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    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    サーモフィッシャーサイエンティフィック、 汎用性の高い次世代シーケンサIon GeneStudio S5シリーズを 日本市場にて新発売

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループは、新しいベンチトップ型次世代シーケンサ(NGS) Ion GeneStudio S5シリーズを日本市場にて販売開始しました。本システムは、新たに発売されたIon 550 Chipを含む5種類のIon S5 Chipにより、他に例を見ないフレキシビリティとスケーラビリティを実現し、1台のプラットフォームで幅広い実験に対応します。また、さまざまな研究アプリケーションにおいて、プロジェクトの規模を問わず、サンプルあたりのコストを安価に抑えることができます。


    Ion GeneStudio S5 シリーズ



    Ion GeneStudio S5シリーズは、最高レベルのダイナミックレンジと600bpまでのリード長を実現し、がん研究、遺伝性疾患、微生物、感染症アプリケーションなどさまざまな分野において、より高い費用対効果をもたらし、実験を強力にサポートします。フレキシブルなチップフォーマットにより、Ion GeneStudio S5プラットフォームは、データ解析も含め1日で2回のシーケンシングランを可能とし、2百万~2億6千万のリード数、0.5Gb~50Gbのスループットを提供します。


    「当施設では、エクソームや全ゲノム研究のサンプルの多くは外注されています。私たちの元へ依頼されるのは、特定の疾病分野向けカスタム遺伝子パネルなどで、スピードとフレキシビリティが求められます。このシステムは、現在入手できる市販品の中でもっとも洗練されたワークフローを提供してくれます。広範なアプリケーションに対応し、競争力のあるコストを保ちながら、最短のターンアラウンドタイムでデータを供給することができます」と、コペンハーゲン大学病院Rigshospitalet、Juliane Marie Centre、分子遺伝子学研究室のラボラトリーディレクターであるMorten Dunoe(モーテン・ドゥノイ)氏は述べています。


    Ion GeneStudio S5シリーズのフレキシビリティの理由は、それぞれのプロジェクトで必要とされるスループット要件に合わせて、シーケンサを買い替えることなく、適切なIon S5チップを選択するだけで対応できる点にあります。用途に応じて選択可能なチップによって、サンプルをプールするために実験を遅らせることなく、必要なだけコスト効率よくサンプルを処理することができます。


    一例として、本システムの選択可能なチップは、さらに充実した当社のIon AmpliSeq On-Demand Panelsにおいてそのメリットを発揮します。このパネルは、遺伝性疾患研究において重要な、5,000もの高度に最適化された遺伝子ターゲットの中からカスタムデザインが可能なパネルです。疾病分野ごとにまとめられたテスト済みの遺伝子を選択し、そのカスタムパネルのサイズに合わせて適切なIon S5チップを容易に選択できるため、最大限のスループット、スピード、コスト効率を得ることができます。


    Ion GeneStudio S5シリーズのラインアップには、Ion GeneStudio S5、Ion GeneStudio S5 PlusそしてIon GeneStudio S5 Primeがあります。アップグレードも容易に可能で、スピード、スループット、スケーラビリティもさらに向上しています。複数ターゲットを同時に増幅するIon AmpliSeqテクノロジー、自動でライブラリ作製とテンプレート調製を行うIon Chefシステム、ダウンストリームの Ion Torrentバイオインフォマティクスおよびレポーティングツールとともに、シームレスなシーケンシングワークフローを提供します。


    リキッドバイオプシーおよびイムノオンコロジー向けに拡張されたOncomineポートフォリオのアッセイと組み合わせることで、Ion GeneStudio S5シリーズのシーケンサは、研究から前臨床までの幅広いアプリケーションにおいて、業界でもっとも包括的なエンドツーエンドのオンコロジーソリューションを1台のプラットフォームで実現します。


    当社クリニカルネクストジェネレーションシーケンシング&オンコロジー プロダクトマネジメント バイスプレジデントのAndy Felton(アンディ・フェルトン)は次のように述べています。「Ion GeneStudio S5シリーズとシーケンシングチップの幅広い選択肢によって、市場に出ているベンチトップ型シーケンサの中で、お客様には最も柔軟にNGSを用いたターゲットシーケンス実験をデザインしていただくことができます。4,000を超える査読付き論文での引用や、全国的な臨床試験への採用に裏打ちされたプラットフォームに基づく、最新シリーズのシーケンサをお届けできることを誇りに思っています」


    Ion GeneStudio S5シリーズについてのより詳細な情報は、以下のサイトからご覧いただけます:

    https://www.thermofisher.com/genestudio


    Ion GeneStudio S5シリーズシステムおよび Ion 550チップは研究用にのみ使用できます。診断目的およびその手続上での使用はできません。



    ■サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて

    サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、200億ドルの収益と世界中に70,000人を超える従業員を擁する、世界をリードする科学サービス企業です。私たちのミッションは、私たちの住む世界を「より健康で、より清潔、より安全な場所」にするために、お客様に製品・サービスを提供することです。私たちはお客様がライフサイエンス研究をさらに加速させ、分析における複雑な課題を解決し、臨床診断を向上させ、研究室の生産性を高めることを支援します。当社の強力なブランドである、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Servicesブランドは、革新的な技術、購入における利便性、包括的なサービスについて、他に類を見ない組み合わせを提供します。

    URL: https://www.thermofisher.com

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    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    この企業のリリース

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」について、
KRAS G12C変異陽性の非小細胞肺癌を対象とした
「ソトラシブ」のコンパニオン診断システムとして、
一部変更承認を取得
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」について、
KRAS G12C変異陽性の非小細胞肺癌を対象とした
「ソトラシブ」のコンパニオン診断システムとして、
一部変更承認を取得

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」について、 KRAS G12C変異陽性の非小細胞肺癌を対象とした 「ソトラシブ」のコンパニオン診断システムとして、 一部変更承認を取得

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年11月25日 11:00

    サーモフィッシャーサイエンティフィック、
高品質データ生成を可能にする
「Invitrogen EVOS S1000 Spatial Imaging System」を
日本市場で販売開始
    サーモフィッシャーサイエンティフィック、
高品質データ生成を可能にする
「Invitrogen EVOS S1000 Spatial Imaging System」を
日本市場で販売開始

    サーモフィッシャーサイエンティフィック、 高品質データ生成を可能にする 「Invitrogen EVOS S1000 Spatial Imaging System」を 日本市場で販売開始

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年11月4日 09:00

    サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「Olink Target 48 Neurodegeneration Panel」を
日本市場で販売開始
    サーモフィッシャーサイエンティフィック、
「Olink Target 48 Neurodegeneration Panel」を
日本市場で販売開始

    サーモフィッシャーサイエンティフィック、 「Olink Target 48 Neurodegeneration Panel」を 日本市場で販売開始

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年10月1日 09:00

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」
について、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な
進行・再発の非小細胞肺癌を対象とした
コンパニオン診断システムとして保険適用
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」
について、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な
進行・再発の非小細胞肺癌を対象とした
コンパニオン診断システムとして保険適用

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」 について、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な 進行・再発の非小細胞肺癌を対象とした コンパニオン診断システムとして保険適用

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年9月30日 09:00

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、IDH1遺伝子変異陽性の胆道癌を対象とする
「イボシデニブ」のコンパニオン診断システムとして
一部変更承認を申請
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、IDH1遺伝子変異陽性の胆道癌を対象とする
「イボシデニブ」のコンパニオン診断システムとして
一部変更承認を申請

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に ついて、IDH1遺伝子変異陽性の胆道癌を対象とする 「イボシデニブ」のコンパニオン診断システムとして 一部変更承認を申請

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年9月10日 10:00

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の
非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得
    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に
ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の
非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の
コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

    「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム」に ついて、HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の 非小細胞肺癌を対象とした「ゾンゲルチニブ」の コンパニオン診断システムとして、一部変更承認を取得

    サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ

    2025年8月27日 14:00