テックファームホールディングス株式会社

顧客行動に合わせたクーポン配信でショッピングセンター・商店街の買い回りを促進販促支援IoTソリューション『Minaklu』提供開始

多店舗向け販促ツールと合わせて、展示会『Japan IT Week春』にてデモを展示

サービス

2018年5月7日 11:00

　テックファーム株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：千原信悟、以下：テックファーム）は、ショッピングセンターなどの商業施設内での買い回りを促進する販促支援IoTソリューション『Minaklu（ミナクル）』（以下：Minaklu）を、本年5月より提供開始します。商業施設内にBeacon端末を設置し、アプリユーザーの位置情報や会員属性に合わせて適切な情報発信を行い、施設内の買い回りを促進します。『Minaklu』や店舗向けITサービスを、本年5月9日（水）～11（日）開催の『店舗ITソリューション展春』（『Japan IT Week 春』内で開催）に展示します。

Minakluについて

　昨今、商業施設で専用のwebサイトやスマートフォン向けアプリを開発して提供したものの、ユーザーが増えないなど活用がうまくいかずに悩む施設運営者の方が多くいます。これらの問題は、必要のない情報が通知され続けることで、ユーザーが情報の多さに疲弊しまうことが一因として挙げられます。Minakluは、ユーザー属性やタイミング別に配信条件を設定して、クーポンやセールのお知らせなどの情報を配信し、情報洪水の防止と販促効果向上の2つを実現します。

　 Minakluは、スマートフォンアプリのユーザー登録情報と、商業施設に設置したBeaconによる位置を含めた店舗情報を組み合わせて、適切なタイミングでユーザーにクーポンなどを配信します。たとえば、店舗Aと店舗Bのターゲット層がどちらも30代の女性だった場合、店舗Aを出たタイミングで店舗Bのお知らせを配信し、商業施設内の買い回りを促進できます。さらに店舗間の移動を促すことで、その間に位置する店舗への来店促進にもつながります。

様々な顧客行動のパターンを検証することで、これまでわかっていなかった店舗間の来店に関する相互関係などが見えてきます。商業施設運営者は、商業施設全体の回遊状況を把握しデータの精度を高めることで、効果的な情報発信によりユーザーの行動を促し施設全体の収益向上が図れます。導入費用は500万円～、最短3か月程度で利用開始できます。

▲Minakluの利用イメージ

（参考1）『店舗ITソリューション展春』への展示について

＜開催日時＞

2018年5月9日（水）～5月11日（金）

10:00～18:00（最終日のみ17:00まで）

＜会場＞

東京ビッグサイト（ブース東15-9）

＜主催者webサイト＞

http://www.storex.jp/Home_Haru/

＜出展内容＞

・商業施設向け販促支援IoTソリューション『Minaklu』

・店舗向け電子スタンプ・チケットツール『Raklu』

・インバウンド対応・実店舗向けセルフオーダリングシステム

IoT とテックファームグループの取り組みについて

　近年、あらゆるものがインターネットに接続される IoTの進展により、センサーの活用や遠隔での機器操作・管理が可能となりました。一方、大量に配置されるセンサーなどの IoTデバイスや分散するアプリケーションの管理を行うためのIoTプラットフォームの整備、センサーとアプリケーションの連動による自律化、大量データの蓄積/分析の必要性が高まり、サービス開始後におけるデバイスやシステムの保守・運用が課題となっています。加えて、IoTへの注目の高まりや対応する人材の不足により、センサーなどを連携させたサービスの検討や実現に苦慮する状況です。これらの課題に対応し、テックファームグループでは、システムインテグレーション事業において培ってきた幅広い業種のモバイルアプリケーションやサーバ、基幹システムを開発した実績や、自動車アフターマーケット向けシステムを活用し、業界や企業規模に関係なく多種多様な企業向けに、コスト削減や人材不足をサポートする IoTのトータルソリューションを提供しています。

　今回提供する店舗向けサービスも、これまで多様な業態の企業向けに提供してきた、アプリ開発やプラットフォーム開発の知見を活かして開発をしています。Minakluをはじめとした当社サービスを利用して開発費用を抑えるとともに、ニーズに合わせてカスタマイズにも対応。販促、顧客管理、注文、決済に関する課題をITで解決します。