スマートコントラクト実用化のためのKIRIKが 日本のブロックチェーン関連企業との提携交渉を開始

    KIRIK開発者向け教育プログラムも提供予定

    企業動向
    2018年7月13日 10:30

    スマートコントラクト実用化のための団体KIRIK Meta-protocol(所在地:シンガポール)は、日本のブロックチェーン関連企業との提供交渉を開始しました。KIRIKを導入する企業は実用的なスマートコントラクト開発が可能になります。


    セマンティックモデリングイメージ


    ■KIRIK導入の効果

    KIRIKは、ロシアの数学者が20世紀に提唱したセマンティックモデリング理論を応用したメタプロトコルです。現在世界中に1,500以上のブロックチェーンが存在すると言われており、中央集権的な取引所を介してしか異なるブロックチェーン間でのトークンの移転ができないこと、異なる開発言語、異なるアプリケーションに起因する非効率性などの課題を解決します。


    スマートコントラクトが実用化されていない理由は、スマートコントラクト技術者が少ないという理由だけでなく、現行の法的効力のある契約書とブロックチェーンを裏付けとしたスマートコントラクトの双方を理解し互換性を持たせることが非常に困難であるということが挙げられます。


    KIRIKのセマンティックメタプロトコルにより、開発者は難解な開発言語を習得することなく、異なるブロックチェーンにまたがるトークン移転やアプリケーション開発が可能になります。



    ■開発者のための教育プログラムも提供予定

    KIRIKは非営利であり、今回の日本で開始した提携交渉の目的は、日本におけるKIRIKの開発者コミュニティを構築することです。KIRIKを使う開発者のための教育プログラムの提供も予定しており、スマートコントラクトの実用化に大きく貢献します。


    なおKIRIKは6月に来日し、複数の日本のブロックチェーン関連企業とディスカッションを実施したほか、Gunosy本社オフィスで開催された東京大学ブロックチェーン開発団体BitPenguin、FEB株式会社が共同で開催した技術者向けミートアップ“Smart Contract Meeting”に登壇し、スマートコントラクトの根本的な課題を解決するKIRIKの技術や仕組みについて解説しました。KIRIKは8月にも来日予定です。



    【団体情報】

    名称 : KIRIK Meta-protocol

    所在地: シンガポール

    代表者: Vitaly Gumirov(ヴィタリー・グミロフ)

    WEB  : https://kirik.io/

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    KIRIK Meta-protocol

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