、10代が写真の楽しさに気づいた。

    ◇ケータイで目覚める“キレイに撮りたい”願望
     →“気軽に撮りたい”から“キレイに撮りたい”へユーザーのモチベーショ
     ンがレベルアップ。

    ◇ケータイで撮った写真は写真じゃない!?
     →メガピクセルになっても、デジカメのようにプリントしない不思議。

    ◇メガピクセルケータイはほぼデジカメ!?
     →その場限りの“ノリ”写真から、残したい“思い出”写真へと、撮り方が
     変化。

    ◇キレイに撮りたいからメガピクセルでもケータイはNG!
     →キレイに写真を撮るなら、より本格的にデジカメの方がいい。デジカメを
     あまり利用しなかった20代でもデジカメ利用率が急上昇中。

    ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・

    株式会社マックス・ヴァルト研究所(東京都文京区、代表取締役:手塚 靖臣)
    は、メガピクセル時代のカメラ付携帯電話とデジタルカメラの利用実態を探る
    アンケート調査を実施いたしました。このアンケート調査から、カメラ付携帯
    電話がユーザーのデジタルカメラの使い方や写真撮影に対する意識に大きな影
    響を与えていることがわかりました。

    ・・・‥‥……━━━━━━━━結果概要━━━━━━━━━……‥‥・・・

    ■メガピクセルカメラ付携帯電話で残しておきたい写真を撮影
    画素数や撮影機能など、どんどんデジタルカメラに近づいてきているカメラ付
    携帯電話。その使い方もデジタルカメラのような使い方がされている。カメラ
    付携帯電話で撮影したものは、
    1位「外出中のスナップ」
    2位「旅行中のスナップ」
    3位「自分の趣味や好きなもの」
    その場限りの“ノリ”で写真を撮るスタイルから、デジカメのように残してお
    きたいものを写真に撮るスタイルに大きく変化してきている。

    ■もっとキレイに撮りたいからケータイではなくデジカメ
    写真を撮る際に使いたいカメラはデジタルカメラだった。カメラ付携帯電話と
    デジタルカメラを両方所有するユーザーに写真撮影をする際の利用割合(割合
    を足して10になるように回答)を聞いたところ、カメラの使い分け比率は平均
    でデジタルカメラ6.34に対してカメラ付携帯電話3.66という結果になった。
    200万画素のカメラ付携帯電話所有者でも、デジカメ5.93に対して、携帯電話
    4.07、とやはりデジタルカメラを使う機会が多い。
    ユーザーは携帯電話のカメラ機能が良くなっても、残しておきたい、記念にし
    たい写真はデジタルカメラでキレイに撮りたい、と“よりキレイに”写真の質
    にこだわりを持ち始めている。

    ■カメラ付携帯電話でデジタルカメラ(写真)に興味を持つ若者たち
    30代・40代が中心だったデジカメユーザーに変化。デジタルカメラの利用が
    「一日に何度も」から「2~3日に一度くらい」と回答した高頻度ユーザーを比
    較すると、20代では、25.7%と1年前の調査に比べ利用頻度が大きく増えてい
    る。また10代ではデジタルカメラ購入意向者が87.6%と年齢別では最も多く、
    購入したい理由として51.3%が「本格的なカメラが欲しい」と回答している。
    今まで本格的なカメラと縁のなかった10代が、カメラ付携帯電話で気軽に写真
    を撮ることで、より本格的な写真撮影に興味を持ちはじめている。いつでも気
    軽に使えるカメラ付携帯電話は写真を撮る機会を増やし、ユーザーの写真への
    潜在的な興味を掘り起こした。しかし、ユーザーはもはや携帯電話のカメラで
    は物足りなく感じてしまっている。この物足りなさが、カメラとして信頼でき
    る、本格感のあるデジタルカメラへの興味・利用につながったのではないかと
    考えられる。

    ■携帯電話で撮った写真はメガピクセルでもプリントしない
    デジタルカメラ並みに使われ始めているカメラ付携帯電話だが、撮影した写真
    の扱い方はデジカメ並みとはいかないようだ。デジタルカメラのように撮影し
    た写真を自宅のプリンターなどでプリントするユーザーは17.3%と少数派。
    200万画素のカメラ付携帯電話所有者でも25%と、画質が良くなってもプリント
    鑑賞派は少ない。同じモノを撮っても、デジタルカメラと携帯電話では、撮っ
    た写真へのユーザーの思い入れには大きな違いがありそうだ。

    ・・・‥‥……━━━━━━━ 調査方法 ━━━━━━━━……‥‥・・・

    ◆調査方法 :質問紙によるwebアンケート調査
    ◆調査対象者:カメラ付携帯電話またはデジタルカメラ所有者
    ◆有効回答数:2,355サンプル
     (内、メガピクセルカメラ付携帯電話所有者:483サンプル)
    ◆調査期間 :2004年2月20日~3月1日

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    本件に関するお問い合わせにつきましては以下にお願いいたします。
    株式会社マックス・ヴァルト研究所 担当:工藤 公久
    〒112-0002 東京都文京区小石川5-3-4
    E-MAIL:kk0310@maxwald.co.jp
    TEL  :03-3817-8981
    FAX  :03-3817-8980
    URL  :http://www.maxwald.co.jp/



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