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ジボダン社、 セントロフローラグループ ニュートリション部門の買収を完了

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、取締役副社長、フレーバー事業部門管掌:増本 聡)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、ナチュラルエキスの製造で世界的に知られるセントロフローラグループのニュートリション部門(以下 Centroflora Nutra)の買収を完了したと発表しました。


ジボダン ジャパン株式会社 取締役副社長(フレーバー事業部門管掌) 増本 聡


食品、飲料業界向けの植物エキスやドライフルーツを製造するCentroflora Nutraは、ブラジルのボトゥカトゥに拠点を置き、116名の社員を擁しています。ジボダン社は、2017年9月に、Centroflora Nutraを取得する意向であることを発表していました。


ジボダン社CEOのジル・アンドリエは、次のように述べています。「Centroflora Nutraの社員の皆さんをジボダンファミリーにお迎えすることができ、また、私たち双方のお客様に、これまで以上に充実したナチュラルソリューションをお届けできるようになり、大変、嬉しく思います。Centroflora Nutraの調達力や社会・環境に対する責任のある活動により、私たちのナチュラル原料の調達基盤と、ジボダン社の持続的発展に向けたプログラム「A Sense of Tomorrow」をさらに強化することができるでしょう。」


ジボダン社フレーバー部門プレジデントのルイ・ダミコは、次のように述べています。「今回の買収は、クリーンラベルやオーガニック原料、ナチュラル原料に対する消費者のニーズに応えた、美味しい製品の開発において、食品・飲料メーカーに協力したいという当社の強い熱意に沿ったものです。今後は、ナチュラルフレーバーや食材用原料(kitchen ingredients)、統合ソリューション、機能性原料といった分野におけるジボダン社の能力を、Centroflora Nutraの製品ポートフォリオが補完してくれることになります。」


買収条件は非開示ですが、Centroflora Nutraの事業により、ジボダン社の2017年度の売上高は概算で約17百万スイスフラン増加する計算になります。なお、ジボダン社は今回の買収を手元資金で行う計画です。



■ジボダン社について

ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2017年の売上高は5,051百万スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、100を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で11,100名を超えます。ジボダン ジャパン株式会社は1973年の設立以来、数十年にわたり日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。



■ジボダン ジャパン フレーバー事業部について

1970年創業のジボダン ジャパンは、東京都心に立地する業界最高水準の技術センター兼オフィスを拠点に事業を展開しています。総床面積4,000平方メートルのこの拠点には、研究部門、営業・マーケティングおよびサプライチェーン機能が集約し、調香研究、応用研究、フレーバーサイエンス、官能評価など、ジボダン社のあらゆる技術サービスを提供しています。ジボダン ジャパン フレーバー事業部の詳細は、 https://jp.givaudan.com/flavours をご覧ください。

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