AIによる店舗の顧客行動分析ツール「FollowUP」の 開発・販売事業の譲り受けのお知らせ

    企業動向
    2018年7月11日 18:00
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    データセクション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:林 健人、以下 当社)は、株式会社アルム(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野 哲平、以下「アルム」)との間で、同社の小売店向けビジネスインテリジェンスツールの開発・販売事業を譲り受けることを、平成30年7月10日の取締役会にて決議いたしました。



    1.事業譲受の理由

    当社では、独自のAIプラットフォーム「MLFlow(エムエルフロー)」の開発や「AIを活用した映像解析技術」を生かしたソリューション開発を主力事業として展開しております。

    今回譲り受けの対象となるアルム社の「FollowUP(フォローアップ)」は、小売店のビジネスインテリジェンスツールとして開発された、店舗内カメラの画像認識と解析を行うソリューションであり、国内のみならず世界中で100社を超えるお客様にご活用いただいているものです。このソリューションは、当社が優位性を持つAIを活用した映像解析技術との親和性が高く、当社にとっても事業のさらなる拡大が期待できると判断したため、同事業を譲り受けることといたしました。



    2.事業譲受の内容

    (1) 譲受する事業の概要

    アルム社の「FollowUP」は、「小売り店舗のさまざまな可視化を行うこと」を目的に開発されたツールです。店舗内のデバイスからデータを取得することで、入店客数カウント、性別・年代判定、並びにPOSと連携させた購買分析等が可能であり、売上やサービス品質の向上に利用されています。

    また、設置したカメラによる店前通行量の計測が可能であり、店舗の集客ポテンシャルや、周辺環境の変動による顧客動線変化等も定量化したデータとして可視化することができます。

    上述の店前通行量と入店客数のカウントを掛け合わせて分析することで、店舗内への顧客誘導施策の検討や効果測定等が可能となり、狙った顧客層が入店しているか等さまざまな検証を行うことができます。

    さらに今後は、様々なデータとの連携や、当社が強みとするAIの画像解析技術を組み合わせていくことで、さらなる小売店の売上増加やコストの削減を目指してまいります。


    (2) 譲受対象資産および負債等の内容

    流動資産:30百万円

    固定資産:220百万円

    なお、負債は承継しません。


    (3) 譲受価格および決済方法

    譲渡価額は250百万円であり、決済方法については、全額手元現金にて決済する予定としております。



    3.相手方の概要

    名称  :株式会社アルム

    所在地 :東京都渋谷区渋谷3丁目27番11号 祐真ビル新館2F

    代表者 :代表取締役社長 坂野 哲平

    事業内容:医療・介護及び地域医療ネットワークに関するソフトウェア、

         モバイルICTツール等の開発・製造・販売ほか

    資本金 :80百万円

    設立日 :平成13年4月18日


    ※なお、平成30年5月14日リリース通り、資本・業務提携契約を当社との間で締結しております。



    4.日程

    取締役会決議日:平成30年7月10日

    契約締結日  :平成30年7月10日

    事業譲渡日  :平成30年7月11日(予定)



    5.データセクション株式会社について

    本社所在地: 東京都渋谷区渋谷2-17-2 太陽生命渋谷ビル7階

    代表者  : 代表取締役社長兼CEO 林 健人

    設立   : 2000年7月

    資本金  : 888,825千円(2018年3月31日現在)

    事業内容 : 消費者マーケティング事業/風評リスク対策事業/画像解析事業/

           ソリューション開発事業/海外SNS分析事業

    URL    : https://www.datasection.co.jp/