浜松・浜名湖DMOのCOOをビズリーチで公募大井川鐵道前社長...

浜松・浜名湖DMOのCOOをビズリーチで公募 大井川鐵道前社長の前田忍が就任

国が推進するDMO「稼ぐ観光」の確立に向けて

公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューロー(所在地:静岡県浜松市/理事長:御室  健一郎)と株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)は、浜松観光コンベンションビューローによる浜松・浜名湖DMOのCOO(事業責任者)に大井川鐵道株式会社前社長の前田  忍が就任したことをお知らせいたします。これは、2017年11月2日から11月22日まで、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」上で実施した募集から採用決定したものです。マーケティングに基づく戦略策定やプロモーションなどの立案、実行などの責任を担います。

 

前田  忍 略歴

1994年、北里大学獣医畜産学部卒業後、米国の医薬品大手、ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社に入社。株式会社オークローンマーケティングなどを経て、名古屋商科大学大学院で経営学修士取得後、2013年にエクリプス日高株式会社代表取締役に就任し、ホテル再生事業を手掛ける。2015年8月、大井川鐵道株式会社代表取締役社長に就任し事業再生の陣頭指揮を執る。2017年10月退任後、同年11月に静岡県浜松市内で起業し、中小企業や地域経済の活性化に向けたアドバイザー業務を手掛ける。2018年4月、浜松・浜名湖DMO  COO(事業責任者)に就任。岐阜県出身。46歳。


浜松・浜名湖DMO COO(事業責任者) 前田 忍コメント

「ビズリーチ」への応募を通じて、本年4月1日付で浜松・浜名湖DMOのCOOに就任いたしました。ホテルや鉄道事業の再生というこれまでの経験を通じて、地域の企業や観光振興に尽力したいという意志が深く醸成されました。浜松の地の魅力を磨き、発信し、地域の稼ぐ力につなげてまいります。

 

■国が推進する「日本版DMO」:2020年に向けて新たな観光客流入を期待

国は、地域の「稼ぐ力」を引き出し、地方創生を推進するため、観光分野でマーケティングに基づいた観光戦略の策定や推進、地域住民との連携強化を図り、観光地域づくりを推し進める組織「日本版DMO(Destination Management / Marketing  Organization)」の確立を推進しています。このようななか、「浜松・浜名湖DMO」(マーケティング・マネジメント対象:静岡県浜松市、湖西市)は2018年4月に設立されました。日本の主要観光都市を回る周遊ルートは「ゴールデンルート」と呼ばれますが、静岡県は東京や京都と並ぶ観光スポット・富士山があり、ゴールデンルートのなかに含まれています。また、関東と中京・関西を結ぶルートでもあることから、2020年に向けて新たな観光客の流入が期待されます。

 

■「浜松・浜名湖DMO COO(事業責任者)」の役割

本年4月に設立した「浜松・浜名湖DMO」は、最初の3年はDMOとしての基盤確立を目指し、マーケティングに基づく戦略策定、KPIに基づくPDCAサイクルの運用モデル確立、観光地域づくりのプラットフォーム確立、収益モデルの構築や民間事業者等との事業連携を行います。その後、DMOを中核とした観光地域づくりを地域で浸透させ、民間との協業や連携分野を拡大するなど、基盤を生かした事業展開を目指します。DMOの事業責任者として、DMOの基盤確立から携わり、DMOを観光地域づくりの中核組織へと発展させ、観光で浜松・浜名湖地域を元気にしていきます。

 

浜松・浜名湖DMO COO(事業責任者)公募概要

・募集期間: 2017年11月2日〜11月22日

・応募方法: ビズリーチサイトから応募

・募集特設ページURL: https://www.bizreach.jp/content/467 


公募団体名:

公益財団法人浜松観光コンベンションビューロー(2018年4月、公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューローに改組)

募集職種名:

浜松・浜名湖DMO COO(事業責任者)

年収:

最高1,000万円

業務内容:

「浜松・浜名湖DMO」の設立に伴い、DMOの司令塔として、マーケティングに基づく事業戦略を策定するとともに、戦略に基づき商品開発やプロモーションなどの具体的な事業を立案・実行する。併せて、関係者との合意形成を図り事業への参画を促すなかで、本地域の観光地経営のかじ取り役となるDMOの確立を目指す。

勤務地:

静岡県浜松市(基本は浜松市だが、場合によっては2拠点の勤務も可)

        


静岡県浜松市長 鈴木  康友コメント

浜松は古くからものづくりで栄えてきた産業のまちです。県庁所在地でもないこのまちが、政令指定都市にまで発展したのは紛れもなく産業力のたまものであり、またこの地に住む人たちの挑戦魂によるものです。この精神のもと、ホンダやスズキ、ヤマハなどが、小さな町工場から世界を舞台に活躍する大企業に成長した本市は、「創業・出世のまち」とも呼ばれるパワースポットです。しかしながら、人口減少、都市間競争の激化など時代の流れをふまえると、今後の都市の発展は、第一次、第二次産業だけに頼るのではなく、第三次産業をいかに強化していけるかということが重要です。


そのためにまずは、観光産業を他の産業に負けない主要産業に発展させることからはじめます。浜松エリアが誇る既存の「産業力」と、豊かな「自然環境」。この両者を最大限活用した観光地域づくりの戦略や事業を構築すること。さらにその先に、持続的に発展する地域社会を見据え、総合的な「観光による地域づくり」を実行していくこと。今後の浜松地域の発展にはこれらが必要不可欠と判断し、このたび浜松・浜名湖DMOの設立を決定しました。まさに地域を「経営」する思いで、浜松・浜名湖地域の将来を支える新たな主要産業の確立と、地域のさらなる活性化に向けて、かじを取ってもらいたいです。

 

<参考:ビズリーチにおけるDMO専門人材の採用支援業務実績>

1)静岡ツーリズムビューローのDMO総括責任者(募集期間:2016年9月~10月)

採用決定者の経歴:特殊法人国際観光振興会にて訪日外国人旅行者の誘致事業を担当後、ツーリズムマーケティング会社である株式会社マイルポストの取締役として外国政府観光局の戦略企画、事業運営などを担当。

 

2)するが企画観光局(旧静岡観光コンベンション協会)の観光マーケティング責任者(募集期間:2016年7月~8月)

採用決定者の経歴:日本最大の料理レシピサイトを運営するクックパッド株式会社の元広告事業部長。市場調査に基づく観光客の行動とニーズに対応した観光戦略や企画立案などを担当。40代男性。

 

<参考:日本版DMOについて>

日本版DMOは、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人です。

    

このため、日本版DMOが必ず実施する基礎的な役割・機能(観光地域マーケティング・マネジメント)としては、

(1) 日本版DMOを中心として観光地域づくりを行うことについての多様な関係者の合意形成

(2) 各種データ等の継続的な収集・分析、データに基づく明確なコンセプトに基づいた戦略(ブランディング)の策定、KPIの設定・PDCAサイクルの確立

(3) 関係者が実施する観光関連事業と戦略の整合性に関する調整・仕組み作り、プロモーションが挙げられます。

また、地域の官民の関係者との効果的な役割分担をした上で、例えば、着地型旅行商品の造成・販売やランドオペレーター業務の実施など地域の実情に応じて、日本版DMOが観光地域づくりの一主体として個別事業を実施することも考えられます。

 

引用:観光庁 公式サイト

http://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000048.html


 

■公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューローについて

公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューローは、静岡県・浜松市・浜松商工会議所・地元企業などの出捐により設立されました。地域経済の活性化や文化の向上に資することを目的に、浜松市およびその周辺地域が有する観光・文化・産業などの資源を活用して、国内外からの観光客受け入れや各種大会・会議などの誘致とその主催者に対するスムーズな運営の支援など、観光振興およびコンベンションの両面でさまざまな事業を行っています。


■即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について

ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。企業が求職者へ主体的にアプローチできるプラットフォームを提供することで、「欲しい」人材を獲得するために採れる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクト・リクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチされることで、キャリアの可能性と選択肢を最大化できます。現在は累計8,200社以上、118万人以上(2018年5月現在)の会員の方にご利用いただいています。

(参照URL:https://www.bizreach.jp/

 

■株式会社ビズリーチについて

「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションとし、2009年4月より、人材領域を中心としたインターネットサービスを運営するHRテック・ベンチャー。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、シンガポールに拠点を持ち、従業員数は1,202名(2018年5月現在)。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」や、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、AI技術を活用した戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」、求人検索エンジン「スタンバイ」、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」などを展開。

(参照URL:https://www.bizreach.co.jp/

 


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