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世界最高出力※1、最小※2・最軽量※2で 広告看板用途など産業用印刷の進化に貢献する 空冷式LED-UV照射機「G5Aシリーズ」を開発

 京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫)は、プリンティングデバイス事業の新製品として、インクジェット方式の広告看板用途を中心に、各種UV印刷や、接着、コーティングなどに用いられる産業用硬化光源となる、空冷式LED-UV照射機「G5Aシリーズ」を開発しましたのでお知らせいたします。

 

 本製品は、空冷式UV硬化用光源として、世界最高出力※1の照度24W/cm2を実現したことにより、硬化性能が向上したことに加え、従来の高出力品(16W/ cm2)の約半分まで小型化することで世界最小サイズ※2・最軽量※2を実現。高い硬化性能と省スペース性を両立させた製品です。

 UV印刷は、紫外線(UV)を照射してインキを硬化、定着させる印刷方式で、瞬時硬化で生産性が高い点や、紙以外のプラスチックなどの多種多様な素材に印刷できる点で注目されています。また、光源には、消費電力削減によるCO2抑制やオゾンが発生しない環境配慮の点から、近年ではLEDが注目されています。
 本製品は、京セラ独自の高熱伝導性セラミック基板とモジュール放熱設計により、LED素子の高密度実装が可能となり、世界最高出力の照度24W/cm2を実現。インキ硬化性能を向上させ、UV印刷の高速化に貢献します。また、高出力でありながら、冷却水を必要としない空冷式を採用しているため、チラー装置などの付帯設備が不要となり、設備導入コストの低減が図れます。さらに、連結可能なユニット構造を採用したことにより、印刷装置に合わせた照射幅のカスタマイズを可能にしています。

※1.京セラ調べ。UV硬化用途の空冷式LED-UV照射機において

(2018年2月28日現在)
※2.京セラ調べ。照度12W/cm2以上の空冷式製品において

(2018年2月28日現在)


■開発の背景
 UV硬化用LED光源は、エネルギー効率に優れ、長寿命であることから、印刷、接着、コーティングなどさまざまな分野で急速に普及し、その市場は拡大を続けています。フランスの調査会社Yole Developpementによると、UV硬化用光源の市場は2019年までに300億円以上に拡大すると予想されており、特に、広告看板用途などの産業用インクジェット印刷の分野では、高速化の要求が高まり、生産性向上に貢献する高出力タイプの空冷式LED-UV照射機が求められています。

■新製品の特長
1.空冷式LED-UV照射機において世界最高出力の照度を実現
京セラの独自技術が生み出した放熱性に優れたセラミック基板とヒートシンクを含む放熱設計によって、エネルギー効率を最大限まで高め、世界最高出力の照度24W/cm2を実現。さらに、硬化性の重要な指標となる積算光量350mJ/cm2(50m/min時)を達成したことにより、水冷式に匹敵する高速硬化性を実現しています。

2.世界最小サイズで省スペース化に貢献
高出力でありながら、空冷式を採用しているため、水冷式で必要となっていたチラー(冷却ユニット)装置が不要となり、初期設備投資の低減が図れます。さらに、世界最小(80.3×88.0×150.5mm)・最軽量(950g)を実現し、システムの省スペース化に貢献します。

3.連結可能なユニット構造でLED照射幅を自在に調整可能
80mmユニット構造で照射機の連結が可能。多種多様な印刷物に合わせた照射幅のカスタマイズを可能にし、最小80mmから最大1,600mmまでの照射幅に対応できます。また、シリアル通信により外部機器と接続が可能で、26.5mm単位で照射を制御できるため、印刷対象に応じたLED照射幅の調整や照射領域の選択が可能です。


4.照射状況のモニタリング機能で安定稼働を実現
シリアル通信により、LED温度、LED電流、ファン動作時間、累積照射時間などのモニタリング機能を有します。また、システムの異常検知や上位へのエラー出力、フィルタ交換時期やLED寿命通知も可能で、システムの安定稼働を実現します。



 





カテゴリ:
技術・開発
ジャンル:
技術・テクノロジー
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